音吹の野菜を使ってくれるお店の紹介チラッと。

今夏はもっと暑くてたまらんことを覚悟しておりましたが、思うほど茹だることもなく、したがって貧弱農家の音吹園主も、疲れをそれほどにはためずに、どちらかと言うと拍子抜けな毎日を過ごしております。

 

暑さについては拍子抜けですが、めまぐるしい日々を送ることには変わりなく、日記に書きたいピカーンと光る事柄を脳内にストックしたそばから、日をまたぐやいなや耳の穴から溶け流れだしては、あれ??何やったっけ…?忘れたー!!ってな、そんなこの頃。あぁ今日も収穫、明日も収穫、毎日毎日収穫収穫…と、そんな具合です。

先日と言ってもずいぶん前ですが、7月30日(日)大原朝市にて焼き野菜ふるまいイベント、たくさんのお客様に、朝早くからご来場いただきました。ありがたいことです。

今後もこうしたイベントやりたいねぇ、と朝市出店者では話しています。楽しみにしていてくださいね。

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その朝市。

リピーターの方々や、もちろんはじめてお越しのお客様も含め、毎週毎週わざわざ大原に足を運んでくださるだけでありがたいこと。

何度も言いますが、音吹のような新参の農家が、ただドヘタクソな野菜を並べただけで買ってもらえるのは、そうした皆様やブランドネームのおかげに他ありません。

先達が始められた頃は、どうなるやら、との思いがあったそうですが、瞬く間に大原の野菜を世に知らしめる市へと昇華していった様子で、そこには今も昔もたくさんのお客様のおかけであることはもちろんなのですが、ブランド確立に至るには料理人の皆様の貢献が相当に大きいと言えるのでしょう。

そんな朝市や大原の野菜を、初期の頃からご愛顧くださっている、というより大原ブランドを確立してくださった方のお一人【La Biographie】の滝本シェフが畑にご来訪くださいました。

先日、お世話になったフランス料理研究会ではじめてお話させてもらい、その縁にて。

やっぱり嬉しいですね。

ずーっと大原と、大原の先達農家さんと、お付き合いを続けてこられている方ですので。

音吹としては、そうして広めてくださった方のおかげで今こうして農家としてやれているわけなのですが、そうした方にお声掛けてもらえることで、農家として大原の歴史を紡いでいけるという、そのような、いわば自負心のようなものが芽生えます。

価値観や野菜のトレンド、商売の仕方などなど、世代を越えることができないものは多々あります。したがって、たとえばお客様が「○○さんの野菜や人柄が好きで朝市通ってたけど出店しなくなったしもう行くのやめとこー」という、それは当然の選択です。

それはそれとして納得していますし、先達と同じことはできない。それでも農家としては悔しい部分もあるものです。

なので、今回滝本シェフとつながることができたのは、そういった部分で何より嬉しいことなのでした。

それにしても、【La Biographie】さんのお皿(画像は検索してみてね(笑))

ド庶民の園主にはお皿の上で何が起こっているのか意味わからない美しさ。毎日の食卓に上がる、ガーっと食べるでー!!というお皿が何よりではあるのですが、美食の世界でも土まみれの農家の野菜が使われる、そのことについては農家として意識しておかねばなるまいところやなぁと思うところなのです。

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で、ね。

その流れで、最近野菜を使ってくださっているところをちょこっとだけ紹介しますね。

自家製天然酵母パンの【琥と竜】(ことりゅう)さん。

大原の古道具屋【ツキヒホシ】さん主催のマーケットでご一緒して以来、ちょこちょこお付き合いさせてもらっておりますが、お店を持っておられず、マルシェに出られたり、日替わり店主が集うようなスペースでコンセプトを色々に料理を振舞われたりされているのですが、まぁそのクオリティの高さというか追求の深度と言うか、突き抜けてる感が半端ない方です。

毎回毎回、広報・宣伝にFBページを使用されていますが、その情報量すごいからのぞいてみてください、これ投稿するだけでエネルギー相当使うやろなぁ…(笑)→ 【琥と竜】

今回は8月18日、19日と連日で【キッチンNagomi】さんで腕を振るわれる模様。音吹の野菜もたくさん使っていただけるようです。行ってみたいです(^^)

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そして、先日行ってきたのが、音吹の畑でいつもウロウロしては何やら食材をハントしてる今井シェフの、哲学の道沿いにあるピザレストラン【monk】

