1月末~2月上旬の野菜、新顔芽キャベツ

いよいよ今年も残すところあと11カ月となりましたね。寒波が再襲来中、皆さまお風邪など召されませぬように、お身体ご自愛くださいませ。

さて、久しぶりの新顔。芽キャベツ。

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子持甘藍(こもちかんらん)。かわいいですね。少しずつ収穫が始まっています。

わりとたくさん栽培したのですけど、獣害激しすぎますねぇ。

8月種を播き、秋前に定植。10月までに結構な虫害を受けつつも年越して1月下旬~2月にかけて、大原ではいつも収穫期を迎えます。

今年(2014年―2015年)は紫色の芽キャベツにも挑戦したのですが…大惨敗。紫芽キャベツは種によって出来にかなりの差があるそうで。今年試した種は、何だっけ名前忘れちゃいましたが、節間が伸びすぎて脇芽がほぼ出てこない、出てきてもカスカスで結球してない。(じゃあプチヴェールで収穫できるかというと、そんな感じのフワッと感もない)定植後の活着(かっちゃく。つまるところ根付くこと)の率も一般的な緑色のものに比べて悪かったです。

そういう事態に出くわすと、あーそもそも在来の種ってのはそういう不確かなもんだよな、と改めて現代主流の栽培に特化した種について思うものがあるのです(良くも悪くもです)

さて、芽キャベツ。

調理は何でもござれですね。写真はジャコと一緒にマカロニ。美味しかったです。もう少し水気があったほうがよりいいのだけど、水はけが良すぎる畑で栽培したからか、それともやっぱり真冬の乾燥で飛ばしてしまってるのか。

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収穫した株をまるごと袋詰めして出荷しておりましたが、株ごとに芽キャベツの秀品が少なかったり多かったりバラつきがあるのでフードパックに入れてみようかな。

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ラベルつくりました(^^)シンプル、使い回せるデザインにしました。パックするのあまり好きじゃないけど(ホントはパックなしで出荷するのが理想)、これはかわいいなー!今後はパッキングも楽しくなりそうです!

2015012906こんな具合。3月まで収穫する予定で作付けしていたけど、毎日出荷準備のキャパ超え連発のご注文、野菜が畑にあまり残っていません。

うーむ。ぼくの思う、農家の一番大切な役割は、農産物をしっかり栽培すること!食べてくれる人にちゃんとお届けすること!

野菜があれば見向いてくれる人がいるってことが今シーズンはよーく分かった。

2015年は、原点に立ち返って、露出を控えてww栽培に集中するつもりです。農家として、揺るぎない自信を身につけるために必要なことは、やっぱりいい野菜を育てることに尽きるのです。

…あ、それは人それぞれですね、あくまでぼくの思うところのお話。

南丹八木・林農園さん、亀岡保津・高桑さんを訪問!

25日の日曜日。農家さん訪問をしてきました。南丹八木の【自然農法 林農園】さん、亀岡保津の高桑さん。亀岡市以北には新規就農された農家さんのネットワークがたくさん。楽しげで居心地がよく、たまに訪問しています。

林農園さんは、3年ぶりに訪問させていただきました。昨年12月中にアポをとり楽しみにしておりました農園(^^)動物性肥料を使用せずにご夫婦2人(繁忙期にパートさん)で1ヘクタールほどの面積を営農されていらっしゃいます。現在は主に野菜セットを会員さま向けに発送されるというスタイルです。

今回は具体的な相談事をもちかけてアドバイスいただきたかった、というのでしょうか。たっぷり2時間もお話に時間を割いていただきました。人柄が抜群で話す内容もとても分かりやすく、ついつい甘えてしまいました。営農スタイルはいくらか違うものの、勝手ながら個人的に近しいものをずーっと感じておりまして、しかもその道を2歩3歩4歩5歩…といくらも先を進んでいらっしゃるので、栽培に関する技術的な壁、営農・経営に関する様々な悩みを打破するにあたって、今一度お話をうかがいたかった農家さんでした。自分たちもこれからたどるべき道なのだと、スーッと心身に入ってきます。あーこの方法はうちでも使えるかも!などといった栽培ノウハウもあけっぴろげに教えてくださいまして感謝感謝でございました。

