オンラインショップ

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-2-1024x481.png

音吹畑のオンラインショップを開設しました!              

ハーブティーや乾燥野菜などの加工品を主に販売していきます。まだまだ不十分な点の多いショップですが、少しずつ更新していきます。

BASEを利用しているので、ご都合に合わせたお支払い方法をお選びいただけます!規格外商品のご希望などございましたら、直接音吹にお問合せください。可能な限り対応させていただきます。

ご利用お待ちしております!

ロゴマーク新調しました。

音吹の新ロゴができました!!

ここ数年、ずっとずっと新調したかったのがロゴマークでした。うわー、かっこいい!!

というか、そもそも音吹の旧ロゴってどれなのでしょう。

これになるでしょうか、名刺や看板にはこのデザインを採用しています。このデザイン、就農当初、園主がササッと(ほんとに30分かそこいらで)作ったものでした。特に思い入れがあるわけでもなく、何とかしたいなと思ってはいたものの、まぁ別に困るものでもなしと放置され続けておりました。

山ほど刷った名刺もそろそろ底をつきそうになり(名刺に記載している住所は引っ越ししたために違ったアドレスのまま笑)、開業12年を迎えそろそろ再ブランディングしていきたいなぁと。

新ロゴは、とても近しい距離で音吹をバックアップしてくれているデザイナーの方達にお願いしました。ホントは華々しく紹介したいのですが、そのデザイナーの方達は、“あくまで裏方”であるスタンスを固辞しておられるので意を汲むことにします、あー紹介したい。

仕方ないので、このロゴのことをしっかりと紹介させてください。このロゴ、いったい何をモチーフにしているの?ロゴに込めた思いとは?!

ロゴに込めた思い。


まず、このロゴのモチーフは、“菜の花”です。

“菜の花”。花菜という野菜があります。花菜は花蕾を食べるアブラナ科の野菜、京都伏見桃山の寒咲き菜種を食用に改良したもので京都のブランド産品としても有名です。音吹でも育てています。

あまり知られていないことですが、花菜以外にも“菜の花”として食せるものはたくさんあります。

アブラナ科野菜はその可食部分が様々です。根部を食べる大根やかぶなど、葉部を食べる小松菜、水菜、キャベツなど、花蕾部を食べるブロッコリー、カリフラワー、脇芽を食べる芽キャベツなども。

さて、これら可食部が野菜ごとに様々なアブラナ科。“菜の花”として食べられるアブラナ科はこれらのうち、どれでしょう??

答えは、全て、です。

かぶの花、大根の花、小松菜の花、他にもいろいろ…。それぞれの“菜の花”はそれぞれの特徴をそのまま宿していて驚くほどに個性豊かです。からし菜の“菜の花”はその辛味が特徴的ですし、小松菜の“菜の花”はほろ苦味の中に甘味があって美味しい。本当にびっくりします。

アブラナ科の野菜はおしなべてその生育ステージの最後に花を咲かせ、そして種を残します。生育ステージの、どの部分が美味しいか、食べやすいかによりカテゴライズされているものの、全て最後には花を咲かせるのです。

野菜を生き物として考えると、ごくごく当たり前の事象です。花を咲かせ種を残すのは生き物としての植物の本能ですから。

ところが、非農家から農家になった自分にはこれはとても衝撃的な事実でした。普段手にする野菜は、とにかく美しい姿でスーパーに一様に並べられます。その光景しか見たことがなければ、野菜の花のことなぞ思い浮かばない、野菜も生き物という概念は思い浮かばなかった。

そもそも篤農家(まぁ平たく言うと一所懸命なすごい農家です)であればあるほどアブラナ科野菜(特に可食部が花蕾であるもの以外)に花を咲かせることは恥ずかしいことだったのです。

アブラナ科それぞれには、特徴的な味そして姿の“菜の花”としてのステージがある。

非農家、消費者であった自分には、農家のリアルがあまりにも遠い世界の出来事でした。他にも消費と生産の場の乖離を感じることは未だに多々ありますが、この乖離はとてももったいないと思っています。(だって美味しいのに、いろいろなアブラナ科の“菜の花”!)

そして現在の社会問題の多く、特に食と農の問題に関しては(だけでは決してないのだが)この乖離が大きすぎるがゆえに立場を超えた問題解決に向けての本質的なアプローチに至らない障壁になっている、と思うのです。

音吹は、京都大原の地で12年、農を営んでいます。

京都大原は消費地である都市部から車でわずか数十分に位置しながら、美しい里山景観を呈する農村です。毎週開催される朝市では食べてくれる人たちと直接コミュニケーションをとることができます。また畑には、ふと顔を上げるとレストランのシェフがうろうろとハーブや野草を物色していますし、当然話します。

この地で農に関わるうち、都市近郊の、消費と生産の場がとても近いこの立地での農のスタイルに可能性や魅力を激しく感じるようになってきました。野菜を育て販売するには様々な方法がある中で、食べてくれる人と直に接する。これは農家として、全国の多くの生産者の中でも限られた場所でしか成立しにくいことだと体感してきました。なんと楽しい!

野菜を箱詰めして運送便でパッと送る、あるいは市場にガッと運びこむ。だけでは見えにくい、食べてくれる人との距離の近さが大原にはあります。農の現場のリアルを、消費の現場で求められていることをすぐに共有することができるのです。(このチンゲンサイの“菜の花”美味しいよ!と伝えることができ、曲がっててもかまへんしこのキュウリちょうだい!と伝えてもらえるのです!)

12年経ち、このスタイルをもっと追究していきたい、この思いを具現化させたいとした時に、“菜の花”をモチーフにしようと至りました。ロゴマークにはその農園の理念、哲学がしっかりこもるものです。

デザイナーの方達とかなり綿密にお話していた中で、ぼくらの思いを汲みとってもらいながら、テクニカルな点もいろいろとクリアしてもらった、とても満足のいくデザインとなりました!!

第○ステージなのか、わからないくらいに紆余曲折ありますが、新たなステージに突入していくのに、改めて地盤をしっかり据えていくために…。長文となりましたが、ロゴに込めた思いを、久しぶりに熱く!暑苦しい中、熱く!!語りました。

ではまたね。