こどもを実家に預けて仕事をすることお盆の三日間。その日の仕事が早く切り上がるや、思わず電話して行きました。

2年前、【monk】オープンの冬、チーム音吹の忘年会で寄せてもらって以来、はじめて通常のコースをいただきましたが、普段畑で見る今井さんとはまた全然違う姿を見ることができてとても刺激的でした。

石窯の原始的な火、食材の底力を引き出す一番いいタイミングでの出し入れ、コースのひとつひとつを繊細に大胆にさばいていきながら、お客様との会話もホスピタリティに溢れたもの。

スタッフさんとの息もピッタリで、ほとんど会話はなくとも、絶妙のタイミングで必要なことをサーブしサポートし合うという、素晴らしいものでした。

 

 

写真、暗くて…ごめんなさい(^_^;)

店内には、音吹でピックされた様々なハーブが、植物として畑に生きていた姿をほぼそのままにドカッと活けてあるなど、大原や食材・畑やその空気感を大切にするシェフの根幹が垣間見えますよ。

ぜひ食べにいってね。

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さてさて、久しぶりのブログ更新は畑の画像もなく、おいおい何してんだという記事となりました。

そろそろ秋冬野菜に向けての作付けも念頭に…って遅いくらいですが、動いていく時期です。

こども達は夏休み中。

たぶん年始以来はじめての、丸一日オフには、

 

 

子孝行。

父ちゃん母ちゃん、つかれたよ。

畝間雑草対策としての緑肥について。

今春から初夏にかけての動きを、立ち止まって考える…暇なんてな~い!けれども、先日カモミール摘みながら思った、思い切った戦略転換妄想。

夏は、夏野菜をもはや自給程度くらいまでに超縮小して、ハーブや摘み花主体の農家になる!

夏場もそこそこのクオリティのハーブをフレッシュで出し続けられるような。ビニールハウスで寒冷紗??暑すぎる?もしくはバーベナやグラスなど、夏に強いハーブで乗り切る。バジルの病害が克服できたら、バジル農家になってもいいなぁ。いっそのことホーリーバジルやタイバジルなど、湿気に強いの育てまくるか。

妄想はつきませんが、園主は夏野菜がやっぱり苦手な模様。

いよいよ接ぎ木の苗を購入するのか?!

でもなー、苗づくり…やめるのはつまらないよ…。だったら接ぎ木苗つくれ、と妻は言いますが、いやいや、そこまで夏野菜だけに注力できないわい、ハーブもレタスも花も育てたいのに。

もやもやもやもや、としておるわけですけれども。

それはそれ。

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今年から導入したマルチャーによる栽培で懸念されていた畝間の雑草。その対策としての緑肥について。

ヘアリーベッチと白クローバーを蒔いていますが、組み合わせとしてはヘアリーベッチとムギ系緑肥のコンボをよく耳にします。クローバーだと、ヘアリーベッチに負けてしまってあまり効果が出ていない様子。

そもそもヘアリーベッチはシアナミドという植物の生長阻害物質を含んでいて、雑草の抑制効果が高いことが知られています。白クローバー、抑制されてるんじゃないのか(^_^;)

ヘアリーベッチは7月の高温期には一気に枯れ草状に枯れて倒伏するそうな。

現在、ものすごい勢いで生育中です、ほんとに枯れるのかよ…と畝間緑肥初心者は半信半疑です。

 

 

インゲンの畝間。

もっさもさ。

放置しておいたら絡まって仕方がない。

絡まって仕方がなくなってしまった畑がこちら…

 

バターナッツの畑。

もっさー!!

良質の植物性堆肥を入れて地力もしっかりしていた畑に、ヘアリーベッチが蔓延りまくってバターナッツが見る影なし。

こうなる前に、畝間を踏み踏みしてあげて、通路をしっかり確保、畝上にのっからないようにしてやる必要があります。

6月に入ったらヘアリーベッチは爆発的な生長を見せるので、注意が必要やな…。

 

 

先ほどのインゲンの畑。

いいタイミングで畝間ヘアリーベッチを踏み踏みしてやると、こんな具合に。

この方法で畝間の雑草を切り抜けるのが今のところ音吹としてはベターの様子。

ただし問題は、春蒔きヘアリーベッチとして雪印種苗の「まめ助」を蒔きましたが、蒔き量が少なすぎると当然ながら雑草に負けます。

特に音吹の場合、ハキダメギクの猛威がたまらんことになってきたがゆえにのマルチャー+緑肥作戦でしたが、ヘアリーベッチがちゃんと蒔けていない畑では完全にハキダメギク優位。

