10月中旬の畑や野菜の様子を少し見てください。

近頃ラグビー話で盛り上がる音吹スタッフさん、ぼくはラグビーのルールがまったく分からぬゆえ、話の輪には入れないが日本代表の快挙はちょっと簡単に快挙!と言っていいレベルの話ではなさそうなとんでもない出来事だったようですねぇ。おめでとうございます(^^)

しかし何故日本代表に外国の方がたくさんいらっしゃるのか、ルールはひとつも調べてもいないのにそれだけ調べてみたところ、

①出生地が日本

②両親、祖父母のうち一人が日本出身

③日本で3年以上、継続して居住している

このいずれかをクリアしていると代表になれるんですって。これは日本に限らずどこの国でも同じような権利が認められているのだとか。ふーむなるほどなるほど。この外国人枠はそもそもラグビーの強い国弱い国の格差是正のために用いられた制度なのだとか。あまりにも強弱の差が激しいこのスポーツに等しく多くの国に戦える権利を、そして振興を、というところか。

違和感をお持ちの方も多い様子のこの外国人枠、批判も多くあるそうで次回W杯までに撤廃を、という声も。早ければ今大会終了後には撤廃議論本格化という噂もあるらしい。

日本代表、というか日本のリーグ代表、みたいな名前にしちゃったらいいのか?それならあれか、クラブW杯的な位置づけになっちゃうか。うん、よくわからん。だけど撤廃論の声が上がって、しょうもない話題に進んでいくのは嫌だな。転び様は個人的にはどっちだっていいのだけど、今大会の素晴らしい選手の素晴らしいプレーに水を指すような話にはならないでほしいと思う。

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さぁ、なんでラグビーの話を始めてしまったのか、全くわからんです!本題は最近の畑や野菜についてだよ!

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大根の畑!

ダイコンサルハムシ、カブラハバチ、ヨトウムシ、モンシロチョウ幼虫などなどの襲来もそこそこ見受けられるものの、今のところ壊滅的な被害は被ってないように思われます。

この晴天とそれに伴う乾燥がもうしばらく続くようならオムシサマ達の攻撃もちょっと心配になってくるところですが、まぁおそらくここまで大きくなってしまったら根部は問題なく育つでしょう。

青首長大根(ふつうの)、紫大根(紅しぐれ)、黒大根、ビタミン大根、桃大根(紅くるり)、紅芯大根、と6種類育てています。

ちょっと品目多すぎたか、もう少し絞っても良かったか。

気になってるのは鹿!

先日スタッフ植前と一緒に追いかけたところ、見事に電柵の隙間をぴょーんと飛んで逃げてったバンビーナが一頭、この畑近くのどこかしらを根城にフラフラしていなさります。昼日中から徘徊するもんだから…。

ファンクなウイルスみたいなオマエ、とっとと山に帰っておくんなせいよと祈りながら柵強化を図りましょう!

 

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こちらはカブの畑。カブと言っても根上部の太陽にあたった部分が桃色に染まるアヤメ雪カブです。

9月中旬に蒔いたものがイイ感じに育ってきています。段々畑のひとつに育て、そのまた下の段の畑に第二弾のアヤメ雪カブを時期ずらして蒔いて育てて。

段蒔き(だんまき)と言って、同じ時期に一度に蒔くと収穫時期が重なっててんやわんやになることを防ぐために生育・収穫時期を少しずつずらしながら種蒔きする方法です。

ちなみにここの畑もさきほどのバンビーナの徘徊エリアのひとつ。

 

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こちら、右側の畑はいよいよ18日日曜日の朝市から収穫を開始しようと検討している葉物の畑。左側は少しずつ生育中のニンジンの畑。

今年は葉物の作付け量が例年に比べてホントに少なくて、おそらく一時で出荷終了を迎えそうです…ごめんなさい。

これには理由がありまして、音吹の畑の現況としてカビなどを主とした白斑病を保菌している畑が現在増えていることがそのひとつ。考えられる理由としては、使用している畑の前借主の主要作物がスグキであったことが何よりの原因だろうなと。白斑病の病原菌は越冬するそうで、被害落葉から土壌にたまっていく様子。単一アブラナ科作物の連作により病原菌の密度がどんどん濃くなっていった結果でしょう。

単一作物の連作はホントに考えものですね。土壌のバランスが崩れる一方だし、いくら効率が良くて経営的に成り立ちやすくても、長い目で土のことを考えた農を心がけていかねば、とこういう病害に悩まされて強く考えるようになりました。

ここ数年はアブラナ科葉物のかわりにホウレンソウや菊菜、ビーツやレタス類など、キク科・アカザ科の作物で乗り切る予定です。コメができる畑では水田も検討しなきゃいけないな。

とか言いつつ、今年も保菌している畑で諦めきれずにアブラナ科蒔いたんですけどね先日。

ちなみに作物の種類が少しずつ違うのが、畑にはっきりと葉色の違いとして現れていますね。まっすぐに畝を立てないで、おかしなカーブを描いた畝立ての様子が見えますね。

当初はまっすぐ畝が立つように畑づくりしていたのですけど、次第に面倒くさくなっちゃって、気がつけば畑の形に抗わないで自然な畝を立ててたらこうなりました、最近はずっとこんなふざけた畝。排水のこと考えたらこんな畝よろしくないのかもしれないけど、見た目…おもろいっすよねぇ(^^)v

 

