16日(火)は大原野菜×ドイツワイン×熟成肉を楽しむ会@プレーゴ藤吉supported by Gg’s。

13日土曜日の夕方から日曜日にかけて大原では雪が降りました。

楽観視していましたが、まぁまぁやっぱり真冬の厳しいこの時期ですので、それなりに積もって里はすっかり雪化粧。

そんな日曜日には町内で左義長。音吹邸のある町内では、左義長(いわゆるどんど焼き)の後、「おこない」という一連の行事があります。

お堂の中で、お碗に盛られた角切りサイコロ状の大根を転がし,この所作を着席した若衆?全員が繰り返すという「サイコロ転がし」、その後田んぼで篠竹で作られた弓で的に向かって矢を射る「お弓」、それからまたお堂の中で「サイコロ転がし」、最後にお堂を締め切って南無阿弥陀仏を唱えた後に左義長で焼けた竹の端を持ってお堂の中をパンパンと大きな音をたてて叩きまわる「悪魔払い」を行います。

お弓は昔は成人の儀としての意味もあったのではないか、とのことですが、この「おこない」をしているのは大原の町内の中ではひとつだけ、他には久多もなさっているとのことにて、何の何の不思議な、興味深い行事です。その後はこどもも一緒に雪遊びをしておりましたので、いやはや冷え込みました。

さて、相変わらず告知が遅くてごめんなさい!

明日、木屋町二条の【プレーゴ藤吉】さんで行われるこんなイベントに出ます。

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(すでに満員御礼だそうですが…)

以下文章は【プレーゴ藤吉】さんの【FBイベントページ】より。
【京都メルカートディナー 第2弾】

大原野菜×ドイツワイン×熟成肉を楽しむ会

今回のテーマは大原のお野菜とドイツワイン、それと熟成肉をマリアージュ致します。

大原は、京都市内から30分程の都市近郊の盆地にあり、平均気温は2℃程低く、夏は暑過ぎず冬は野菜が甘みを蓄えるのに適した環境にあります。

そして、ドイツのワインは日本更には京都の気候に適していて、同じような気候で育てられた
大原のお野菜と非常に相性が良いという言われから、このイベントを行う運びとなりました。

お野菜とご一緒に熟成肉のマリアージュもお楽しみ下さい。

今回のゲストは大原から音吹畑さん

ドイツワインのインポート会社
ヘレンベルガー・ホーフの礒本氏をお招きしてお野菜とワインの事を語っていただきます!

限定20名様のご予約制でございます。
お気軽にお問い合わせ下さいませ。

【料金】
¥10,000税込
特別コース、ワインペアリング5種(ノンアルコールのペアリングもご用意しておりますので事前にお伝え下さい)

【時間】
受付 18:30~
開始 19:00〜22:00

プレーゴ藤吉
075-229-6763
supported by Gg’s

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【プレーゴ藤吉】さんと、いつもお世話になっております京野菜振り売りガールズ【Gg’s】さんが、何かテーマを決めて定期的に開催されるメルカートディナーにお呼びいただきました。

去年、音吹邸での【ドイツワインと大原野菜を楽しむ】会を共催しました【ヘレンベルガー・ホーフ】の礒本さんも今回またご一緒させていただくことに!

【プレーゴ藤吉】さんはもともと近江で野菜を中心にしたイタリアンを営んでおられたところ、生産者さんと知り合う中で熟成肉を堪能できる場所をつくりたいと京都にてオープンされたお店。

熟成肉!!…って何?(笑)

要するに、計算された環境(ドライエイジング)の中で肉を寝かせる過程でいい具合に微生物がたんぱく質をアミノ酸に変えてくれるその風味がたまらんお肉、なのだそうですよ。腐りかけた肉とは全然違うのだって。

なるほどなるほど、野菜もものによっては保存しておくことで甘味が増して美味しくなるものいっぱいあります。魚も同じ。

新鮮なものが何より美味しい!という固定観念は食の世界ではもはや打破されているのですねぇ。

それにしても毎度毎度面白い企画を考えておられます、振り売りガールズ【Gg’s】さん。ありがとうございます!

備忘録、年明け後の葉物について。

五日は小寒、寒の入りして立春までは一年で一番寒い時期が続きます。

大原もこの時期はお客様少なく、音吹もそれに合わせてややゆったりと動きます。今年はこの時期にビニールハウス関連の作業をいくつか入れ込む予定でいます。(あとは確定申告に向けて事務仕事も、ね!)

