なんでもない話。

SNSもブログもちょっと間が空きました、という前回の投稿から、再び間が空きました。

現在、春の種まき、苗植え、畑づくりと仕込みの時期で脳ミソはフル回転しておりますが、そもそも高回転に耐えうる脳ミソでない上に、花粉症のおかげで回転率はガクッと下がっております。

日中にグッと畑に集中すると夜はぐてーっとなってしまってます。20代の頃はもっとゴリゴリ動いていましたが30代後半に入ってから体力が続きませんねー悔しい。援農などで来てくれる20代の若者のパワーは素晴らしいものがありますね!

農業やりたい人はぜひ若いうちからスタートしましょう、飛び込んでください。若いうちに肌感覚として、どのくらい動き回る生業なのかを身体に染み込ませることはとても大切です。

動き回って得た実感、体力があるからこそこなせた作業は、設備投資した農機・経験値から回せるようになった効率的な段取り・利益が生み出す雇用などに取って替わっていけるようになるのです、たぶんね、知らんけど。

2015年の今頃の写真。

まだ未就学児童だった長男と次男。

4月から長男は制服です。こどもがこどもでいる時間なんてあっという間ですね。

コロナが本格的に生活を直撃して早一年。今後もこのウイルスとは末永くお付き合いしていくことになるのでしょう。あぶり出されたもの、見えなくなったもの、いろいろありますが、こうして仕事を続けていられるだけでも幸せなことなのかもしれませんねえ。

冬から春へ。

SNSもブログもちょっと間が空きました。

冬の野菜もいよいよおしまいが見えてきています。にんじんやかぶが少し、越冬して晩冬~初春にかけて収穫予定の高菜類、花菜類など残すところあとわずか。

昨年の同時期はまだまだ野菜が残っていました。記録的に暖かったですからね。たいして、今年の冬は…寒かったですね、ほんとに寒かった。十年に一度の寒波らしいです。野菜も凍ててダメになってしまったもの多数。落差激しいですね。冬は寒いものよ、という認識、こころづもりがどっかいってましたね。

来シーズンはどういう作付けにしようか、考えさせられます。

…と、来シーズンの冬のことを考える前に、冬野菜がいよいよ終わるということは、春野菜が始まるということ!

そうですね、今現在、農園では春に向けて少しずつ始動しているところです。(花粉症で頭がぼやーっとしつつ、種まき!苗植え!畑計画!いろいろ!と脳ミソがオーバーロードしてブログ更新に手が回っていなかったわけです)

育苗用のハウスの棚を製作し直しました。今年は今までで一番いい感じに棚ができました。来年はたぶんもっといいです。

すでにビニールを張り、育苗が始まっています。

おんぼろハウスのアーチを移築。雨よけでハーブを栽培します。今年の寒波でやられてしまった株が多く、仕切り直しのハーブも。

ようやく骨組みは完成、あとはビニールを張って春に備えるところまできました。

種まきは順々に。

例年、初弾はレタスやセリ科ハーブ類からです。この育苗も来年はもっとよくなる予定です。毎年言ってます、農家の常套句です、来年見てろ。

「このエリアに肥料を○○袋ぶんまんべんなく振ってください」とか何とか、指示をします。スタッフ皆で作業しますが、なかなか上手に指示をすることが難しい。スタッフもそれぞれ個性があるので、指示の仕方をひとりひとり考えながら出します。

現在のスタッフは皆仕事が丁寧ですが、言い換えると皆手がそんなに速くない。

それはただ手の動きの速い遅いももちろん大いに関係していますが、それ以上に誰しもが多かれ少なかれそうなのですが、目の前の作業に没頭するあまり、たいてい視野が狭くなり、丁寧な作業(たとえば草を100%抜き取ることにフォーカスする)に徐々に寄ってしまうものなのですね。

精度と速度はトレードオフです。

だから、仕事がある程度進んだタイミングで一度顔を上げて周囲を見回す、経過時間と作業進捗を見て、果たしてこのスピードは適正かを判断できるかどうかが重要になってくるわけです。そこはよく伝えます。

こういうことって癖とか性格も大いに関係しているので、何度伝えても…ということもあります。ここはもうこちらが伝え方をさらに工夫するか人によって作業内容を変えるか、しかないですね。

