キラリオインテリアさんに動画撮影してもらう。

12月上旬、キラリオインテリアさんが動画の撮影にいらっしゃいました。

キラリオインテリアさん、農家のみならず様々な業種の方々のインタビュー動画をアップされています。おもしろいので、ぜひご覧くださいませ!

音吹の動画については何と二本立て!

一本は収穫中の“音”にフォーカスしたもの。しゃべくりはほぼない中、収穫中に聞えてくる音を拾ってPV風に仕上げてくださっています。

音吹畑の由来は、音が吹く。

虫の声、風の音、雨のリズム…などなど自然が発する音にふと気がつく時の、心のありようはとても穏やかです。

そんな穏やかな気持ちを忘れずに、見失わないように生きていこうと名付けました。

ハサミでパシパシ野菜を切る音。これもまた心地いい響き、ですねー!

こちらは二本目。

よくお話していることですが、農業や農家、農村の現実と非農家の見ているものには乖離がある、と。その乖離を直視せずにお互いの立場で考える主張を発するにとどまっても何も始まらない。

この問題点について、都市近郊でできる農業の形、農家の目指すところとしては、例えば日々の農作業の現場を体験してもらう、例えばマルシェで野菜を販売する(食べ手と作り手が直接やりとりする)などを手段として、ゼロ距離での何気ないコミュニケーションでその断絶を飛び越えていければ。

そのようなことを獣害を例にして、知らないことたくさんあるよ、とお話しています。

が、ほんとに口下手で、そんなに知識や経験がないので、話たいことのほんの少ししか話せていないですねー、こういうのって訓練でしか持ち得ないスキルですね…。勉強になりました。

お時間ある際にでもご覧くださいませ!

※キラリオさん、ありがとうござました!

久松農園がGg’sアテンドで大原朝市と大原農家ツアーに来てくれたお話。

10~11月中旬にかけて、極めてドタバタと、だが濃密に動いておりました。得た知見を頭の中だけに置いておくと、だいたいそのまま消え去ってしまいがち。整理して咀嚼してインプットしてかないと。

その濃密な動きの中、ハイライトが昨日。

15日(日)、【久松農園】の久松達央さんやスタッフやサポーターの皆さんが、【Gg’s】角谷さんのアテンドにて大原にご来訪くださいました!

朝市の時間帯からガッツリと大原の農に触れていただくという、何とも贅沢な、ありがたい企画!

photo by Mariko Kihira

久松達央さんと言えば、【キレイゴトぬきの農業論】【小さくて強い農業をつくる】で全国農業界隈で超有名な方です。

音吹園主にとっては、著書を拝読してから農に対する心構えがガラリと変わったほどで、心の師匠的立ち位置に君臨するスーパースターのお一人!

【Gg’s】角谷さんから、大原に来られます!とお話を聞かせてもらってからは、ウキウキと同時に、恐れ多さというか申し訳なさというか、畑に来てもらったところで何も見せられるものねーよ…どうしよう…とオタオタしておりました。

が、

そこはスターの、スターらしからぬ探求心?寛大さ?、そして【Gg’s】角谷さんの、人と人をつなぐ力と言いますか、おかげさまで事前にオンラインでお話させてもらうという、これ多分全国の農家さんには垂涎ものの、有り得ない機会までいただき、不安も払拭。

さらに、オンライン会議だけでなく、何と野菜セットまで事前に送っていただきました!

