ローズマリーの葉をこそぎ落としてストックする。

寝坊しました。

作付けが落ち着くと途端に張り詰めてた気が緩んでダラッとします。

 

 

ローズマリー。品種はミスジェサップ。耐寒性の強い立性タイプ。

現在はイキイキとした穂が美しく天を衝いています。

この画像は乾燥させたもの。

ミサさんのハーブ手仕事です。

天日干しした後、クオリティと色を保ったまま素早く機械乾燥。

香り高いドライローズマリーのできあがり。

 

この一枝一枝から葉をこそぎ落とします。

枝は枝で香るのですが、ハーブティーにブレンドしてしまうと雑味が混じってしまいます。

結果こそぎ落とした葉が…

 

こちら。

こうして、ハーブティーの素材を日々ストックしています。

この枝からこそぎ落とす作業、空間に香りが広がるし心地いいのですけど…

手間やねー(^_^;)

音吹のブレンドハーブティー、里の駅に置いてますので、ぜひぜひご賞味くださいね!

鶏糞使用についてあれこれ。

あー、なんかつまんない記事を書きました。

 

鶏糞使用を控えようと検討していることについて。

 

音吹は作物の栽培において、動物性・植物性問わず肥料は投入します。肥料成分のうち窒素供給の主は鶏糞、油カス、有機ペレット肥料(有機JAS認証のもの)あたりですが、そのうち鶏糞は安価で使いやすいこともあって長年継続して使用してきました。

 

が!!

 

近年、この鶏糞を使用することによる弊害がやたらと大きいと実感しておりますが、主に…

 

・リン酸過剰による肥効の減少

・鶏糞のエサに含まれるハキダメソウの蔓延

この二つ。

 

 

リン酸過剰については即効的な改善方法はないと思うので、今後は鶏糞の使用を控えて、マグネシウムは積極的に入れつつ(マグネシウムはリン酸吸収を助けてくれる)、より積極的に植物性の有機物を入れて土そのものの体力をちゃんとつけて長年かけながら対処していく、当たり前のことですけど。

音吹は、緑肥、モミガラ、ソバガラ、稲ワラ、野菜残渣、剪定クズ堆肥などの有機物を畑に入れるようにしています。(ちなみに動物性の堆肥は畑や作物によって使用しますが、基本的には馬糞のみ。鶏糞もまぁ堆肥と言えば堆肥なのかもしれないけれど)

その植物性有機物投入量を畑によってはもう少し増やしていこうと。腐植をどんどん増やして、ふっかふかの土の上を歩きたいものです。長期的には。

特に手に入り易いソバガラの有用な使用法をもっと考えよう。昨日【河村製粉】さんにお邪魔してきて、ソバガラについてあれこれお話をうかがってきました。

産業廃棄物としてお金を払って処分するしかない現在のソバガラ廃棄事情。

農家仲間の【山本有機農園】さんはガサガサ生のまま入れて、特に実害なく畑を回しておられます。生施肥でも問題なさそうならそれが一番手っ取り早い施用法だけどな、特にソバガラはフザリウムを抑制させる効果も高く、また根こぶにもよく効くらしい(ただ根こぶ胞子を発芽を促す効果があるという点がミソで、施用後2週間以上はあけないと近くにアブラナ科で根こぶにひっかかる野菜がある場合はよろしくない、ようするに大根と同じやな)

大規模に堆肥化できれば一番ですが、畝間に敷いて、さらにごま油カスなど上から振りまいて表層発酵させつつ土中に染み込ませて追肥期待と、シーズン終了後落ち着いてからの土中鋤き込み、あたりが現実的か。生施肥ももちろん視野に入れつつ、【山本有機農園】さんの情報もいただきつつ(笑)検討していこう。

ただ、短期的には、鶏糞施肥をストップすることによる窒素の供給減が当然考えられるので、その対策として、ひとつは良質な有機ペレットの採用を検討していることと、山田製油さんのごま油カスのもう少し有用な使用方法を考えること(今は夏野菜に穴肥として使う程度ですが、早い段階で土に混ぜ込んでやって発酵促進を期待したいがリン酸も入ってるしなぁ)。

そして何より一番意識したい点ではありますが、安定した供給量を求めるあまりに狙ってきた過度な密植・連作などを避け、余裕のある作付けをすること。

野菜一株が根を伸ばして養分を吸収する範囲を広くとる、株間や条間を広げる、反当たりの作付け量を減らすことで、身近な生育環境を改善していこうと。狭い部屋で過ごすより大きな部屋で過ごすほうがのびのび気持ちがいいものね。

 

来シーズンの課題。

 