ここらへんをここ一、二年ほどは模索しています。そして少しずつ良くなってきている実感があります。これは嬉しい!作業時間を意識することはとても大切なことです。

冬野菜はもうない。が、ないものねだりしても仕方がありません。

ない野菜がないなら、育てればよし!ということで、エンドウを植えました。冬に種まいたもの。

春。

花粉症に負けじとがんばろう。

確定申告もがんばろう(笑)

にんじん自動洗浄機が仲間入り。

毎日のようににんじんを収穫しています。

紫にんじんは何となく終わりも見えてきましたが、西洋、黄色はまだ残っています。

収穫したにんじんはえっちらおっちら作業場まで持って帰ってきて、土を洗い落とします。

当初は当然手洗いをしていましたが、数年前に指浪製作所T-27タイプ汎用野菜洗い機を購入して画期的な洗いスピードに感動しました。

この洗い機の汎用性はほんとに素晴らしいですね。大根からかぶから人参はもちろん、ホウレンソウやら何やらの根っこまで洗えてしまいます。価格も10万円程度で費用対効果は計り知れなかったです。ほんとに大活躍!!ありがたや~。

まだまだ現役でがんばってくれていますが、今シーズンはさらに新しいお仲間が!!

洗い作業もいよいよバージョンアップ!!

同じくに指浪製作所にんじん洗浄機C-6、おおよそ15~20万円ほど。

動画こちら。

https://fb.watch/3nzmNXdChC/

いや、神がかってた…。自動洗い機をご使用の生産者の皆さんが見てた世界はこんなのだったのか…。

同じ容量のにんじんを洗うのに

T-27→10分
C-6→1~2分!!

ですからねー。本当に早い。先日はにんじん7箱を15分程度で洗い切ってくれました、圧倒的です。

よりパワーアップしてにんじんのお届けができそうです。

今後に乞うご期待!

※にんじんまとめ買い、まだまだオーダーお待ちしています!詳しくはこちらをご覧くださいませ!→にんじんまとめ買い2021

肥料づくりと合理性。

facebookでも投稿しましたが、こちらでも記事あげます。

山本有機農園さんから嫌気性ぼかし肥料のレシピを聞いて、肥料づくりに再挑戦しようとしています。

ここ数年は、雇用に踏み切ったことで見えてきた無駄や経費の増大具合に、とにかくその解消を目指していろいろと試してきました。人を雇うと動きのひとつひとつやコスト意識が半端なく研ぎ澄まされてきます。

購入肥料に頼るようになったのも、確実性や無駄な時間の省略などがきっかけですが、生きた菌入れたい、もっと畑作業いろいろ楽しみたい!とする思いが再燃してきまして(笑)

コストパフォーマンスもそこそこに、楽しく仕事ができる思いをうまく着地させるポイントはなかろうかと探っていくことになりそうです。

そもそも屋根があって、床がコンクリで、撹拌する農機があって、近隣の方から迷惑がられない場所があれば、ぼくはたぶん堆肥づくりに労力ぶっこみたいのですが、そのどれもがない!!ので、仕方なかった面は否めません。

農業は、その場所で出来る方法はなんぞか、という制約がめちゃくちゃ大きいと思いますねー。

で、

山本有機農園方式は、嫌気性を好む菌を活性化させて作る肥料なので、場所がなくても空気を抜いてキープすることができれば省スペースでもできる!!ということで、ひたすら誘われていたEMぼかしはスルーしたのに、ここにきて山本嫌気性ぼかしにチャレンジ、という流れです。

長くなりました。

レシピは、

①圧搾油粕40kg
②米ぬか80kg
③バイムフード400g(※)
④水40L


なんですが。

(※)バイムフードは好気性菌だろう、というありがたいツッコミをSNSで頂戴しました。ということで軌道修正をはかることになりますが、基本的には①②④に対して必要な嫌気性の菌をぶちこんでやれば成立します、たぶん。

ぼくはラクトバチルスを試す予定ですが、EM菌でもよさそうですね!

撹拌中~。

動画はこんな感じ。

https://fb.watch/3ny0VRdAM9/

今回、肥料づくりに踏み切ることができたのがこのブレンドソーワのおかげでもあります。

スコップで撹拌するなんて、とてもじゃないけどぼくの体力では無理。腰に爆弾も抱えてる身としては絶対やりたくない作業のひとつ。

でしたが、ブレンドソーワは380Lのホッパー容量に上記レシピの材料を入れて撹拌してくれます。超便利!