こうなると畝間を草刈りするという、無駄極まりない作業が追加されてしまう上に、中途半端にスポットで繁ってしまったヘアリーベッチが邪魔で仕方がないという。

難しいなぁ。

雑草を敵視しているわけではないのですが、ある程度コントロールして敢えて雑草を生やしてる畑と、そうでない畑の違いって見ればすぐに分かる。

生やせばいいってものではありません。

そもそも野菜って、人が人の手で育てやすくするために、人為的に作られた植物であるのだから完全放置で生育するのには限界があります。

その限界ラインをどこに据えるのかは、おそらく様々なスタイルの農家の各々の立ち位置につながってるのですな。

面白いですなー。

いろいろな立ち位置の農家が己のスタイルが一番!他はダメ!って主張してるのを見ると、胸糞悪くなります。

なんだっていいやん、同じ農家やん、仲良くやろうよ…といつも思うのだ。

さ、畑いこ。

出荷準備中に出る野菜残渣について。

テーマを分けて、ブログ一日二回更新。ひとつめはこちら、ハーブの紹介→【チャービル、カモミール】

そしてふたつめの記事。

出荷準備中に出る野菜残渣(ざんさ)について。

 

収穫した野菜を出荷できる状態にキレイに仕上げていく過程でゴミとして処理される野菜の切れっぱしや黄化した葉(赤葉と言います)を残渣と言います。

そしてキレイに仕上げていく作業を、調整・掃除、などと言います。

この調整作業をしていくと、農業にあまり触れたことのない人から十中八九いただくお言葉、

「え?!もったいない!?」。

もうほぼほぼこの感想を抱かれること外れなしです。

 

 

パクチー、これは調整前、ビフォー画像。

これが…

 

 

このようになります。

調整後。アフター画像。

このビフォーアフターしてる合間に出てきたパクチーの捨て去る葉っぱが…

 

 

こちら。

食べられそうでしょう?

ええ、全然問題なく食べられるんですよ。

むしろ音吹の食卓に上がるような食材はだいたいこのような廃棄食材です。

では何故棄てるのか?

答えは簡単、

収穫してお店に並ぶ間に葉が黄色くなっていく、お店で野菜を手に取るお客様が手に取りにくくなる、もうこれにつきます。

非常に興味深い問題です。

音吹に手伝いに来てくれる一般の方の大半がこの作業をして「もったいない」と感じて、帰りにこの切れっぱしを持って帰ります。

音吹はあまり肥料をたくさん使いたくないので、ギリギリの量にとどめています。そうするとアクが少なく、また環境にも良いはずなのですが、葉の黄化は促進されます。

環境に良い栽培をしてると言ったところで、それはあまり考慮はされません。実際の野菜の出来栄えがどうであるか、それこそが何よりの判断基準であるのが流通や小売店の実情なのではないでしょうか。

環境に配慮した栽培方法をとっている野菜が流通しにくい事情のひとつにはこのあたりも関係してると思います。

別にこのことそのものを否定しているわけではありません。

環境に配慮しつつも良い出来栄えの野菜を育てることを目指せばいい話ですし、農家の技量の問題でもあります。

ただ、この消費者と生産現場との“当たり前”があまりに違っていること、乖離していることは問題なのやろうなぁと常々思います。

実際に現場に来た人は「もったいない!」と感じてくださいますが、お店に並んでるパックされた野菜の黄色くなった葉を見て手を伸ばそうとするお客様はなかなかいない、という現実。

ふむふむ、面白い現象ですね。

 

 

これは音吹で今出荷真っ最中のフリルレタス。

こちらも毎日収穫、調整しています。

 

 

収穫して裏返すと、こんな感じ。これをキレイにしていくと…

 

 

これだけの葉を落とすことになりました。

 

 

 

画像拡大。

食べられそうでしょ。

食べられますよ、もう普通においしいです。

だけど翌日出荷するタイミングで、もしくは店頭に並ぶタイミングが二日後になるならば二日後に、

葉が黄色くなっていないことをはじめとして収穫時から野菜が劣化しないように考慮して出荷作業を行わないといけません。

こうした出荷作業の過程で出る野菜の残渣。

農家にとっては当たり前のような現実は消費者の方にとっては当たり前ではないことが多々あります。

面白いでしょう?

農家としては、まずこの「もったいない」を少なくするために、捨て去る箇所があまりないイイ野菜を育てる努力をしていかねばなりません、という点も合わせてお伝えしておきます!