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ほんとに素敵な農家さんのお一人です。

林農園、奥様の痛快なblogもオススメ!→【自然農法 林農園】

 

さて、それからその日いきあたりばったりのアポにも関わらず、じっくりと時間を割いていただき本当に感謝ー!でした、保津町の高桑さん。

写真はお手持ちのトラクター。もともとご友人の平井さん(いずれ訪問して記事でもあげますね、おそらく僕が知る限り京都このあたりでは一番ストイックな農をしていらっしゃる方です。就農に際して頼った方が同じ、という縁もあり、たまーにお会いします。ずいぶんご無沙汰してる、会いたいな。平井さんの農園→【とうかげんweb】)のものだそう。かっこいいから思わずパシャリ!

 

2015012602高桑さんは保津町の山の際に極めて近く、休耕地が少しずつ増えてきているエリアで就農しておられます。保津町でも亀岡駅に近いあたりは圃場整備も入り、路付きのいい田んぼが多く、法人が作付けされているのだとか。

高桑さんは、そうではない、離農者が増えるような条件的な不利な土地を、地域に恩返しする意も込めつつあえて借りて営農されているご様子。

営農のスタイルは「迷うよねー迷いますよねー」と音吹と一緒に相槌を打っておられましたが、その生き方に迷いはなく楽しんでおられるようでした。

さて、こちらでは、なんとも嬉しい再会。【坂ノ途中】さんの福島他東北で被災された農家さんのための就農移転支援プロジェクト【ハローファームプロジェクト】で音吹をたずねてくださった方と。まさか保津町で就農されておられたとはなぁ。

この方はご年配で独身の方なのだけど、被災されたことでそれまで育ててこられた土を、農園を、その土地での経験を、すべて捨てて新天地で動くご決断をなされました。その決断にいたるまでの苦悩は、筆舌に尽くしがたい想像を絶するものだったと、同じ土に生きる農家として心中お察しします。311後、福島の有機農家さん樽川さんが自殺されたニュースが忘れられないのですが…おっと待て待て、話し出すと別の方向に進み出しそうだから、それはまた別のポストにて。

で、そんな再会もありつつ、ゆっくりと圃場を見学させてもらいながらいろいろとお話を。

それぞれが就農している地域で、様々な問題があり皆それを乗り越えて、或いは乗り越えようと模索しながら農に携わっておられます。リアルな農の現場は、それこそ楽しいだけではない、苦労も面倒もいろいろある。それでも、それら全部をひっくるめて、その道を進んでるのはやっぱり農が好きだからなんだよなぁ皆、と思わずにはいられない。

勉強になった、ほんといい時間でした。

農家訪問、テーマを決めてちょくちょく行けるようにしよっと!!

 

 

旬報No.11

保育園に通う息子が道すがら一言。

「おとうちゃん、ほら木が春になる準備をしているよ」と。

冬も大寒を過ぎて、太陽の沈む時間は少しずつ遅くなってきているものの、まだまだ寒さ真っ盛りの1月下旬。それでももう枯れ木には芽吹きの気配が漂っていて、こどもの目にはそんな瞬間が鋭く映り込むのでしょうか。

そういえば、毎日のように大原の野原で野菜や野草を摘み取られる有名な料理人の方も、冬の真っ盛りに雪の下からツクシを掘り起こされるのでした。目に見えない世界では、春がもう足音を忍ばせているのですね。

さてさて、今日みたいな雨の日は、やっぱり事務仕事。春の訪れの気配は、同時に確定申告の訪れも感じさせてくれます。あー、きたねきたねこの季節、めんど。ルーティンとして日々売上を計上していけばこの時期そんなにホゲーッとなることはないのかもしれませんが、まぁ毎年見事なほどホゲーッとなっております。

これまでは研修生時代に作った重たすぎるし手間かかり過ぎるし救いようがない旧式のファイルに売上データを打ち込みしておったのですが、まぁこれは使い勝手が悪すぎた。今年からちゃんと入力しやすいexcelのテンプレを作り直しまして、ようやく本日より稼働させております!

にしても、作業をする時に、誰が見ても分かりやすいって大変重要なことですねぇ。一人が分かっていてもその人以外の人には伝わってういないってよくあることですもんね。この冬はそういったひとりよがりの作業を可視化して誰にでもわかる形にすることが目標のひとつです。あとはwebサイトでしょ。

そーれーにー加えて…

no11

 

じゃーんッ!

