1月末~2月上旬の野菜、新顔芽キャベツ

いよいよ今年も残すところあと11カ月となりましたね。寒波が再襲来中、皆さまお風邪など召されませぬように、お身体ご自愛くださいませ。

さて、久しぶりの新顔。芽キャベツ。

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子持甘藍(こもちかんらん)。かわいいですね。少しずつ収穫が始まっています。

わりとたくさん栽培したのですけど、獣害激しすぎますねぇ。

8月種を播き、秋前に定植。10月までに結構な虫害を受けつつも年越して1月下旬~2月にかけて、大原ではいつも収穫期を迎えます。

今年(2014年―2015年)は紫色の芽キャベツにも挑戦したのですが…大惨敗。紫芽キャベツは種によって出来にかなりの差があるそうで。今年試した種は、何だっけ名前忘れちゃいましたが、節間が伸びすぎて脇芽がほぼ出てこない、出てきてもカスカスで結球してない。(じゃあプチヴェールで収穫できるかというと、そんな感じのフワッと感もない)定植後の活着(かっちゃく。つまるところ根付くこと)の率も一般的な緑色のものに比べて悪かったです。

そういう事態に出くわすと、あーそもそも在来の種ってのはそういう不確かなもんだよな、と改めて現代主流の栽培に特化した種について思うものがあるのです(良くも悪くもです)

さて、芽キャベツ。

調理は何でもござれですね。写真はジャコと一緒にマカロニ。美味しかったです。もう少し水気があったほうがよりいいのだけど、水はけが良すぎる畑で栽培したからか、それともやっぱり真冬の乾燥で飛ばしてしまってるのか。

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収穫した株をまるごと袋詰めして出荷しておりましたが、株ごとに芽キャベツの秀品が少なかったり多かったりバラつきがあるのでフードパックに入れてみようかな。

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ラベルつくりました(^^)シンプル、使い回せるデザインにしました。パックするのあまり好きじゃないけど(ホントはパックなしで出荷するのが理想)、これはかわいいなー!今後はパッキングも楽しくなりそうです!

2015012906こんな具合。3月まで収穫する予定で作付けしていたけど、毎日出荷準備のキャパ超え連発のご注文、野菜が畑にあまり残っていません。

うーむ。ぼくの思う、農家の一番大切な役割は、農産物をしっかり栽培すること!食べてくれる人にちゃんとお届けすること!

野菜があれば見向いてくれる人がいるってことが今シーズンはよーく分かった。

2015年は、原点に立ち返って、露出を控えてww栽培に集中するつもりです。農家として、揺るぎない自信を身につけるために必要なことは、やっぱりいい野菜を育てることに尽きるのです。

…あ、それは人それぞれですね、あくまでぼくの思うところのお話。



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