段ボールは当然のごとくにオリジナルのもの。

―そう言えば、うちもロゴマーク作る時、ロゴマークそのものの意味、いろいろな農園のロゴの由来を調べたくっていた頃、久松農園のロゴの記事もどこかで読みましたね。調べてみてください―

同梱されていたのは久松農園のパンフレットや野菜暦、野菜の保存方法やレシピなど。それらすべて食べる人目線なんですよね。これ忘れがちだけどとても大切なことやと思いました。

―農家ってマニアックな分野につっこみ独りよがりの職人的志向に陥りがちなので…。着いて来れない奴は着いて来なくていい!みたいな―

そして野菜。

箱から出して、音吹スタッフでセット内容を様々な角度から検証。ボードンパックは何号を使ってるね、土の質がこれなら土付きでいけそう、パッキングはこんな感じなんだ、といろいろと。

大原との比較をしながら、非常に楽しい時間。

もちろん野菜は絶品です。美味しい。どの野菜もエグ味がない。おそらく高技術だからこそ成せる再現性の高さで、毎年大きな差がない味でお届けできているのではないだろうかと想像。

狙って野菜を育てる、って実はめちゃくちゃハードルが高い。口ではいろいろ言ってるけど、野菜見たら、あーうんうん、そうねそうなるよね…って農家さんが多い中、野菜そのもので納得させるって…いやーレベル差を実感しました。

音吹では一エリアの圃場見学と作業場見学を。

圃場では、土を掘って、土質を見てもらったり、野菜を実食してもらえました。ちょっと見られただけで驚くほどのアドバイスや情報が…。引き出しの多さがすごかった。

photo by Mariko Kihira

作業場には、音吹所有の農機や設備、経営状況データなど諸々を資料として置いておいたので、それを見ながらアドバイス頂戴したり、農具の説明を受けたり。

photo by Mariko Kihira

前述しましたが、著書はキレッキレの文章なので、オンラインでお話する前までは、実は相当ビビっておったのですが(笑)―やべーガツガツつっこまれたら立ち直れねーぞ、と―と全くそんなことはない。

あー、この方の周囲はそら人集まるわ、という感じでビッグネーム感をさらけ出さずに人と接しておられて、また膨大な経験に裏打ちされた知識をとてもわかりやすく言語化して、もったいぶらずにバッシバシ伝えてくださるので、素人でも接しやすい。

音吹園主の今の課題のうち、抽象的な課題のひとつとして人間力アップ!を掲げているのですが、そうねこんな立ち居振る舞い必要やね…という。そんなところまで本当に勉強になりました!

ここで得た知見をちゃんと落とし込んで、日々の農作業と野菜に還元できるようにしていきます。

photo by Mariko Kihira

最後に、偉そうに圃場と野菜の説明をする園主。

あと、今回は圃場ガイドとして大原農家仲間や随行者として京北から【okulu】吉田さん、【あらい農園】新井くん他、も。いい機会でした!

今後に活かせますように!

獣害と向き合う。

朝晩はもう肌寒い大原です。毎週日曜日早朝開催の大原ふれあい朝市ではいよいよ焚火が始まりました。

早朝、霜が降りるのももうすぐですね。

大原は盆地です。山がとても近い距離にあります。日本全国どこでもそうでしょうが、山際の農地は、深刻な、ある問題に直面しています。

さて、それは…

鳥獣害、です。

鹿、猪、猿をはじめ、アライグマ、ハクビシン、カラスと農作物に被害をもたらす有害獣は数多くおります。

大原でも、ぼくが就農した12年前はそうでもなかったのですが、獣のプレッシャーが年々高まってきています。

特にひどいのは鹿です。

鹿は起きてる間中ずっと何か食べている反芻動物で、被害の範囲も広いです。また食べる植物の種類も豊富で、山の中は地肌むき出し、木々の新芽は育つ前に食べられてしまう状況がそこかしこで見られます。

90年代から徐々に鹿の数は増えて、現況、個人農家ではなかなか手に負えないレベルにまで至っています。

様々な要因が鹿の増加を招いているようですが、どうやら

①山際での人間活動の減少(農村に農家がいない、あるいはいても山に入らない)

②猟師が少ない

といった、獣と人の境界線がどんどん浸食されてきていることが何よりの要因のようですね。猟師さんが仰るには鹿はずいぶん長い期間、保護獣としてみなされてきたため狩猟圧を掛けにくかったため増えた、とも。