で、ハキダメソウ。これは鶏糞の弊害というよりも、農家としての怠惰さが何よりの原因なのですが…。

鶏糞のエサに含まれて生えてきてしまったこの草。ですがもっと初期段階で除草してやれば種もつかずに蔓延ることはなかったものの、ついつい放置し続けた結果、種が無数に畑に散らばりきっていて、除草しても除草しても追い付かない、そんな負のスパイラルに陥っているという印象があります。

今年はこのハキダメソウにしてやられました。生育が異常に速く、かなり幼い時期から種をこぼしていくので、もうネズミ算式に増えていきます。アブラナ科の直蒔き野菜などは、かなり早く生育するほうですが、それでもこのハキダメソウの生育速度には追い付かない。初期除草を例年よりも回数増やしたところで全く対応できない、そんな事態。

個人的には作物の生育に影響がないようでしたら、草が多少生えていても気にしない、むしろええこともあるやん、と思っているし、このハキダメソウに関しても当初は緑肥や緑肥やー、くらいに考えていたのですが…。まったくよろしくないですね、早急な対策が必要です。

ひとまず対処療法的ではありますが、アブラナ科葉物をはじめとした直蒔き野菜は当面の間控える予定でいます。非常に消極的な話…(^_^;)

種を蒔いてよーいドンでは雑草に生育速度で叶わないなら、苗を仕立てて植えるしかありません。そんなわけで当面は育苗定植野菜の割合が増えていく予定です。…それにともなって、できればあまり使いたくないマルチの設置量も残念ながら増えていくね、ガクッ((+_+))本当にマルチが、その作物に必要かどうか、見極めながら使っていきたいと思いますが。

どちらにしてもハーブやキク科作物の作付け量は相変わらず増やしていくつもりをしていますし、直蒔き野菜を減らしていく分のカバーは考えていきたいですね。

 

なんだか備忘録になってしまいました…。また編集するかもしれません。

メディアづく秋と引越し。

ずいぶんと長い間、更新を怠りました。

滞った理由はまぁ、色々とありますが、本業である野菜の

出来が今年は今一つ(過ぎ!)であることがまず第一にありまして、農家として何より伝えたいことがないのに更新するのもなぁと。

たまにパソコンの前に座っては、つらつらと、文章を綴ってみたりもしていたのですが、書いては消し、推敲してはまた消し、投稿に至ることなく、彼方に飛んで行った言葉もありました。

そんなわけで、2016年もあと残すところ二ヶ月となりましたが、改めまして、おとふくばたけ、再びブログを更新していきますので、またよろしくお願いいたしますね。

前回の更新から現在までの出来事を書き起こすのは新鮮味に欠けるのではありますが、二つだけ報告させてください。

まずひとつ。

ここ一週間、NHKワールドのロケがあったり、NHKの【旅ラジ!】という番組の公開生収録があったり、妙にメディアづいています。プロデューサーやアナウンサーの方々の処理能力、アドリブ力、恐れ入ります。

同時並行して何かの物事を推し進めることがとにかく苦手なわたしには驚異的な能力に思えてなりません。そんな方々のテクニックを間近で垣間見た貴重な体験でした。

ラジオは生なので、非常に緊張しました。今回は喋る内容を練り込んで、ちゃんと言葉の端々に己の責任をのせて喋ろうと原稿づくりに時間を割きました。その甲斐あって、まぁまともにできました。

ところが…

こうしたメディアに出演するメリットを生かし切れていないなぁと強く思います。

大なり小なり名が表に出てくるものです。しかし、その名には肝心の実力が追い付ついていない。「名実ともに」、これはよく聞くフレーズでありますが、名に恥じない実がまずあってはじめて意味を為す文言。

いや、難しいものです。勉強になりました。今、するべきこと。土台づくり、礎石づくり。見えてきた気がします。

丁寧に、一歩一歩。ですね。

で、ふたつめ。

丁寧に一歩一歩いくために、ようやくですが、引越ししました(厳密には引越し中です)。

大原の中で、より詳細には同じ町内で、いやさらに細かく言うと隣の家に!

野菜の出荷を行うに、旧作業場では、広さをまず第一にして、どうしてもワンステップツーステップ多めに踏まなければいけない工程の無駄がありました。出荷量も増えてくる中で非効率なことを避けたい、それならばいっそのこと…とここ二年間ほど家を探していましたが、この春ようやくいいご縁をいただきまして、実は春からずっと引越しに向けていろいろと動いておりました。

この九月末にようやく動きがあり、現在、少しずつ引越し作業を行っているというところです。

新しい家には柚子の木が二本あります。

年内中には、新しい家での暮らしが始められそうです。

少しずつ、一歩ずつ。

本当にご無沙汰してしまいましたが、またゆっくりと、わたしたちの日常をお届けいたします。

読んでくれてありがとう。

 

2016102601