※ちなみにこうした野菜残渣ですが、音吹では山積みして堆肥化させています。工場製品と違い、生命の循環に組み込まれている、という免罪符もありますので、まだ救われますね。

チャービル、カモミール。

一日二回ブログ更新~。ふたつめはこちら→【出荷準備中に出る野菜残渣について】

毎年、夏野菜のメインとなるものたちの種まき・植えつけを終えると風邪をひきます。例によって今年も…。

張ってた気が緩むのでしょうね、身体も心も、よくできたものです。外仕事をスタッフにお任せして休養させてもらっています。回復してきたのでブログの更新、ちょっと久しぶりです。

5月も下旬を向かえ、少しずつ野菜の種類も増えてきました。

コールラビ、茎ブロッコリー、スティッキオ、二十日大根(赤丸、紅白、白長)、フリルレタス、スナップエンドウ、などをはじめ、わずかではあるので日曜日の朝市限定での出荷が続きますが、いろいろなものがありますので、ぜひおいでくださいね。

 

 

■チャービル(セルフィーユ)。

美食家のパセリ、とも言われる繊細なハーブです。スイーツにちょこっと載ってたりしますね!

葉だけを摘み取って提供するのが通例で、それはトウ立ち(花咲かすために茎が伸び始める現象)しやすいこのハーブのトウ立ちを防ぐためでもあるのですが、葉だけでは痛みや黄化が早く、何より収穫が手間すぎることで、音吹では今年から地際から刈り取って株ごと提供することにしました。

試験的にこの収穫方法を採用したのですが、非常に良いように思います。来年からはこの方法でもう少し増産を狙ってみようか、と検討しています。

株採りのほうが良いように思うのは、このチャービルとパクチー、イタリアンパセリですね。

パクチーもトウ立ちが早く、摘み取りだと劣化が早すぎるので、生産農家として出荷するならば株採りのほうがイイ感じ。逆に、摘み取りが良いのはディル、ワイルドフェンネル、です。

ところで、チャービルもそうですが、セリ科ハーブ類は移植に向かないと言われます。が、まぁ根周りのタイミングさえ見極めれば移植で問題ありません。むしろ初期生育の緩慢さを鑑みると、どう考えても直蒔きは非効率的に思えます。

…それは現在の音吹の畑の、雑草の多さのゆえかもしれませんけれども(^_^;)

ほとんど朝市限定のハーブです。お見かけしたらぜひお手にとってください。今年のチャービルは抜群です。

 

 

■カモミール。

ジャーマンカモミール。

昨秋に苗を立てて植えつけたもの。作シーズンくらいの積雪量でもじゅうぶんに越冬して梅雨入り前のこの時期にしっかりと花咲かせてくれます。

ひたすら摘み続けています。

梅雨を過ぎてから、あるいは梅雨の合間に採る作型としては春蒔き・春植のものがありますが、このタイミングはなかなか難しいですね。どうしても梅雨に影響されてしまいます。

越冬がベターのカモミール、昨年までは、こぼれ種を活かして春に発芽した幼苗を残して回りの草をとって…と一手間も二手間もかかる作業をしていました。

が、この作業、ちょっと大変すぎ!

秋に苗を立てるスタイルに挑戦し、手ごたえを感じています。

摘み取りは手間な作業です。ひとつひとつ手で摘み取るので根気がいります。

摘み取ったカモミールは加工場空間を爽やかなリンゴのような香りでいっぱいにしてくれます(^^)


 

ハーブ、楽しいですね。

夏になるまでひたすら摘んでは乾燥、摘んでは乾燥、そんな日々が続きます!

 

 

野菜は野菜で元気ですよ。

毎日収穫・出荷準備。

広くなった作業場でできる出荷準備のキャパシティを見極めて、作付けのレパートリーの練り直しを毎年繰り返していかねば。

がんばろーっと。

夏野菜の苗販売します。

皆さま、連休はいかがお過ごしでしたか?五月の日差し、紫外線はなかなかに激しいものがあります。天気も良いお休みでしたので、お疲れためませんように(^^)

さて、音吹はと言いますと…ん?連休?…レンキュウ?何それ?食えんの?