そもそも100年も以前は、季節を感じて土とともに暮らす農村暮らしが基本。その時代の冬場は雪も降って、春夏秋に比べて、やれることが少ない。

そんな冬場の、男たちの娯楽、実益を兼ねた娯楽として狩猟は日常的だったようで、おかげさまで、それはそれは山の獣は現在では考えられないほど少なかったようですよ。

鹿については高槻成紀の【シカ問題を考える】が読みやすかったです。

さて、

音吹でも年々ダメージのある圃場が増えてきています。

音吹の獣害柵環境は、

①電柵
②ワイヤーメッシュ横置き(高さ1m)
③ワイヤーメッシュ横置き(高さ1m)+獣用ネット(高さ1.5m)

と段階的に変化してきています。

現在は③の状態ですが、ネットは降雪や風で倒されやすく、柵修復コストが毎年かかります。

それでもこれまではある程度軽微なダメージで済んでいましたが、

今年はダメですね。

虎の子、レタスにも、まさに今朝早朝、いよいよ結構な範囲で食害が見られ始めて、さてどうしたものか、と。

そろそろ
④ワイヤーメッシュ縦置き(高さ2m)

にしてしまうことを検討しています。

物理防御はコストがかかります。資材費だけでなく、設置するための作業日数もかかるため、当然人件費もかさみます。そこまでして守っても、土地を借りてる身としては、売却するから返して、と言われる可能性もゼロではないので、何とも踏ん切りの付きにくい投資ではありますね。

九州の平場で修行していた頃は獣害なんて考えたことなかったので、山に近い里山での営農の厳しさを毎年思い知らされます。

ちなみに、農水省の統計(H29年)では
日本の耕作面積約400万haうち、獣害被害のあった耕地面積5.3万haだそうです。

なんと、そんなに微々たるものなのですね!

オレなぜ山際で農業やってるんだろう(笑)

そりゃ獣対策に投下できる国家予算は限定されますよね。

獣が与える被害は、直接的には農林業者だけかもしれませんが、間接的には回り巡って都市住民にも影響を与えるものです。

鹿や猪に対する感情として、ぼくは愛をもって接することが、もう全くできず、ダムに落ちた猪がかわいそうだと世論が高まり救出し山に帰すというニュースをいつぞや見た時に、本当におめでたいことだな…と呆れた覚えがあります。

かわいそう、助けてあげて、彼らは悪くない、悪いのは人間、と都市住民。

なぜわざわざ野にかえすのだ、と農家。

この溝を埋めるには乗り越えることがいっぱいありそうですが、見えないものにはフタをし続けて便利な生活を続ける現代において、そもそも埋まり切るものなのか。

現代社会で生きるには、見るものをいろいろと選択していかないとダメなんでしょうか。

いろいろと考えさせられます。

が、だ!

まずはこの冬の稼ぎがなくなって給料払えなくなるやんけ…問題を何とかせねば!!

※南丹の369商店さんが最近FBにポストした内容。除草剤についての問題。これもまたある一面では同じような問題をはらんでいますね。

にんじんまとめ買いのご案内!

近隣ご在住の方向けに、まとめ買いのご案内です!第一弾はいろいろカラフルにんじん~! (遠方の方も送料ご負担にはなりますが発送対応いたします、お気軽にご相談くださいね)

【にんじん】
12月に入り、音吹にんじんはますます甘味を増してきました!冬の代表野菜でもあるにんじん。少量ずつ買いに出かけてなくとも、まとめて購入しておけばいつでも使えて安心!まとめての購入なので家計にも痛手少なし!この時期は野菜の生命活動も緩やかで、長期保存も可能です。もちろん農薬や化成肥料は不使用です(^^)

通常の西洋にんじんの他、各色取り揃えております。この機会にぜひいろいろお試しくださいませ!(全て10㎏ロットからの価格となります。税込価格です。)

業者様向けバラ特価としてもかなりお得な価格設定となっております。この機会にぜひどうぞー!