いったいいつぶりかという紙媒体の音吹通信。またちゃんと更新配布しようと突如思い立ちまして、さっそく作成。

2011年秋10月からストップしております、この「おとふくばたけに音が吹く」。※ちなみにこのblogのタイトルも同じ。

もともとはぼくが研修生時代に作成しておりました、隔週発行の農園通信。旬報はもちろん「キネマ旬報」からとっております、だいたい隔週ペースで発行しておりました。その流れをそのまま音吹でも継いでいこうと始めたものの、畑はバタバタするわ育児で時間はとられるわ、と事務仕事にかける時間がどんどんどんどん減っていっておった2011年から作成するのを諦めていたのでした。

このたび再発行していこうと決めたのは、正月に師匠の農園に行き、現在の研修生の方が、ぼくが始めた通信を同じ名前で続けていってくれた様子を改めて見たからなのです。昨年以前から継続してくれているのは知っていたのだけど、今年はなぜかその様子を見て感じ入るところがあったのでした、タイミングですねぇ何事も。

紙媒体の通信を作成することは、自分の趣味的な部分も大きくって気分転換になる?!でしょうか、どうでしょうか。農園のリアルをお伝えするための手段は様々なものがあったほうがいいと思います、ネット環境にない方へも生産する人たちがどんな思いで畑と向き合ってるかについて少しでも伝えられれば!

…もともと飽き性ですから三日坊主になる可能性も大いにありますけれども!ひとまずは、4年ぶりに再開!いたします(^^)どこか置いてもいいよーって皆さま、お声掛けくださいませ!

音吹く野菜を扱ってくださるお店巡り①

土曜日、翌日の【大原ふれあい朝市】に向けて野菜の準備中、雪が降り始め見る見るうちに景色が真っ白になりました。こうなると、京都市の外れにあります大原、市内の皆さまは通行に不安を…抱かれますよねーwwご来訪者が激減します。雪の中をせっせと収穫してもガクーッとなる結果に。国道367号線、凍って滑って悲惨!ってことには実はそうそうならないのですけど、まぁ仕方ないですね。

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さて19日月曜日。音吹夫妻は、敏腕過ぎてぶっ飛びそうなスタッフさんに畑仕事を丸投げしまして脱大原しておりました。

この冬より、通常の畑作業の他に、畑仕事のレベルをより高いところへ引き上げるために援護射撃する役割の、いくつかの事務仕事をより分かりやすくする作業に(ようやく!)より着手しておりますより!その中のひとつ、このwebサイトのリニューアルをポチポチ夜な夜な、ビール片手に進めております…あ、片手に何かあるからあんまり進んでないのかー。

そのwebサイト作成中、あるメールをいただきまして。

「あるお店で音吹畑のチラシをいただいた。どこか他にも野菜を手に入れることができる場所はありますか?」

出たこれ。

もうずいぶん以前から、音吹の野菜を扱ってくださるお店、野菜を使って料理をしてくださるお店をちゃんとweb上で紹介できれば…!と思っていたのです。思っていたのですよ?!だってこういう質問、やたらともらうもの!

でもでも、まるで1日ピアノを弾かないと3日分の遅れを生じると言われるプロピアニストのように、畑仕事から一日たりとも遠ざかりたくないわたくし音吹じゅんは、そのあたりをスルーし続けておりまして…。

だが、待て。もうすぐ作付時期だ。この時期にはいつも何を思って種を蒔く?その野菜、誰なら気に行ってくれるかも…そんな想像しながら野菜の種を探すだろう?面倒くさがるなよ、もっと熱くなれよ!と松岡修三ばりに(カレンダーは買っていないがグラビアアイドルのカレンダー以上に修三カレンダーが売れているのは分かる気がする。まぁでも身近にはいてほしくない、暑苦しい)わが身を奮い立たせました。

そう、今日はミサさんとともにお店めぐりをするために大原を脱出していたのです。

今回は昨シーズンから新たにお付き合いの始まったお店や、配達していてもお店の人と出会う機会の少ないorまったくないお店を中心に回りました。いずれ音吹野菜を扱ってくださるお店のページに改めて紹介できればと考えておりますが、ひとまずはこちらにお邪魔してきました。(※来訪順に記載。本日定休日のお店や、ルート上・時間上どうしても回れなかったお店も。お店に対する扱いの上下や他意は全くございません、あしからず…(^^))