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試し採りの野菜たち。

かわいいですねぇ(^^)/名残の野菜も最後の力を振り絞ってギュギュッと旨味を凝縮させていますし、走りの野菜はみずみずしい若さ溢れるフレッシュ感が口に広がります。

ネギなんかは、実は黒斑病もしくは最近ネギ産地でものすごく流行っているらしい葉枯れ病にしっかりかかってしまって、現在激しく病気もち。姿は正直まったくよろしくないです。白い斑紋がちょこちょこちょこちょこっと葉に見えます。だけど食べると何の問題もなく美味しいんだよねぇ。

ネギの黒斑病・葉枯れ病はみとりでの区別がつきにくく、重複してもよく発生するそうな。やっぱりカビの一種が原因で、8,9月の高温期に草勢が衰えると発生しやすいらしい。元肥を抑え過ぎたのが原因?もしくは少し早く植え過ぎたのか?ネギアザミウマという害虫の食害から感染しやすいそうで、早めの防除を、ということだそうですが、当然音吹は農薬使用しませんので放置です、あとはネギの生命力に頼るのみ。

姿は悪くても味は良いから、そんなネギでもいいよーくれよーって人、お声掛けくださいね!!

さて、他にもたくさん作付けしてるところお見せしたいところですが、明るくなってきましたのでそろそろおしまいです。

最後に…

 

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金魚草。スナップドラゴン。

 

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ナデシコ。

 

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ビオラ。

音吹の野郎、脳内だけじゃなくて畑までお花畑にするつもりか、と突っ込まれそうですが、畑のはしっこに花をササッと植えています。

専業農家なので今のところエディブル主体ですけど、いずれはチューリップやコスモスなんかも植えたお花畑をつくりたい!

わっさー!と花が、こう、わっさー!と揺れてるような。

夢だよ!では皆さま、ごきげんよう。

山里・京北を訪ねる。

12日、日曜日の朝市出店後、若干の体調不良を押して長男くんとおとこ二人旅、と言ってもすぐご近所と言えばご近所の京北へ足を伸ばしてまいりました。

京北には新規参入された農家さんが点々とおられまして、間接的に名前だけ知ってるー、だとか、一度お会いしたけど畑は見たことない!だとか、そんな具合でして、でもここのところ(ぼくの)山志向がやたらと高まっている今、ひとまず行っちゃえ、と。

今回頼ったのは【耕し歌ふぁーむ】の松平さん。

ここ最近の日本農業で言いますと例えばTPPなど時事問題にとても精通しておられ、深い知識と洞察力でわたしたちのような小農家がこれから先の日本でどうして農に関わって生きていくのか、ただ種をまき育て野菜を売る、だけでない研究者としての視点から農に携わっておられるような、それでいて奥様とともに里山の暮らしを楽しんでおられるのだろうなぁという、そんな印象を受けました。

【耕し歌ふぁーむ】さんのwebは、自身の活動や農産物の紹介などの他に、右京区京北の歴史・風土・地理、桂川の流域に広がる農地の現況・問題など読み応えたっぷりです、ぜひご一読ください(^^)

見聞きした上で思うところ、鹿・シシの害とどまるところを知らぬということが容易に見て取れる獣害柵の数・数・数…獣とどうお付き合いしていくのか、ここが問題かと。これは大原の比ではおそらくないです。集落が桂川流域沿いに点在していて、これでは獣たちの防波堤にならないのでしょうね。とにもかくにも山で暮らすとは、当たり前と言えば当たり前ですが簡単なものではないなぁというのが何よりの印象でした。都への材木供給地としてもともと林業で栄えたのが京都近郊の山里の歴史、杉の価格が暴落してからその暮らし方の転換を余儀なくされて大変だったんだろうなぁ。

杉を見るたび、子孫のことをとにかく考えて何本何本も苗木を植えてこられたご先祖様たち、その熱心な行為が子孫の繁栄に結びつかない現代社会に、長期的なスパンで物事を見据えてアクションを起こすことの難解さをいつも思います。

大原は大原でもちろん山の恵みを受けて暮らしを紡いでこられた里ではあるのですが、山深さで言うと京北のあたりのほうが深い場所にあります。恵みも、反面その怖さも、より密な距離で山との関わりが昔から在ったのでしょう。

さて、京北の旅ですが、他にもちょこちょこ畑を見せてもらいながら、訪問当日開催されていた京北最大のお祭り【山国さきがけフェスタ】を訪れました。

 

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鼓笛が里の田畑に鳴り響いて勇壮でしたね。大政奉還後の鳥羽伏見の戦いで、京北のこのあたりから山国勤皇志士隊として出向いた当時の人たちを偲び讃えるお祭りのようです。

志士隊の行列に続いて神輿がゆらゆらと、かっこよかったですよ(^^)

この行列に加えて地元の方々が農産物や加工品、食のいろいろを並べて出店、山国護国神社の参道と言いますか農道にテントが並んでゆっくりほっこりさせていただきました。

実はこのお祭りの後、予定では京北でもうひとつお祭りを観覧し、それから亀岡で毎月開催のとうかげん平井くんちの交流会が久しぶりの日曜開催とのことで参加させてもらう予定でしたが、自宅待機中の妻がまさかの発熱…もうほんっとに残念ながら…帰らざるを得なくなったという…(T_T)

そんなわけで松平さんのお話も中途半端にしか聞かせていただくこと叶わず、実を言うとかなり消化不良のまま今回の農家さん弾丸訪問ツアーを終えることになったのであります。

 

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焼き芋ほおばって食い気は満足したものの、この後帰るよと父から告げられ、行きたかった温泉のことを思って泣きじゃくり暴れまわった長男坊主。泣き過ぎて疲れて車の中で爆睡しながら帰路につくという。

この埋め合わせは必ずどこかでするぜ!と口約束。そんな朝市後、少し肌寒い10月ある日の午後でした。またね!