①西洋にんじん2000yen/10kg(20-40本程度)

②紅色にんじん3000yen/10kg(40-80本程度)
→西洋にんじんと金時にんじんの合間のような色合い、金時ほどのにんじん臭さは少なめで、甘味が強いタイプのにんじんです

③黄色にんじん3500yen/10kg(40-80本程度)

④紫にんじん3500yen/10kg(40-80本程度)

⑤アソートA 2750yen/10kg(西洋にんじん込み)

⑥アソートB 3250yen/10kg(西洋にんじん無し、単色セットではオーダーできない白にんじんが少し入ります!お色は出来る限りバランス良く入るように調整します)

ご注文は以下のフォームからどうぞ!※フォームより下部にオーダーに際しての詳細ございます。ご確認くださいませ!

    フォームを入力したら「確認」にチェックを入れて
    「送信」ボタンをクリックして下さい。

    確認

    ※FBページやメールなど、各種のご連絡に対応いたします。ご連絡いただけました当日~翌日にご確認のメールをいたします。

    ※基本的には大原までのお引き取りをお願いいたしますが、左京区・北区近辺ならば、曜日や時間帯はこちらの都合優先となりますがお客様との調整の上、配達も可能です!ご相談ください。

    ※発送については送料のご負担をお願いしております。京都からの距離になりますが、にんじんのお代金+1000~1500円の送料が目安となります

    ※本数は目安です。

    ※土付きがご希望の際はご相談ください。土付きは長く保存できますが、良い条件で収穫できた時に限ります。この時期の大原は天気が時雨れること頻繁で土に水分をしっかりと含み、どろどろの状態で掘り上げることが多くなります。これでは長期保存に向きません。そのため、収穫・納品のタイミングはこちらの見極め次第となり、場合によっては対応できないこともあります。ご了承ください。

    旬が一瞬の春葉物、にんにくのお話。

    春葉物の旬はほんとに短いです。

    4月19日播種の赤リアスからし菜、ルッコラ、5月19日収穫開始するも一週間立たずして、トウ立ち(花をつける茎が伸びる現象)。

     

     

    むっちゃくちゃ早い!

    小松菜や何か、一般的な軟弱葉物類の晩抽性の品種ですと、もう少し在圃性は高くなるけど、赤リアスにルッコラはとにかく早い!

    一株一株も細いから作業性も悪い。

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    有体に言うと、要するに手間の割に儲からない。

     

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    もういっそやめようか、と毎年思うのですけど…

    つい最近もそう思ったとこなのですけど…

    こないだ購入した少女漫画【GREEN】にやたらとルッコラの描写が…!

    くぅ~、やっぱりやめられない、

    何てったって農の道に進むことになったきっかけの野菜。

    作付量を減らしてでも、もう少しあがいてみる?!

     

    続けるぞ!いややめよか…?と、いつもいつもこんな具合に逡巡しています。

     

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    ところで、この水曜日の雨までに、何とかニンニクを掘り切りました。

     

     

    こんな具合に積み込んで軽トラ二台分ほど。

     

     

    2017年10月4日に30kg分ほど植えつけたニンニク。

    今年は収穫直後の段階で270kgほど。

    乾燥・保存の過程で水分が飛んで70%ほどにまで重量が落ち着きます。

    約190kgくらいになるのでしょうか。

     

    今年は作付量を増やしたいと考えています。

    50~100kgは植えたい!

     

     

    雨の日は葉を切り落とし、根を切り落とし…。

    そして良種キープのために、大きくてイイ感じの種をカテゴライズせねば!

    当面、雨の日はニンニクに触れる機会が多くなりそうです。

     

    ちなみに生にんにく、

    さっそく油で揚げて食べましたけど…

    ほっくほくで美味しいー(^^)

    いやいや、美味しくないわけがないよね、ごちそうさまでした!

     

    最後に…

     

     

    ぼくもお手伝い~!