【アスカ有機農園】 … 右京区、自然食品店

【坂ノ途中soil】 … 九条大宮、野菜提案企業のアンテナショップ

【gomacro Salon(ゴマクロサロン)】 … 烏丸御池、胡麻油会社のアンテナショップ&カフェサロン

【Dai’s Deli & Sandwiches(ダイズデリアンドサンドイッチ)】 … 烏丸御池、デリ

【Le bac a sable(ルバカサブル)】 … 東山三条、パン&いろいろ

【マルシェノグチ】 … 二条御池、八百屋

お店の皆さまには、本当に申し訳ありませんでしたが…なんとまったくのアポなし突撃訪問!…にも関わらず皆さまとてもご親切に、ご丁寧に接していただき、あぁ我々が野菜を卸しているお店はホントに素敵なお店ばかりなのだ、と再確認するに至りました。

特に音吹じゅんは配達にほとんど出張りません。今シーズンはミサさんかスタッフ植前が配達担当。したがって今回は本当に有意義な時間を過ごすことができました。本来は、野菜を扱ってくださるお店、すべてしっかりと訪れて、そのお店のカラーを知り、そのお店をしている人のひととなりを知り、それからはじめて出荷する野菜によりリアルな愛情を注げるものなのです。そういう意味では、面倒くさい…と下山を遠ざけていてはいけませんでした、はい、深く反省しておる次第です。

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今日はほんとにたまたま出荷準備がイージーモードだったためにこんな動きが出来ました。それもこれも敏腕過ぎてオシャベリがとどまるところを知らないスタッフさん達のおかげです。野菜を準備するだけでなく、小屋の掃除までしてくれておりましたげな!

さぁ今回のお店めぐりは音吹く野菜を販売してくれるお店、八百屋さんばかりでした。いつか音吹の野菜を使って料理してくれるお店の紹介もできれば…!(ほんとは今日一軒訪れたのだけどね、店休日でしたww)

楽しみです(^^)

農家夫妻、船頭二人

今日は比較的暖かい一日でした。皆さまのところはいかがでしたか?さてさて今日は、明日17日にオーガニックマーケットin新風館パタゴニア京都を迎え、何をお店に並べようかいろいろと準備していたときのこと。

農家夫妻、船頭は二人いるか?!とまでは言わないけど、夫婦で同じ仕事をするがゆえにケンカもよくする、農を軸として二つの船を持ったらどうさ、というお話。

妻であります音吹ミサさん。ピクルスを作りました。ぼくはピクルスにあまり興味がないのですが―あんまり美味しいピクルスを食べたことがない―ミサさんのピクルスは【小さな料理教室テラ】さん直伝で、ほんとに美味しいのですね。冬の音吹く野菜は、とにかくカラフルな根菜がたくさんありますので、ピクルスの具材としては申し分ない。で、今回もマーケット用に少しでも加工品何か持っていこうか、と。

ところが、ミサさん。うまくいかなかったから持ってかない!と。私は今回のピクルス気に入らない!とのこと。えー?何で?!せっかく作ったのに!

理由は、アントシアニン豊富な紫にんじんや紅くるり大根から色素が滲み出て、汁が薄紅色に染まってしまったこと、から。ミサさんのプロ魂的には、失敗したものを並べることはできない、ということでした。

ミサさん、理想を高いところに置いておりますので、よくあるお話です。プロとして確かにそれはそうだな、と思います。

思う反面、音吹じゅんとしては、待て待て最初から自分の高い理想を掲げるのはもちろん素晴らしいことだけど、並べたアイテムを買ってくれる人がどう思うかはまた別だ、と。何かを提供する立場にいるのだから、そのミサさんとしては失敗したというピクルスをキッカケとした、お客さんとミサさんの感性をぶつけ合うようなコミュニケーションの中で次なるステップが見えてくるもんじゃあないか、そうして世に出して批評してもらって自分も(そしてお客さんも一緒に)育つんじゃんか!と思うわけです。(実際スタッフさん達としてはその滲み出たピクルス液がキレイという意見が主だったりした)