そんな勢いで、ガッツリ畑仕事、そして大原のお祭り参加と、ようするに普段とそう変わらぬ日々を過ごしました。

 

 

大原のお祭り装束はとてもかっこいいです。

ぼくは父の形見の着物を着ますが、大原の皆さんは絣の着物に、各家々の家紋が入った素襖(すおう)を上から羽織り、さらにその素襖をたくしあげて動きやすい格好に紐などで縛って整えたスタイルで神輿をかつぎます。

各町内でも役割が違うらしく、その違いが少しずつ祭り装束にも現れている様子で面白いものです。

祭り、とても楽しかったし、呑みすぎました。休肝日つくらねばいけないな、最近呑み過ぎです(^_^;)

 

畑は畑で、急ピッチで夏野菜の作付けが進みます。

トウガラシ類、ナス類に加えて、本日トマト類も植えました。小物も生姜やハーブ類などはもちろん、ちょこまかちょこまかと…まぁいろいろあります。

大物はあとはオクラ、でしょうか。

その合間合間には管理仕事も。ここを怠るといけません。

 

 

三月の頭に植えたジャガイモ(メークインとアンデスレッド)も順調に育っています。

日曜日は朝市後のお休みを返上して、ジャガイモの草取り、土寄せ作業をば。

今年のジャガイモは今のところとてもイイ感じに見えます。このままでは収穫が大変なことになりそうですね。

ジャガイモ掘り、企画しましょうか?!

ガッツリ掘りたい人は音吹の急場しのぎアルバイターとして!体験的にやりたい人へは、掘ったジャガイモ少しだけお持ち帰り、みたいな。

また提案するかもしれません(^^)

提案と言えば、今日ブログを書いた本題がこちら!(笑)

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夏野菜の苗がたくさん植え余りました。

一鉢100円(状態により50円から!)でいかがですか?

 

 

基本的に大原まで取りに来てくれる方限定です。

■キュウリ

■トマト(固定種)

■ミニトマト(赤、紫、オレンジ)

■ナス(千両、緑、白、イタリア丸ナス)

■トウガラシ(ピーマン、万願寺とうがらし、伏見とうがらし)

■食用ホオズキ

■いんげん

などあります。

もう少ししたら状況次第で、

■バジル(スイートバジル、ホーリーバジル)

■青ジソ

■ひょうたん(千成、百成)

も出てくるかもしれません。

どれも無農薬、無化学肥料で種まきして長いこと育苗してきた愛着ある奴らです。

アブラムシなどついてるものもあるので、状態によりお値引きもします!まずはどんなことで気軽にお問い合わせくださいね!お待ちしてます!

※苗販売、終了いたしました!ありがとうございました!

 

 

種まく長男と菜の花。

大原の朝方はまだまだ霜が降りる日々とは言え、日中は作業の内容によっては汗をかくほどの陽気も感じられるようになってきました。今年の桜の開花は全国どこもかしこも遅くなりそうですね。

先日卒園した長男の入学式は明後日、あいにくの雨予報ですが散る桜もないので、それはそれでよしとします!

 

春休み中の長男くん。

トマトの種まき。

「ぼく、大きくなったらお父ちゃんと一緒に農業するんだ!」って嬉しいこと言ってくれてます。いつまでそんなこと言ってくれるんだろう(^^)

種まき前に、育苗用のポリポットの土よごれを落とす仕事をしてもらってたら、とっても楽しそう。

よし、じゃあ種まきさせよう!より楽しんでくれるに違いないぜー!

と思いきや。

父親に似て飽き性の彼は根気のいる種まき仕事は苦手な様子。たった一枚でヤル気が失せました(^_^;)

まぁそんなもんやんね、また気が向いたら手伝ってな!


昨シーズンは情けないほどに野菜の出荷ができずじまいだった音吹。

今年はちゃんとやる!(当たり前)

やるべきことをやる!(当たり前)

と、意気込んで春夏作の準備に励んでおります。現在はほとんど野菜もありませんので、先日の朝市は菜の花ばかり。

 

 

雪の影響や獣害で主枝をボキッとやられたオータムポエムは側枝を伸ばして、いまだに少しだけですが収穫を続けています。だけどいよいよおしまいですね。

 

こちらは紅菜苔。

紫色の茎葉が美しい摘み菜です。こちらははじめてのマルチ栽培。可能性を感じました。

非常によろしくない苗を植えたにも関わらず生育の後半はぐぐぐっと伸びてくれました。最後の力を振り絞っていますが、三月中下旬から四月にかけてのこの時期にありがたい存在でした。

来年はもう少し作付量増やして、朝市のみならず毎日出荷できるようにしよう。

 