冬至を過ぎて、ふと気がつくと夕方暗くなり始める時間帯が少しずつ遅くなっていることを体感します。17時にはすでに暗かった一二月下旬頃ですが、ここのところはまだやや明るめ。こうして四季の移り変わりを、肌に感じながら仕事できることはありがたいことなのですね!

しかし、毎冬に思うことだけど、一月になると露地栽培では葉物がなかなか手薄になります。露地栽培とは屋外の畑で栽培すること。

寒くなり過ぎて、雪が積もって、などといった理由から大原では露地葉物を収穫するのが難しくなってきます。はなから作付けしないのだから手薄になるのは必然。

そうは言いつつも、一般のお客さまに加えて、業者さんやレストランも多くいらっしゃる大原では、やっぱり多品目でいろいろな種類があることが音吹としても、そしてさらには地域としてもアイデンティティとして差別化できる部分。

とは言え、無理をしないと育たない作物もありますし、手間ばかりかかる作物もあります。むやみやたらに品目数を増やすだけではダメ。

と、とは言えとは言え、といつも頭を悩ませています。

 

音吹では、この冬の葉物、まず当初の予定としては、

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タアサイ、

ホウレンソウ、

わさび菜、

ルッコラ、

赤リアスからし菜、

ちぢみ菜、

こぶ高菜、

かつお菜、

黒キャベツ、

青汁用ケール、

サラダ用ケール、

春菊、

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などを検討していました。

 

実際、全て作付けしましたが、ここでいちおうの振りかえりとして…、

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■タアサイ

→第一弾(9/15定植)は、虫害ひどい。第二弾(10/1直播)は台風でやられて収穫数激減。9月生育分は防虫ネットによる被覆、10月生育分は虫害はないものの、株を大ぶりにするために不織布べたがけ対応もありか。間引きながら収穫予定で株間6cmで動いたけど、最初から広めに株間を設定しておくほうが無難。

■ホウレンソウ

→第一弾(9/24直播)は12月中旬より収穫開始。C/N比の高い有機物を入れ過ぎて一部窒素飢餓っぽいところがあるものの、概ね順調で現在収穫中。第二弾(10/11直播)は10月の日照不足と台風をもろに受けて、小さな苗のまま肥料抜けそう。2月中下旬に採れたら面白いけど、そうなるには地力がやや少なそうな畑なので期待薄。例年なら10月上旬はホウレンソウの年内採り蒔き時期限界ラインだけど、今年のような天候不順時にも何とか収穫までこぎつけるように日頃から作業の余力を備えておきたい。

■わさび菜

→第一弾(9/15定植)、ダイコンサルハムシの被害大。第二弾(10/11定植)も同じく。第二弾は時期的に虫害は受けないタイミングだったが、第一弾と隣接畝だったためダイコンサルハムシが移動して食害。今年ははじめて直播種→間引き収穫→つみとり収穫の方法から、株間広めにとっての定植による最初段階からのつみとり収穫方法を試みた。結果として、作業時間の軽減にはつながるものの、収量としては寂しい。来年の秋冬にどうするか要検討。

■ルッコラ

→第一弾(9/21直播)、よし。保温資材も全くなし。例年より株間広めにとったのも功を奏した。第二弾(10/1直播)、台風被害。その後獣害。生育としては悪くない、保温資材なしで年内採りOK。第三弾(10/11直播)、日照不足による生育遅れから12月になって不織布べたがけ保温。ここにきて、そろそろ収穫できそう。アントシアニンも今のところ出ていないが、これからどうなるか、雪による被害を考えると理想はトンネルだろうけど…そこまでしてルッコラ?!という逃げ腰姿勢。

■赤リアスからし菜

→第一弾(9/21直播)、よし。保温資材も全くなし。例年より株間広めにとったのも功を奏したのはルッコラと同じ。第二弾(10/1直播)は台風直撃するも、被害ほとんどなし。葉の形状?第三弾(10/11直播)、ルッコラ第三弾と同じく、日照不足による生育遅れから12月になって不織布べたがけ保温。ここにきて、そろそろ収穫できそう。それにしてもルッコラと赤リアスからし菜は需要はあるものの作業能率が悪すぎる。