特に、ぼくたちのような、有機農業の場合、一口にくくることができない様々な主義主張がありますので、直接お客さんの意見を聴けるのは大切な機会ですしね。(同じ提供する立場でも料理の世界はまた違うのでしょう、単価の低い農産物だからこそ、そんな悠長なこと言っていられるのかもしれません)

農家は時として、というかたいていの場合、良かれ悪かれ頑固です。その頑固さがゆえに、こだわりがあるがゆえに、自らそれに縛り付けられて苦しむことは多々あります。その頑固さが、こだわりが、野菜を育て野菜を売る、という今の音吹にとってその時々で必要かどうか、という視点を一歩下がって見るようにしています。

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ちなみに、今回のピクルスは、とにかくオーガニックマーケットには持っていかない!というミサさんの意見を尊重しましたが、ぼくはとても失敗作に思えなかったので、【musubi-ya】さんに置かせていただくことになりました。美しい薄紅色の、すっぱ過ぎない、お酒によく合うピクルスです。【musubi-ya】さん、素敵な八百屋さんです、皆さまぜひぜひ寄ってみてね。

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じゅんミサ、お互いに絶対ゆずれない信念というか、芯を持って農と対峙しておりますので、それを元とした考えをぶつけ合うことはしょっちゅうあります。どちらが正しいどちらが間違ってるだとかいうのは、ほんとに時と場合によりけりなので、突き詰める必要はありません。ぶつけ合うこと自体はとても良いことだと思っております。

とは言え、こういう個人事業で船頭が二人いると、一緒にやっていくスタッフにとってよくないです。あれ!?じゅんさんはこう言ってたけどミサさんは違うこと言ってる…ってな具合にさ。

それにまた、ぶつかり合う中でどちらか一方の意見を採用すると、採用されないほうは、ムムムと思います。

音吹じゅんとしては、農にたずさわる上で絶対にゆずれない信念があります。それは農業をやろうと決めた時からぶれてない部分で、その芯を元に音吹畑を始めたので、結局農業の面で・野菜を育てる面で、ミサさんの意見は基本的に聞き入れません(^_^;)でも、それじゃあミサさんはフラストレーションがたまるばかり。それでもやっていけた昔の男社会とはもう時代が違うよ、そんなの古臭すぎます。

やっぱり自分が軸として、自分の考えを元にして舵をとれる船があればいいですよねぇ。農に関わる女性が、女性だけで何か生計を立てられるような手段を得るのはかっこいいことだと思います。だからね、これから数年は、そのあたり、チーム音吹女性陣でできる、農に関わる何かしらを探していければいいなぁと考えています。いずれは店か、カフェ?加工?

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来シーズンはその一歩として、ハーブの栽培面積をまずは増やします。全然稼働していない乾燥機をもっと有効活用して、そのうちドライの音吹くハーブティ ーブレンド!

うん、楽しみですね。

さぁ明日は、そんなミサさんとスタッフのまゆみさんが売り子するよ、オーガニックマーケット、潔すぎる野菜オンリー(あ、カボチャジャムも少し持っていきます)の音吹です!

おいでくださいませー(^^)v

 

1月中旬の野菜、獣も大好き根菜類。

今シーズンのカブ、にんじん類はとてもイイ感じです。

2015011501チーム音吹のまゆみさん。馬力ありまくりの音吹の女神様。

農業なので寒暖激しい外作業が主。体力的に大変なことも多いのですが、チーム音吹の女性陣は弱音ひとつ吐かずに頑張ってくれております、頼りになりまくり!

で、まゆみさんが持ち上げてくれてますカブ。キレイな色合いでしょ?

 

切ってみると…

 

2015011502中身もキレイ!

にんじんや大根も一緒に切ってみました。スライスしてサラダにするもよし、油で揚げて岩塩で食べるもよし!