さて、レシピの分量で撹拌した結果、

ゴミ袋1本16kg分の肥料×10本分=160kg

できました。あとはしばし熟成させればOK。

事前に山本有機農園肥料を解析した結果、

N3.8
P4.1
K2.0
CN比13

という数値が出ました。(油粕のN量より減ってるじゃんというツッコミ!!)

人件費も含めて、この1袋にかかる費用は約950円です。

が、そこには当然、人件費含めていますが、この肥料を10本分つくるのに実質1.75hが本来肥料を購入していたらば別の作業に充てられたはずの時間があるわけで、そこは無視しています。

そこをどうとらえるか、ですね!なんというか…農業って効率とか合理性だけで割り切れない部分がけっこうあるように思います。その是非は人それぞれなのでしょうけどねぇ。

これは2年前に植えたレモンバーム。

この寒波でも株は生き延びて、古い枯れた部分の根本から新しく新芽が芽吹いてきています。この2年前の株は今年は片づける予定でした。が、このがんばりを見て、どうせなら株分け鉢上げして増殖させようと今は考えています。

買うほうが早いんですけど…まぁそんな非効率、不合理なことがいっぱいあります(笑)

だからこそ面白いのだ!!と思いたいっすけどねー!

新年のご挨拶。

あけましておめでとうございます。流行り病のせいで多くの人の暮らし方に変化があった2020年でしたね。

正直まだまだ先行きは見えない、何なら先月からまたちょっと雲行き怪しくなってきてねーか?どこまで試練与えてくれるの?とどんよりしたくなります。

が、

衣食住のうち食、生きる上で絶対必要な分野の末端でちょこまかしている我々にとっては、実はそんなに浮き沈みがなかったです。先行き見えない中で日々戦っていらっしゃるレストラン業界の皆さまと毎週朝市にて接しているので、どよーんとするのですが…音吹としては最終的な売上、2019年とそうそう変わらない程度にまでは持ってこれた一年となりました。

個人的に悔しかったのは、妻のハーブティー販売量が爆上りした結果の総売上だったこと。

すなわち野菜カテゴリーとしては売上減!だったということでしょうか。

ハーブティーは時勢の中で動けたこともあって、まだまだ広くも深くも展開できそうなイメージはあります。

栽培も労力比重もそれほどかけてない、面積も狭い中で、よくぞここまで…よくがんばった音吹くミサさん!という感想。

音吹全体としては、この5年の間に、露地野菜農家としてどう展開するか、について向き合ってきました。

経営状況をちゃんとデータ取りして、栽培面でアップデートを意識し、積極的に投資して、5年先10年先を見据えた動きに着手できたかと。

検討材料に己のキャラクターをしっかり把握できつつあったことも大きいですね。己のポテンシャルをちゃんと発揮してストレスのない無理ない営農態勢をするという点。

ハード・ソフト両面で持続可能なスタイルを模索した結果が出たかなーと思います。

逆に言うと、現況で考えられる数値としてはそろそろ頭打ち。

悔しい!と前述したことにつながりますが、栽培面では気候や土壌環境、病虫害など変数が大きな露地栽培とは言え、大きな変化はもう望めなさそうに思えてきています。

そんなことをいろいろ考えていると、自ずと道が見えてきますね。

2021年、どう展開していくか。

目の前にある細かな項目と向き合ってひとつひとつ改善していくうちに視界もクリアになっていくでしょうか。

農業は結局、一歩一歩しか進めないもの。

ほんとね…細かい部分だとチームとしての効率アップにやりたいことはたくさんあるんですよ。

デジタルアプリを使いこなせれば、もっと動けるのでは?!せめてLINEなりメッセンジャーなりで全員に一括で連絡したい!(けどガラケー持ちだったり電磁波ダメだったりで、ツールを統一して連絡できないから、すっげ時間を無駄に使っているとかねw)

仕事面とは別に個人の思考癖として、他人に対して過度に何かを求めない、期待しないことを言い聞かせるようにしているので、そのへんが変に邪魔して効率化に至っていないのですね。課題。

気持ちとしてはちょっと外に向いているので、根っこというか芯を据えつつ、足元を踏み外さずにボチボチとやっていく一年となりそうです。

楽しみ!

今年も音吹をどうぞよろしくお願いいたします!