はたけ菜の菜の花。

初午には、はたけ菜のからし和えを食べると縁起が良いとされていますが、そのはたけ菜も菜の花が咲き始めています。

もうあと一週間、もって二週間ほど?朝市限定の出荷品目ですが、さっと湯がくだけで美味しい菜の花はこの時期ほんとにありがたい。

音吹は他にチンゲンサイの菜の花も、これまた朝市限定ですが収穫しています。

咲き乱れる花。

彼らにとっては生命をつなぐための生育ステージ終盤戦ではありますが、冬を越した人間にとっては躍動感溢れるこの姿に何か喜びを感じるものですね。

ではまたね。

三月初旬、ヒヨドリの来襲を決して侮るなかれ。

自省録。

ヒヨドリ。

毎年被害を受けているはずなのですが…。

これまでは越冬して春先に収穫する野菜に本腰を入れてこなかったこともありました―だって三、四月は育苗をはじめとした春夏作の準備にドタバタするから収穫野菜は出来る限り減らして集中して作業したい―

ところが今年は壬生菜をはじめチンゲン菜花や春キャベツなど、越冬野菜と少しは向き合ってみようか、と例年よりも力を入れたのです。

入れたところ…

 

 

この有様~~~!?

せっかく先日、スタッフさん達に寒い中もっさり草取りしてもらったチンゲン菜花が大打撃…。やーらーれーたー(T_T)

ご丁寧に御土産の糞まで!

ありがとよ、くそったれ!

こうして、ヒヨドリちきしょー!となるのは毎年のことなのです。

ところが、これまでは本腰を入れて越冬春物をしておりませんでしたので、被害を受けても芯のところまで響いていなかったのでしょう。

今年は…もうバッチリと!ガッツリと!猛省して二度と繰り返すまい事柄としてインプットされました。

来年は啓蟄の頃までに、花粉症がきたー!!と感じ入る頃までに、防鳥ネット設置するor不織布トンネルや防虫ネット設置するなどしてヒヨドリ対策です。

今日だけで来襲するヒヨドリを追い返すために畑の中を何度走って向かっていったことか。

瞬く間にアブラナ科野菜を集団で食い尽くしてくれます。恐ろしい勢いです。

ちなみに、今年種苗屋さんに寄った時に、ヒヨドリ対策に大型猛禽類を模したカイトが抜群に効果ある、と宣伝されました。ものすごく撓る(しなる)つりざおのようなポールに猛禽カイトが付いていて、風が吹くと獲物を狙って滑空する猛禽類さながらの動きをすると。ヒヨドリの天敵ですから。このカイトのすごいところは、本物そっくりな動きをするカイトに釣られて本物の猛禽類が「仲間がいる!」とやってくる副次的効果も期待できる、とのこと。

…この宣伝話、「そんなんあるかーい(笑)」って。(笑)って。ほんとに笑い飛ばしておったのですが、買ってりゃ違ったのかもしれねーな…くっそ(笑)

とりあえず急遽不織布トンネルで被覆します。少しでも回復することを願って。

そして何より来年はボケません、被害が起きる前に予防!農の基本だろ!

自省録でした。

温床経過報告、育苗中のエンドウ・レタス。

踏み込んだ稲ワラ温床、ソバガラ温床。

その経過報告が遅くなってしまいました。

 

一層目はそこそこ温度が上がってきたものの、二層目の温度が上がらぬまま。踏込みが甘い?水分量の問題?何より発酵促進材の不足?

調整が必要ですね。

ソバガラに関しては、そもそもの積み上げ量が薄すぎました。層としては踏込み前の段階で15cm程度。

積み上げる層の厚みをもう少し増やしてからでないと。そのためには最初から木枠の高さももっと上げておかないといけません。最低限の地温は確保できているので、今回はレタスや豆など、発芽してからむしろ地温を控えたい作物の置き場として活用しようと思います。

そんなわけで地温の確保がバッチリとはできていない有機物温床。

また電熱温床は電熱線に被覆する土の量がやや多すぎた?もしくは土塊がゴロゴロし過ぎた?電熱線下敷設の断熱材(ソバガラにした)が少なすぎた?せいか、サーモの温度調節を高め設定にしても地温はサーモ設定温度ほどに上がっていません。これも課題。

とは言え…

このまま進めてもいいかもしれないな…。というのも、日中は陽も高く暖かな陽気が感じられるここ最近のおかげで有機物温床の地温も20度近く上がっている。時期的に、もうあと1~2週間ほど踏込み時期を早めて、二月の寒い時期に温度を確保しながらより早めの育苗を画策したほうがよさげか。

要検討ー。

 

そろそろ植えつける場所も準備してやりたいエンドウ。

今年は越冬を諦めて春植えのみ。しかも春植なら豆はたくさん確保できないだろうし、賑やかし程度に久しぶりのスナップエンドウ。

柔らかな生エンドウ、食べられるかな、楽しみです!