ゆっくりと生育し、土の中の養分をたっぷりと吸い込んだ根菜類。激しい寒暖差で甘味もしっかりノッています。

人が食べるか獣が食べるか、競争しながら毎日収穫しています。

獣害のひどさには…腹が立ちますが、まぁこれだけ美味ければ仕方ないのかも、と妙に納得するところも。

音吹く根菜類、もうしばらく旬の時期を続けます。どこかで見かけたら、ぜひぜひ手にとってみてくださいね。

出店情報20150117オーガニックマーケットinパタゴニア京都

まずは出店のお知らせ。

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京都オーガニックマーケット

2015.01.17(土) 10:00 – 16:00  in 新風館パタゴニア京都店前

関西近辺所在のオーガニックファームやそうした志向のある人たちが出店するおまつり。約1年間継続して、月1回のペースで開催されるイベントのようで、各々出店者は3ケ月に1度参加するスタイル。総ざらいとして秋ごろに参加出店者が全員集まる規模のマーケットも開催される??のだとか。新風館はちょうど学生の頃にできた建屋、当時はよく行きました。現在も様々なイベントが行われているようで、その情報は随時更新されております。

音吹ミサさん出動です!代表はその翌日の大原朝市に向けて野菜を収穫し倒しておりまして、顔を出せませんが、ぜひぜひ皆さまおいでくださいませ!

※詳細は【patagonia 京都】のFBページや【新風館】webサイトなどをご覧ください。

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今日はもうとにかく爆笑した妻の発言がありました。blogもしくはFacebookに投稿したくてしたくてたまらないのですが、その旨を告げるとだんだんと本気で嫌がり始め、すでに冷え切って氷のような夫婦仲がいよいよ永久凍土へと昇華しかねないような、阿修羅のような真顔のブチ切れ表情へと変化してきましたので、泣く泣く断念いたしました。言い過ぎました、

投稿できないフラストレーションを、すっぱいトマトを食べて上沼恵美子みたいな表情になってる次男の画像をさらすことで我慢いたしますことにして。

20150101fukuoka01さてさて、冬季の音吹畑。

年始も大幅に過ぎてから大原に帰ってきて、2015年1度目の朝市を本日終えました。本格始動に向けて気合を入れつつも、普段できない事務仕事なども進めております。

野菜を育てることにだけ集中できればいいのだけど、農園を動かすために必要なことってわりとたくさんありますからそうはいきませんねぇ。

明日は成人の日。14年前の出来事なのかと思うと…てんてんてんです。そんな時の流れとともに、イイ感じの何かしらを蓄積してでっかい人間になりたいものです。

バカっぽいww

2014-2015年末年始③佐藤農園で短期研修

最後の1つは、

佐藤農園で短期研修!

2006年から2008年までお世話になった研修先、大分県は宇佐に所在する【佐藤農園】です。有機JASを取得して、全国にその野菜を送り出しています。営農規模は2.5haと言いますが、見た感じ、もっと大きいと思う。研修生やアルバイトの方が常時5名以上いて、尋常じゃない数の野菜の出荷作業に勤しんでおります。研修生のレベルの高さ、そして意識の高さに驚きました。大変な苦労やストレスはたくさんあるだろうけど、これはすごい、きっと就農時に自信になるでしょう。

音吹もいずれは研修生を、という夢を持っております。そんなわけで今回は具体的な見るべきポイントを自分なりに持って研修に挑むことができました。非常に有意義な時間でした。

20150103satounouen0120150103satounouen02この時期は畑にキャベツ、ブロッコリー、カリフラワーを中心に、根菜や葉物がまんべんなく。どーんとたくさん!これだけ野菜、マルチ無ですよ、ほんとにすごい。

ハウスにはホウレンソウ、セロリ、春菊が主体。ぼくが研修していた頃よりも土がいい土になっているように思います。実際、作物の出来が段違い。

年々、肥料の量を減らしているとのこと。有機物を毎年投入して、畑の中で微生物が活発に生きているのだろうなぁと想像。

あぁ、うちもそうなりたい!

今回は、畑仕事をがっつり2日半させてもらった他に、卒業した研修生幾人かに声掛けして来てもらい、現研修生でお話する場をセッティングしました。そういう場がこれまで佐藤農園ではありませんでした。ぼくも研修中、そんな機会があればなぁと思っておりましたが、さて、研修生というか弟弟子のみなさまに少しでも得るものがあればいいのだけど。(ぼくはおおありでした!いい時間だった!)

研修の経験をいかにして次につなげるか。京都に帰ってきた今、ぼくの頭はそれでいっぱいになっております。得たものをアウトプットするのは…苦手な作業だけにがんばらねばー!

来年もまた行きます!