■ちぢみ菜

→第一弾(9/21直播)、株間7cmでもやや密植な様子。冬場は葉が立ち上りにくいので、8~9cmくらいのより広め株間でも良いかも。時期的には、少し虫害あり。10月初旬に多量に蒔いて、タアサイが収穫できるまでのつなぎ役として十二分。

■こぶ高菜

→9/15定植。株間30cm、条間20cmの3条植え。密過ぎた。2条でよい。さらに株間はもっと広くて良い。葉に日光をしっかり当てることがコブがうまくできるためのコツらしいが、あたったところで本当に良いコブができるのか…?冬場に採り続けるためにはこの時期の定植で丁度良いが、虫害対策に防虫ネット必須。コブがなくても味はとても良いが、やっぱりコブがないと。耐寒性が強いことからチョイスしたものの、そのようにはあまり思えない。収穫の作業性は良いから、要検討。

■かつお菜

→9/15定植。株間20cm、条間15cmの4条植え。明らかに密植。2条、株間45cmくらい欲しい、欲張りすぎた。こちらも防虫ネット必須。年内採りを狙うなら定植時期としてはベスト。粗植、通気性確保、防虫ネットによる虫害対策。これさえクリアできれば面白い。

■黒キャベツ

→9/21定植。株間30cm、2条植え。栽植密度は適度のようだが、やっぱり虫害。特に10月頃のモンシロチョウ対策。防虫ネット必須。耐寒性は抜群のため、おおめに作付けして、順々に摘み取りしていければ冬中いけそう。春の菜の花が今から楽しみ。ちなみに今年はマスダ採取場のゴズィラーナ(カーボロネロより幅広の葉が特徴的な黒キャベツ)。これは当たりの品種!

■青汁用ケール

→9/22定植。株間45cmの1条植え。栽植密度は適切。虫害も少なく、予想外に美味い!ジュース用としてだけでなく活用できるのが嬉しい、品種はマスダのジューシーグリーン。他の青汁用ケールとはまた違うのか?問題はジュース用途以外の知名度のなさ。手にとってくれない人が多すぎる(^_^;)

■サラダ用ケール

→9/22定植。株間30cm、2条。虫害ほとんどない、さすがのケール。こちらも予想外にうまい。そして同じく、手にとってくれない人が多すぎる(^_^;)品目数を増やす意味では重要な作物のように思う。

■春菊

→9/15定植、株間30cm、3条千鳥。密植か。まさかの虫害。もう少し時期をずらす?露地だと12月いっぱいが収穫限界ライン。今年は10月13日から収穫開始、状態の良かったのは約一ヶ月間のみ。年明け以降は不織布?トンネル?やっぱりハウスで栽培したい。冬場は大葉春菊を採用しているが虫害を考えると中葉もありか?鍋用としては大葉を栽培したいが…。いずれにしても、まずは栽植密度の再検討を。

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備忘録。

寒い場所、積雪もある場所での露地葉物。考えよう。

鞍馬詣で、2018年もよろしくお願いします。

お餅は食べ過ぎておられませんか?お酒は飲み過ぎておられませんか?

あけましておめでとうございます!

 

2018年は…白状します、年賀状の作成をサボってしまいました。ごめんなさいよー。

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元旦から四日(!)まで、畑から遠ざかりました。何のかんのと畑に出ずにこんなに休むお正月!ほっこり。

家族や旧友や恩師と呑んだり、実家の母親達と散歩したり、読書したり、大掃除したり、頂戴した年賀状に返信していました。あぁ、あと「君の名は。」を見ました、ええなーこれ中高生の頃に見てたらもっとキュンキュンしてたやろなー、と年甲斐もなく。

 

初詣へは実家の氏神様のところへ行き、並ぶのが嫌になって帰りました。

昨日四日、鞍馬寺に詣でてきました。少しだけ雪の積もった鞍馬は美しく、でも昼頃から気温が上がり始めてボタボタと木々から落雪し、寒さもやや緩やかで気持ちが良かったですよ。

 

 

こどもの頃から鞍馬詣ではしていたそうで、ただ詣でていた時期を全然覚えてない園主は、母親からついぞこの年始に「鞍馬寺へは正月に詣でていた」という話を伝え聞いて、何とはなしに急に訪れたくなったのでした。

 

 

大原から車で20分かからぬ程度。トンネルが開通したから驚くほど早く着きますね。

本殿まで着くと、幼い頃に訪れていた時期は…うん、冬やったのかも、程度には思い出します。

本殿の端っこで焚火のあった風景ですとか、じいちゃんが薄いキャメル色っぽい厚手の上着を着ていたとか、記憶の欠片がチラホラと。

 

 

 

 

なぞりたくなるものですね、こどもの頃に経験したことって。

さ、今年も仕事初め。

まずは解体したハウスの骨組みを回収するところから。

皆さま、2018年もどうぞよろしくお願い申し上げます!