 

 

これはフリルレタス。ハンサムレッド、ハンサムグリーン。

音吹の定番レタス。

今年の春はこのフリルレタス一本勝負!

いろいろな種類のレタスを試しましたが、結局のところこちらに落ち着きました。

玉レタスに近いパリパリシャキシャキの食感と色味。あとは使いやすい、程良い大きさであること。

このあたりが音吹には合ってるなぁ、と。

育苗野菜も少しずつ増やしていきつつ、ここ数日の好天を活かして、畑の準備もしていかねばなりません。ジャガイモ用の畑は施肥・耕うん済み、レタス類他を定植予定の畑も同じく。

ミサさんはミサさんで、ワイン会の準備に追われて滞っていた確定申告をこの一週間で追い込みにかかります。ヤバ、もう提出時期迫ってるよ!?

 

そんなこんなで…

いよいよ春の準備が本格化していきますよー!

…いらないけど、花粉もね!!

稲ワラ裁断、温床づくりの第一歩。

畑を続けていると、やっぱり大切なのはそこだよなーと行き着くポイントが土づくり、土の底力。

落ち葉や刈り草をどんどん畑に投入していた昔に比べて、植物性有機物の投入機会が減ってきている現代の農業。庭や山の落ち葉集めて…、土手で刈った草集めて…合理性・高能率性の農業とは確かに言い難い方法ではありますから敬遠されがち。

でもでも、地力を収奪しながら高生産性を追い求めるあまり、野菜の生産性が減退してきたら必要な養分だけを供給してやって騙し騙し収穫を続けていく。土はどんどん疲弊していくばかりで、しまいには貧弱な、何を育てても病原菌だらけ!何を育てても葉は黄色くなるばかり!何を育てても虫どこにもおらへん!農薬や化学肥料がないと野菜は育たない、そんな状況になってしまうという。

これではいかん!と植物性の有機物を入れます。有機物は、微生物のエサとなります。土の中で微生物がどんどん増える、つまり、土の自己再生能力を上げてくれます。そんな微生物豊富な土中には多くの虫が食物連鎖によりバランス良く繁殖していて、また菌も豊富にウヨウヨしているので特定の病原菌だけが異常発生することもなくなっていきます。

誰しもそこを目指して土づくりしています。(これは有機農業や自然農に限ったことではありません、農薬や化成肥料を使用する農家さんだって土づくりしておられます。逆に有機農業や自然農と言いつつ、肥料を外から投入するだけにとどまる農家さんもいます)

と、いうわけで。

音吹の新しい農機ー!

 

2017020802

 

じゃん。

稲ワラ裁断機。昨年中古30,000円でゲット。

ボロボロの錆び錆び!でもいい仕事してくれましたよ、昨日始動。

この裁断機。

投入口から稲ワラを入れると…

2017020803

 

どどどどどど…

どどどどどど…

 

2017020804

ボバーンッ!

と、なります。

稲ワラの束が細かく裁断されるわけです。

…まぁコンバインについてる機能と同じですね(^_^;)

 

2017020805

 

このような切り刻まれ具合。分解を促進するための裁断。

その後、音吹では裁断された稲ワラを画像にもあるような木枠に堆積させて、米ぬかをパラパラふりかけて、水をじょっぽじょっぽやりながら、ギュッギュッと踏みつけ続けます。

堆積させた稲ワラからじゅわーっと水がしみ出すくらいまで踏んだら、さらにその上からまた稲ワラを裁断させて堆積させて…同じような作業を何度か繰り返します。

すると…

米ぬかには微生物が増殖するのに必要な窒素分やミネラルを多く含んでいる、いわば醗酵・分解のスターター、起爆剤。これをエサに稲ワラを微生物にばしばし分解してもらいます。

目的はその過程に発生する醗酵熱。

この熱を利用して、育苗する野菜の暖かなベッド、温床をつくるという。

ようやく…就農してもうすぐ9年目になるのに、ようやく踏込温床にチャレンジできるー嬉しい!

農業研修中に、お師匠さまの農園【さとう有機農園】ではじめてこの技術と出会って感動したことを覚えています。だってすごくない?地熱を得られるんですよ稲ワラから!(稲ワラに限らず落ち葉やモミガラなどでも醗酵熱はちゃんと出ます)

昨年は様々な理由から育苗を激しく失敗しました。ものすごく苦い経験…。研修で勉強したことをちゃんとひとつひとつこなしていく、当たり前のようにお師匠さまがこなしていたことを、同じように自分が経営する立場になってもこなせるかどうか、これがなかなか難しい。原点回帰だー、といよいよ温床、そんな気概でいるわけです。

踏込温床レポはまたそのうち書きますね。

ちなみにこの稲ワラ温床は翌年の育苗倍土のベースとしてもとても有用です。もちろん畑に撒いてもよし。菌や微生物がうようよの素晴らしい資材として大活躍してくれることでしょう。

昨日は農作業後、【河村製粉】さんでソバガラをいただいてきました。今年は例年以上に植物性の有機物を活用していこうと意気込んでいます!

