挿し木その後。

11~12月頃から挿し木したハーブ類。

ローズマリーやミントはそれなりに発根し、セルトレイからポリポットへの鉢上げもボチボチと進めることができた。ところがラベンダーがダメ、挿し木した全体の3割も鉢上げできていないんじゃないかな。

今秋~冬、挿し木したハーブのうち、ミント(レモンバーム含む)、ローズマリー、セージ、ラベンダー、レモンバーベナの順に挿し木率が低くなる。

ハーブに限らず挿し木のポイントはいくつかあるが、まず時期。

バーベナはまぁ挿し木本数も少なく、そもそも株も弱り切っていた状態での挿し木だったのでひとまずスルーするとして…。

ラベンダーに限って言うと5~6月もしくは9~10月頃、要するにラベンダーが一番イキイキと青々としている時期がベスト。と言うことで、時期は外した、遅すぎた。…まぁこれは遅すぎるだろうという予測のもと、エイヤーだったので予測通りと言えば予測通りだ。

ラベンダーは木だから、木質化した茎の部分はダメ、先端の、生長点からだいたい7cmくらいの長さに切る。そして挿し木する前に水につけるが、その際に茎を斜め切り(吸水断面積を増やしす)する、などなど基本的なところは外してない。

音吹では有機栽培が鉄則だから、当然発根促進剤は使用しない、植物の生命力に期待するのみ。

で、育苗倍土。セルトレイに入れた培土。

これがおそらく大きく外したポイント。

肥料分が含まれていない土でないと、むしろ発根しにくい。無菌の、たとえばバーミキュライトに赤玉土や川砂を混ぜたものを使う。

…これ、園芸では当たり前のテクニックなんやな、知らんかった。肥っけがあると微生物や雑菌のせいで傷みやすい、あるいは発根が遅れる。いや、勉強になります。

ちなみにラベンダーは品種差が大きい。音吹のものは耐暑性が高いグロッソ。ラバンディン系と言われるタイプ。それも念頭において見ていかねばなりませんな。

そんなことを調べていたら、今月号の現代農業が育苗倍土特集!やってくれるぜ現代農業、いつも見事なタイミングで、待ってたこの情報!ってのを提供してくれるぜ、ありがとう!今晩の読書はこれやな。



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