 

 

 

今年もお世話になりました。

年内最終出荷を終えて、気持ちようやくゆっくりの音吹園主です。

とは言え仕事納めはせずに、この大晦日と正月は休まずに動く予定。お世話になっている地主さんから古いビニールハウスの骨組みをあげるよ、とのお話をいただきましたので、その解体作業に出向きます。

十月に台風で倒壊したハウスは、甚大災害にたいする行政からの助成を受けられそうなので、新しいビニールハウスを購入し、一月中には建てる予定でいます。加えて、この正月に地主さんからいただけるハウス骨組み、さらにまた農家の知人の方からももう一棟中古ハウスをいただけそうで、この冬は何やら忙しくなりそう。ありがたいことです。

農業を始めてから毎年いろいろとありますが、2017年もやっぱりいろいろありました。

2016年年末に大原内で引っ越し、新たに作業をしやすい拠点を構えたことで、農作業の動きが各段にスムーズになりました。

ところが、投資した資金の回収がなかなか思うように進まず、特に上半期は苦労しました。

新たな農機の導入や引っ越しによる出費の激増、2016年度からの不作の影響が色濃く、春作はそれなりに計画通りにうまくいったものの夏作の伸びが今一つなこともあってカバーするには至らず、秋頃まで気持ちもどんどん凹むばかり。

就農以来、最も悩んだように思います。

さらに、十月は長雨による日照時間の圧倒的な不足に強烈な台風…。厳しい天候不順に全ての責任を転嫁したいところですが、そうするには自分の落ち度もたくさんあり過ぎて、こうすれば防げたはずやのに!もっとこうしておけば天候不順なんて関係ないはずやのに!と反省する機会多数、本来伸びるはずの第4四半期も終局に近づいた最近になってようやく上向きになってきたか…といったところです。

仕事のことばかり考えているのも良くない原因。

遊ぶ時は遊ぶ!働く時は働く!とメリハリをつけるのが本当に苦手な性分を何とかせねばと自覚してるくせに、この年末年始のハウス解体などは仕事ではない、むしろレジャー!と捉えているあたり、たちが悪いですね。(いや、自身はそれで良いけど、家族には悪い、というね)

しかし、振りかえってみるに、悩み多き一年ではありましたが、心底まで悩んだおかげで見えてくるものもたくさんありまして、農業経営をシビアに見ていく良いキッカケがたくさんありました。むしろここまでそれなりに順調に進んできたことで、スルーしてきたいろいろをしっかりと見直すことができてよかったと思おう。

そんなことを踏まえて、2018年はああしよ!こうしよ!と考え巡らせるのは楽しいもので、先達の「いい時もあれば悪い時もある!」という常套句に救われつつ、この二・三年のうちには次なるステージに移りたいものです。

 

さて、皆さま、今年も本当にお世話になりました!

このブログはいつもながら、音吹を知ってもらうために、野菜を買ってもらうために、続けてる!と言いたいところがですが、それ以上に、世の中にいろいろとある職業の中で、農業って身近にあるようで遠いと、農業に無縁だった自身が当時抱いていたその思いというか距離感というか、をポンと解消したいがための、余計なお世話的押しつけがましさもありつつの、自己満足なブログでありまして。

野菜の情報が少ない!ことを時には反省しつつ(笑)、(非農家が農家になって思ってる)日常のいろいろが野菜の向こう側には実は悶々としとるんやなぁ、とでも思っていただければ幸いです。いやほんとに!閲覧してくださるあなたに感謝しておりますのですよ!

ありがとうございました!

また来年も、よろしくお願いいたしますね。

2017年度の朝市が終了、また来年、多謝!

