どうだっていい話。

テキストのみの、まったくどうだっていい投稿です。

大寒まもなく、今週は天候が荒れそうな予報ですね。農に関わるまで、一月下旬からが一年のうちに最も寒くなるだなんて、気にも止めませんでした。二十四節気は、外仕事をしていると、まさしくそうやなぁ、と体感することが多々あります。

例えば、5月5日頃は立夏(りっか)。

大原においては、遅霜の恐れがなくなり、懇切丁寧に育て上げた夏野菜の苗を、厳しい環境の露地にいよいよ植えつけてもまぁ大丈夫だろ、というタイミング。

例えば、8月23日頃、処暑(しょしょ)。

夏の暑さがピークを過ぎて、秋に向けて落ち着き始める頃。近年の音吹ではにんじんの種蒔きの基準の頃と考えています。処暑よりも早い時期に蒔くと、水やりの手間が大変です。

クーラーや車が一般化する以前は、もっと世の中は暑くなかったのでしょうねぇ。大原の今は、当時の一般的な平地のそれに近いのかもしれないな、そんなことを思いながら季節のうつろいに身を寄せることができる暮らし、生業は素敵なことです。

と言いつつ、ぼくは農を基軸に据えた暮らしをしていますが、決して現代の消費社会について否定的ではありません。お金があるからこそ正直面倒な付き合いが回避されることも多分にあって、そんなことをはじめとして有りがたいなぁと思うことが実にたくさんあるもの。

そもそも、物質的な豊かさを当たり前のように享受していられるがゆえに、精神的な豊かさを求めてストイックに生きることができるのだと思う。

突き抜けた理念を徹底して貫き通すことを、すげー!と素直に感動しますよ。

けど、そんなんしんどいしぼくには無理ッスわー、とダラダラ全開です。きっと多くの人はそうだと思うし、そのダラダラがええねやん!と100%そうとばかり思っているわけではないのだけど、大多数がそうであるならば大多数の人との距離感を大切にすることも、忘れたくないのですね。

いっっっ…つもそんなこと考えてるブレッブレの自分を改めて鑑みて、よしOKまぁ許されとこう、っていったん落ち着くとですね、…待てよ、貫いてる人ってやっぱり…かっこええよなぁ…オレ、ダメやないかって。そんな無限ループですわい。

いったい何の話や、という日曜日の夜、さぁ寝よう、またね!



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