ではまたね!

音吹忘年会2016。

大原、年内積雪、きましたねー。ちょっと予想だにしていなかったので面喰いました。

 

2016122904

 

いいね、棚田雪化粧!

明け方6時過ぎ、ようやく明るくなり始めた頃の写真。

キレイです!

が!!

 

収穫は大変、言わずもがな~。

まず雪どけて、それから収穫するから、一手間二手間加わります。

もう難易度はスーパーハードモード、降ってすぐの雪、積もって凍った雪、サラサラの雪、こてこての雪…。雪の状態によっても、どうやって雪どかすか、その方法が少しずつ変わってきますからね(^_^;)

あんまり降らないでほしいけど…こどもは喜ぶんだよな、元気なもんです。

 

そんな年末、園主は忘年会続き。

昨日は朝市のお客さまからお誘いいただき、普通っぽい人が一人もいない忘年会に参加してきました。すごい楽しかったー、飲みすぎた。

にしても、久しぶりに町を歩くと、どうやって人をかわすか、慣れるまで時間がかかりますね。

あれ、このタイミングでこう避けてしまったら後ろから自転車来た時ぶつからへんか…?とか考えながら歩いてしまって、もうドキドキしました。

そんな忘年会続きの最中、音吹の忘年会も!今年はホームパーティスタイルで。

スタッフのおとうちゃん(※)プレゼンツ個体識別番号付きの黒毛和牛をメインに据えて、真昼間から飲み過ぎました。

面白いですね、畜産はトレーサビリティがこんなにしっかり整備されているものなのですね。識別番号でその牛の生産者や販売者他、名前や母系の牛をたどっていくこともできます。

写真はタネツケバナ添えた玉ねぎのソースで。

 

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※畜産に関わる仕事をなさっておられるスタッフのお父様からいただきました。感謝!畜産につきましては、様々な考えがあるかと思います。ベジタリアンの方にとっては、食うために動物を飼育し殺す、その行為もまた不自然なことで人間本位だろうとの思いもあるでしょう。音吹園主は生業として野菜がベースの食生活ですが、肉も魚も食べますし、時にはスナック菓子もインスタントラーメンも普通に食べます。自然と美味しい~と思える食生活が一番だと思いますが、さて、皆さまはいかがですか?

 

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この日は午前中仕事して、お昼から作業場でそのまま忘年会。

いつも使ってる作業台がテーブルに早変わりです。

 

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でっかくなりすぎたルッコラや鹿の食害を免れたブロンズフェンネル(その後食われた)などのピザ。

美味しかった(^^)

 

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記念写真。

スタッフの皆にはほんと感謝感謝!いつも園主の無理難題に応えてくれてありがたいことです(^^)

そして…

この日は、朝市でのあるハプニングがもとで、料理人さんが訪ねてくださる予定がありましたので、無理を言って少し時間をいただき、音吹の忘年会にお招きしました!

烏丸高辻のイタリアン【Cenetta barba】の藤田さん(写真一番右)

ビブグルマン(ミシュランが選ぶコスパすごくて美味しいお店)に選ばれたバルバの藤田さん、とても気さくなお人柄。

料理人の立場から、大原の野菜を使う理由やご自分のお店のコンセプトなど、いろいろとお話いただきました!

音吹園主は毎週朝市に立ちますが、なかなかゆっくりお客様とお話するタイミングがなかったりします。(余裕のある時間帯も実は多いのですけどねぇ)

だからこんなふうに畑や作業場にて、しかもお互いにオフのタイミングで会ってお話できるのは我々にとってとてもありがたい貴重な機会なのでした。

さてさて、今年もいよいよ仕事納め。

大掃除、できるか?!

ではではまたそのうち~。

 

※一三〇さん、年明けマジ呑み行きましょーねー!←超私信!

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【Cenetta barba】

 〒600-8414

京都府京都市下京区高辻通東入ル匂天神町642

ランチ12:00 – 14:00

ディナー18:00 – 23:00

ラストオーダー22:00

 定休日 : 火曜日

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