昨日、今年度最終の朝市が終了しました。たくさんのご来客、本当にありがとうございました!ちょっと年末感を抱くには早いタイミングのしまい朝市だったものの、今年もお世話になりました、また来年もよろしくお願いいたします、よいお年を!と恒例のご挨拶もしながら、いつもどおりの気持ちのよい時間を過ごすことができました。

京都の街中からわずか30分も車で走れば到着する場所にあるとは言え、毎週よくこれだけの方が通ってくださるものだと、感謝感激です。

 

朝市はもうすぐ20周年を迎えるのではないでしょうか、これも開始はいつからだったか、改めて始めた方々に確認しないといけませんね。うろ覚えですが、音吹は2009年6月頃から朝市に出店させてもらっています、約8年と半年。400回以上は出店していることになります。(音吹の長男くんは朝市出店中に妻の陣痛が始まり、園主は出店していたものを仲間の出店者にお任せして病院に走りました、何とも言えない思い出…)

同じ場所に立ち続けていると、通ってくださるお客様の顔ぶれも変わっていきます。昔は独身だったけれども結婚して産まれたお子様と一緒に来てくださるようになった方や新たにファンになってリピートしてくださるようになった方も。残念ながら見なくなった顔ぶれもありますが、それも時代の流れ。

非日常のイベントが日常の場として定着し、それが継続していくことで歴史・伝統・文化といった類に形を変えていく。

そんな場に関わることができて幸せです。

2018年も同じように、変わらぬご愛顧のほどよろしくお願いいたします!

 

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そうなのですね、いよいよ2017年もおしまい。

今週に入って忘年会的飲み会が一気に三本!町内の若衆たちと、大原の農家仲間たちと、そして昔からの幼馴染たちと。

楽しみです、飲み過ぎて仕事が疎かにならないように気をつけねば!

 

それではまた。

鹿の食害で思うこと。

山に食べるモノがなくなってきた冬、毎年のように鹿の被害が増えてきます。いつもと様子が違うな、と何となく畑に入った瞬間に違和感を覚えると野菜をやられてたりします。

 

たいていは一月頃から被害が本格化するのだけど、今年は早い気がする。ここ数日はこかぶの畑が浸食されていて、昨日は想像以上に荒らされていたので予定していた作業を急遽変更して、獣害対策に防獣柵を強化することに。

もうあれですよ、徒然草。

わびさび感じる素敵な庭やったのに柿の木のまわりに塀がしてあってせこいぞ的なあれ。とにかく高い防獣柵を作りながら、まるで動物園にいるホモサピエンスそのものやな…と、思う。

 

鹿に荒らされたこかぶを片づけている時の気持ちといったら…

やられたこかぶを回収しながら、シカコロスシカコロスシカコロス…憎しみがもんもんと身体中に沁みわたってきて、とてもじゃないけど、彼らも一所懸命に生きようとしているのだから仕方ないよね生きとし生けるもの全てに愛を注がなきゃねっ!って…そんな悠長に思えるかーボケ鹿こらー、こっちも必死で育てとんねん、このこかぶをちゃんとお金に換えんとしんどいねん、お前も生きてるか知らんけどこっちも生きとんねんどちくしょーが、修行してかめはめ波打てるようにならへんかな、見つけたら遠距離からぶっ放してやるぞ、このボケー!

と、なんと器量の狭いことか。爆笑。

農家になって心穏やかに過ごすぜーって思いはいったいどこへやら。

この葛藤にとらわれると、商売として農に携わることと生きるために農を基盤に据えることとの大きな隔たりにいつも思い悩む。

この悩みの大元にあるのは、なんだかんだとお金だ。

 

お金がなくとも豊かに暮らせるように、価値観をポンと転換してしまう。身の回りにあることのひとつひとつを慈しみ、貨幣経済から脱却して暮らす。

もしくは、経済的に余裕のある状況下で、お金に困らない余裕がある生活の中で、やっぱり一番の幸せは丁寧に生きることだよね!って農や食や世界平和や地球環境のことを思うか、だ。

葛藤を乗り越えるには、どちらかになるしかないのだ、つまるところ。

ところが、なかなかそうもいかないのが己の弱いところである。

 

一本筋の通った信念があれば、やることなすことに悩む必要はないのだろう。

とは言え、最近はもう、この悩みは自分にとっては命題やな…となかば諦めていて、むしろこの悩みを忘れて商売としての農と暮らしとしての農のどちらか一方に傾いてしまったら、ぼくにとっては農業する理由がなくなるとすら思ってもいる。