 

 

 

2014-2015年末年始②焼き物の里でほくそ笑む、ミサごはんNo.02

年末年始の3ポスト、2つめは、

 

焼き物の里でほくそ笑む!

音吹夫妻は滞在中に焼き物の里めぐりをしました。

佐賀県の唐津焼、伊万里焼(有田は時間が足りなくていけなかったけど)、大分県の小鹿田焼と、ここのところ夫婦間で盛り上がってる器によりのめり込む素敵な時間を過ごしました。ただこどもには楽しいものでもなかったね、長男曰く「そりゃあとうちゃんかあちゃんは楽しいかもしれんけどさ!」って言われました(^^)v

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ともに伊万里焼の里にて。佐賀県には唐津焼、伊万里焼、有田焼と有名どころが所在しています。

ぼくはその特徴も、歴史も、それらの違いもよく分かりませんので、前知識のないまっさらな状態で見学できました。

唐津焼は正月ということもあり、開いている窯元が少なかったのが残念ですが、ちょうど初代から数えて5代目の方がやってらっしゃるという窯の作品を見ることができました。かなり大きな作品を制作する依頼があって、その苦労と制作方法のディテールを教えてくださいました。そういう話大好き!

また同じ年くらいの方が5代目の息子さんとして日々研鑽に励んでおられるようで親近感わきました。

自分が作り手として野菜に携わるようになってから、商品の向こうにいる人となりにとても興味を覚えます。どういう思いでそのお皿をつくったのか、どこを目指しておられるのか。

どんな業界もそうだけど、プロのお話を聞くのは刺激的なものです。

【唐津焼 中野窯】

 

20141230imari0320141230imari02さて、唐津焼の写真は撮れていないので、こちらもまた伊万里焼の里の風景になります。正確には、伊万里焼秘窯の里 大川内山、というところ。

【伊万里焼大川内山】

結構な数の窯元が集まっており、お好きな方はそれぞれの窯を訪ね歩いて1日はゆっくりできそうです。雪が降って寒い正月でしたが、風情ある里の風景を見ることができました。

中国の山々によくイメージされるような円筒形でてっぺんが丸まった山?といった、大原ではあまり見ない山の形が珍しかったです。伊万里焼の、あのなんというか華やかな絵付けは、古風・伝統的なものもあれば、わりと現代的にアレンジされたオサレなデザインのものもありました。

でもやっぱり有名どころは値が張りますねぇwwなかなか手が出せません。

 

…対照的に、

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小鹿田焼。民陶の代表的産地として全国に名を馳せる(と、【MOTTAINAIクラフトあまた】さんから教わった)小鹿田焼きの里。昔話に出てきそうな緩やかな時の流れがたゆたう里でつくられる焼き物は、土の香りのする野菜にほんとによく合います。研修中から幾度か訪れて、訪れるたびにその魅力に引き込まれていく気がします。

やたらとプリミティブな刷毛目や飛び鉋(かんな)、そしてまさに黄土色といった土を使った素朴な色合いの焼き。陶磁器とは違った魅力です。

20150106onta01唐臼(からうす)。里中には川の水の力を借りて土を叩くこの唐臼のギイィィコ…バンという音が響き渡ります。これは日本の音100選のひとつ。なんともまぁ伝統的な手法で絵になります。

皿山(焼き物の里はこう称されるところが多い)の集落には一子相伝で技巧が受け継がれている窯元が10ほど。集落全体では14戸だそうで、まさに焼き物の里。

20150106onta07開発を拒み、伝統を紡ぐ。その選択には、生半可には続けられない、皆さまの覚悟が見え隠れします。

20150106onta0520150106onta0320150106onta02どの店舗にも店員さんなんていません。すぐ隣の工房で器制作中。商売っけがないのは好感が持てるなぁ。まぁ自分ちの敷地内にひっきりなしに観光客が来るのだから、いちいち毎回笑顔で応対なんて大変ですよね。

そんな客に媚びてない様子が、ぼくはツボ。とにかく大好きな焼き物です。

【小鹿田焼きの里】

小鹿田焼でミサごはん!

さてさて、我が家には研修中から少しずつ集めている小鹿田焼の焼き物があります。今回訪れた際にもいくつか購入したので、今日の晩御飯は久しぶりのミサごはん。小鹿田焼にて!

