端境期が見えてきた三月中旬に思うこと。

ずいぶん長いことブログの更新が滞りました。

季節はいつの間にか啓蟄を過ぎて、春の気配がそこかしこに漂い始めています。畑には淡い春の草が目立ってきていますが、野菜にも新たな芽や葉が出てきています。

おとふくはと言いますと、相変わらず収穫を続けておりますが、先日ようやっとナスやトウガラシの種を蒔きました。知人農家さんたちの近況をブログなどで見ると、その多くが春の種まき開始~!といったネタ。今年の春野菜始めはゆっくりとスタートします、他人には振り回されないぞー!と考えていたものの、なかなかそうもいきません。気持ちが逸る逸る(^_^;)

結局、この雨(3月9日水曜日、雨降り中の大原です)の前日、ルッコラやこかぶ等、春のはじめに収穫するアブラナ科葉物類の種も蒔きました。

2016シーズンのはじまりは、予定していた作業拠点移設計画が中座、のっけから動きの練り直しせざるを得なくなったことを始め(せっかくいろいろと備品のご協力いただきましたが、そんなわけでまだ活躍の場がないままです、あらら)、事務的な部分の充実や何やかにや、また収穫野菜がまだあることから、春野菜作付け進行状況は現状遅れは出ていないものの、潜在的な遅れがぼくの頭ん中の段取り上では見え隠れしています。あぁそうだ、まだエンドウの草取り・ネット誘引だけでなく、ニンニクの除草すらできていないからすでに表面化していますね。

う~む、焦ります。

改善点としては、この冬、一週間のうち出荷がお休みの曜日がほぼなかったこと、これをまずは何とかせねば!作業に集中できる曜日をしっかり確保して、一月中にできることは一月のうちに!二月中にできることは二月のうちに!後手後手になってしまうと、結局丁寧な仕事ができませんものね、気をつけましょう。

 

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(画像は何年か前の春物の写真、ミニチンゲンサイとミニパクチョイ)

とは言え、ダメなことばかりではありません。

販売管理用のソフトを導入したことで、野菜のあれこれが可視化されてきました。…70種類くらいかなぁと思っていた栽培野菜ですが、何と120種類ほどもあることが判明(^_^;)このいい加減ぶり、これまた反省。反省と同時に、可視化されたデータをしっかりと次へと繋げられるように。どの農家さんも当たり前にやっていることを、しっかりやっていかねば。

あることをこなせば、また次のあることが目につくのが農業。キリがない、終わりがない生業なので、切り替えや仕事をストップする勇気も時に必要となります。そのあたりも考えていかないとね!

 

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先日のカフェ&バー大丈夫さんでの小さなマルシェ、三茶さんからのお誘いで出店しました。

久しぶりの街中での出店、普段出会いにくい人たちとお話できて楽しかったです。

しかし、長男君は、あまり生音に興味がない様子。次男坊主は大好きなのだけど、面白いものですねぇ。

予定していたパタゴニアさんでのオーガニックマーケットは諸事情により出店を断念しましたので、当分は朝市出店以外に出張ることはありません。

今は準備の期間ですね。さぁまた明日もがんばりましょう。

またね。

 

 

 



4 thoughts on “端境期が見えてきた三月中旬に思うこと。”

  • お尋ねします。芽キャベツって終わったのでしょうか?去年のが美味しかったので。。

  • 山下さん、連絡いただいいておりましたのに返信が遅くなりすぎてすみません!今年は芽キャベツつくっていないのです、申し訳ないです!!来年は種まこうと考えています、またよろしくお願いします!そろそろお米の時期ですね、一年早いものです、今年もよろしくお願いいたします!!

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