世の中の、山村に暮らしながら、獣と向き合って生きてる農家さん達はどのような心境でいるのだろう。

そういう意味では鹿に感謝する。

40も近くになって、いまだに生きることに真剣に向き合い悩めるのは、まぁ素敵なことやろ。

朝市FBページできました、2017最後のKyoto Farmers Market出店します。

先日は大原から見える百井の山が雪化粧に覆われておりました。

今週の日本列島は大寒波が到来するらしく、大原でも雪が降るものなのだろうか、ちょっとビクビクしております音吹園主です。

年の瀬が迫り、お借りしている畑の地代お支払いや会議などが重なり、さらに当然のように仕事はドタバタと走り回る日々、いよいよ2017年も終わりに近づいてきたなと実感しております。

収穫・出荷準備のルーティーンをこなした上で、余力のある時間には最後の定植作業としてカモミールやキンセンカなど越冬春採りの花類を畑おろし。さらにその余分ができた時間で、事務作業にかかるので、言い訳満開ですが、うーむ、なかなかパソコンに向かえません。

そんなわけで事務作業としては、ようやく着手し始めた【大原ふれあい朝市】のFacebookページの作成やお披露目などにかかりっきりで、音吹のブログの更新もやや間が空きました。

【大原ふれあい朝市】ページは、音吹のこのwebサイトでもサイドバーに埋め込みしておりますのでチラ見できますし、同じように先日日曜日【里の駅大原】webサイトにも埋め込み作業をしてきました。

ので、FBされてる方おられましたら、ぜひともチェックお願いしますね!

主に、

■毎週の出店者・スポット出店者の情報告知
■公式イベント情報告知
■悪天候による開催中止報告

を公式情報として告知していきますし、また日頃の朝市の様子なども公開していければと考えています。朝市出店者の若手皆管理できるようにしていますので、音吹園主だけでなくいろんな出店者視点での朝市の様子を見ることができます。

お楽しみに!

 

さて、今週ですが、

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【Kyoto Farmers Market】

12月14日(木)@プリンツ

2017年最後のファーマーズマーケット、カフェプリンツさんで開催されます。

音吹も出店させていただきます。

年末年始のお買い物にはちょっと早いですし、音吹の野菜はそれほど代わり映えありませんが、毎日のように降りる霜のおかげで甘~くなってきた根菜類を携えていきます。

◆cafe Millet (パンや加工品)
◆ANZENA (石鹸シャンプーなど)
◆なばたけ農園 (お米、豆類など)
◆Pirate Utopia (パン)
◆音吹畑 (農家さん)
◆じゃむんち (木工)
◆研ぎ誠 (包丁研ぎ)
◆そまねこ (米など)

などの皆さんがご出店なさるようですよ!

お会いできること、楽しみにしております!

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里の駅大原、第二回、秋のプチ感謝祭!

いろいろなことを振り返る間もなく日々がめまぐるしく過ぎていき、気がつけば師走も目前です。

そんな中、【里の駅大原】にて12月3日(日)こんなイベントあります!

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第二回 秋のプチ感謝祭

12月3日(日)10:00~14:00

ジビエカレー、お雑煮、秋野菜を使ったお味噌汁、大原や静原のお米でむすんだおにぎり などを各皿100円からお届けします!

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日頃より里の駅大原にお買い物に来てくださるお客さまとの交流を第一に、感謝の気持ちを込めての第二回感謝祭!毎週日曜日に里の駅大原駐車場内で出店されます、燻製屋さんやお豆腐屋さんが主体となってご企画くださったイベントです!

大原ふれあい朝市に出店するメンバーもその思いに共感し、なかなか早朝6時から大原まで行けないよ~、というお客さまにお届けしたい大原の幸を極めてシンプルにおにぎりとお味噌汁でご提案させていただきます(^^)

ぜひぜひお越しくださいねー!

ちなみに当日はもちろん朝市も開催します。音吹園主は朝市後、この感謝祭開催時間中もずっと売り子として店先に立つ予定をしています。

朝市って行ったことないけどどうなん?どんな人が出店してるん?

どんどんおしゃべりに、冷やかしにおいでくださいね。そしてお気に入りくだされば、ぜひぜひちょっと早起きして朝市にもお越しください!