20150106onta0920150106onta1020150106onta08お気に入りの器でご飯。これは贅沢ですねぇ。ずーっと探していたグイ呑み。好みの色合いのものをゲットできました。

残念だったのはビアグラス、茶碗。お気にいりの小鹿田焼きのものを先日割ってしまって、探していたのですが…ピンとくるものがありませんでした。またそのうちピンとくるものに出会える時がくるでしょう。

次回はいつ行けるかなぁ、5年後くらいか??ww

 

2014-2015年末年始①、都会の遊びを大満喫

みなさま、あけましておめでとうございます。

2015年、いつの間にやら明けて早や1週間。京都がまれにみる大雪で大変な最中、音吹一家は妻の実家に帰省しておりました。妻のご両親による温かなおもてなしで、一年間の膿を吐き出し心身ともにリフレッシュさせていただきました。

海の幸、都会の華やかさ。

農村大原にはない魅力に、やっぱり福岡というか都会もいいなぁと再認識いたしました。こども達も普段はなかなか体験できない遊び方で満足した様子でした。

妻も常日頃の育児から解放!…とまではいかないまでも、ご両親に甘えさせてもらいながら旧友と会ったり、ひとりで街中ぶらついたりストレスの発散ができたようです。義父の還暦祝いも(ぼくは参加できませんでしたが)できて、日頃無沙汰して何のお返しもできていないところ、少しは喜んでいただけたでしょうか。

そんなこんなの、年末年始の様子をテーマごとにわけて3ポスト。まずはその1!

 

都会の遊びで大喜び!

次男、弥春はともかく長男、和音はそうとうに楽しかったようです。我が家にはないテレビを見ることから始まり、こんなに詰め込んで疲れねぇか!という勢いで遊びたくっておりました。

20141231fukuoka02ホークスタウンでブラブラした後、福岡タワーにのぼりました。ホークスのヤフオクドームすぐ近くに妻の実家があり、歩いて行けます。このあたりはテクノロジー系企業のビルや、海沿いのリゾート商業施設がたくさんあったり、歩いていて楽しい地区です。そもそも海が珍しい京都の内陸育ちなので、浜風を感じるだけでテンション上るものです。

福岡タワー、キレイ、そして高いんですね!スカイツリー、東京タワーについで3番目だそうで。福岡の街並みが遠くまで見渡せてご機嫌でした!

福岡、本当に住みよいイイ街です。もし都会に住むならここがいい。

しかしまぁ、和音くん。いくらガラスがあるとは言え怖くないのか。真下を眺めて笑っておりました、くわばらくわばら。

【福岡タワー】

 

20141231fukuoka03ロボスクエア。TNC会館というメディアの入ったビルにありました。ロボット産業をリードする企業のロボたちがたくさん展示されていました。かなり複雑な動きやリアクションをするロボットがありました。

和音はロボットと話して、ロボットにダンスをさせておりました。ドラえもんの世界も近い将来の話なのかねぇ、畑のある暮らしとはまさに畑違いのとても興味深い業界を垣間見れて良かったです!同じビル内にあるカフェで二人でお茶しましたが、男同士のこんな時間、なんだか楽しいもんです。20141231fukuoka04

歴代のアイボ。世に出た時がもう懐かしい。まさに日進月歩の業界ですね。

【ロボスクエア】

 

20141231fukuoka05伊都菜彩。福岡糸島にある大型の産直市場。

糸島は博多や天神など福岡の中心地にとても近いが農地がたくさんある地域で、大原とよく似た立ち位置にあるとでもいうのでしょうか。新規就農する人も数多くおり、いいサイクルが出来上がったエリアのようです。食材の豊富さは半端ないです、野菜のクオリティはもとより、新鮮な魚介ももちろん、さらには畜産まで!最強ですね、日本一の売上を誇る産直市場だけのことはあります!

【JA糸島産直市場 伊都菜彩】

 

さて、この他にも、こども達は香椎花園という小さい子向けの遊園地に様々な遊具にのって楽しんだようですし、競艇に連れて行ってもらってボートの迫力を間近で触れたようです。

農が基軸にある暮らしはぼくたちのベースではありますが、うん、こういうレジャーも大好きです。…ただ、お金が要るわなww

いやはや濃密な時間!年に一度のリフレッシュ時間でした!