落ち葉散布とKyoto Farmers Market一周年記念イベント出店、23日だよ来てね。

落ち葉ネタばかりですいません。

落ち葉拾って、撒いて、ってな話の何が面白いねん。いや面白いねんで。

 

 

小さな畑に、ミカン箱コンテナ19箱分、一箱あたり10~15kgほどみっちり詰まった落ち葉をバッサーバッサー撒いて鋤き込み。

分解の早そうな落ち葉の入った箱をチョイスしてバッサーして浅く耕します。

分解の遅い、フェノール酸がたくさん含有されてるクリなどは畝間散布、もしくはすぐには植えつけしない、収穫が終わった後の畑に撒いて耕うん。

エンドファイト!!

菌様、がっつり土を肥やしてね。

さて。

明日はKyoto Farmers Market一周年記念のマーケットに出店します。

【Kyoto Farmers Market一周年記念イベント】

地球研(総合地球環境学研究所)で開催されます。

音吹は出店の他に、トークセッションに園主も参加することになりまして、今から園主はドッキドキ、明日までに早口と滑舌と豆腐メンタルが治ることを神に祈っております。

ついでに薄毛もな。

来てな。

BEER FLAT出店と落ち葉拾い。

先日日曜日は朝市出店後、【BEER FLAT】という、地ビールをもっと身近に楽しもう!というイベントに野菜出店してきました。

四条大宮のロータリーでひっきりなしに音が流れる、時折小雨降る肌寒い日曜日、こんな寒いのにビールなんて呑めるかーい、真面目に野菜売るぞー!と意気込んでおりましたが、会場到着後ものの五分で目論見が外れ、販売をほぼ全て妻に任せて参加ブリュワリーを全制覇、べろんべろんの正体不明になるまで呑み続けて、あぁ楽しい時間を過ごしました。

酒と音!

マーケット出店するのに、この二つが揃ってたら、売上は二の次でも構わないものですね!

(予想以上に野菜は売れました、ありがたや!)

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さて、そんな日曜から週明けて…昨夜月曜の雨はいらん雨でした。

育苗中の壬生菜、チンゲン菜花、黒キャベツ、花類などなど、越冬春採り用のいろいろ作物。早く植えたい、耕して畝つくりたい!と天候とにらめっこしてるうちに早三週間経過。もう十二月が目の前じゃないですか、早いなぁ。

大原から見る山景色は雪化粧がチラホラ。肌に突き刺さる風や空気感はもう冬のそれ。

作業は滞るものの、こればかりは仕方ない。そんな中、落ち葉を見るとテンションが上がるようになってきております。今日もまたスタッフさん達に落ち葉拾いに走ってもらいました。他に、大原の中でもちょこまかちょこまか収集中。

ふーむ、十一月は落ち葉拾いのシーズンとして、今後は考えてみよう。

と、すると。

落ち葉拾いは時期が限られるのでズラすことはできない。

越冬用の春物、そして玉ねぎの植付け。この作業をより段取りよくこなしていく。もっと早いタイミングから地を準備しておき、機を見てエイヤ!これしかないですね。

来年はこのあたりを作業に組み込むことを目標に。

それにしても、落ち葉は調べれば調べるほど面白い。

サクラ、クリなどは広葉樹と言えども、剪定クズなどに含まれるフェノール酸という作物の生育阻害物質を多く含んでいるため、実は注意が必要だったりするとのこと。

ほえー、なるほど!

造園屋さんから剪定クズを手に入れていまして、こちらは一年間堆積させてから使うようにしていますが、サクラやクリなども同じように寝かせてから畑に投入するほうがいいということですね。

(チッパーシュレッダー欲しくてたまらん。めっちゃ安くて実用性に富んでるやつ、ないものやろか)

今回、落ち葉を投入している畑では、まずは畝間に散布し、この冬作が終われば馬糞とともにすきこみ予定。来春にはヘアリーベッチをやや多めに種蒔きして、初夏すきこみ、窒素供給とともに落ち葉の分解も促すために、理想としては米ぬかも馬糞と一緒にすきこむことも検討。

そして秋冬作までじっくりと寝かしてみよう、と。

すぐには成果の出てこない、でも本当に大切な大切な、土を肥やすという命題。

久しく忘れていた、農ってだからこそ楽しい!という感覚を楽しんでいる晩秋です。…冬将軍、もう少し待機しといて!