音吹くレシピvol.2根菜たっぷり白味噌豆乳鍋。

年末からの積雪、そしてここ数日の寒波。

なかなか強烈、土が凍って収穫することができません。収穫した野菜も凍結してしまいます。ここまでの寒さは移住してから初。いやー、ちょっと笑えてくるほどですが。

さて、

Kula Laksmi田中さん監修の音吹の野菜を使ったレシピ集!

vol.1かぶら蒸し、美味しかったですね!

第二弾は…

わあ、美味しそう。

根菜たっぷり白みそ豆乳鍋!

やっぱり冬は鍋ですねー、身体温まりますもんね。白みそ豆乳、なんとヘルシー。

レシピどこかで見つけたら手に取ってみてくださいね!

うーん、

今晩も鍋にしましょうか!

音吹くレシピをお願いしてみた。

肩書を何と説明したら良いのかわかりませんでしたが、フードクリエイターで元Kula Laksmiの田中めぐみさんに音吹の野菜を使って何かいろいろ作ってください、そしてレシピください!と図々しい依頼をしました。

すると快諾くださった上、超絶クソ早なレスポンスでサクッと打ち合わせを経て今後もちょこちょこコラボさせていただけることになりました。

ご家庭でつくりやすいのがいいっす、そしてレシピもろもろ全部画像データの完成形でもらえたら言うことなしっす!と傍若無人な無茶ぶりにもお応えくださり、ありがたや、です。

大原の野菜を使った料理教室なども企画中。(しかも大原で!?)

バリ島好きで、ヨーガインストラクターで、インド占星術にも通じてて、ヴェーダ哲学も研究中で、ちょっと何されてるのかほんとにわかりませんが、園主にとってはちゃきちゃきの姉貴です。どこかで見かけたらチェックしてみてくださいね!

レシピ第一弾は、かぶら蒸し!

我が家も今日つくってみます!

ここからはお渡しした野菜で田中さんがつくってくれたお料理の画像を。

最後の画像は料理教室?で作られたベジカレー。

最近、やたらとスパイスカレーのお店をどうのこうのされる方々とお話する機会が多くて、カレー食べたくて仕方のない音吹園主でした。

またね!

久松農園がGg’sアテンドで大原朝市と大原農家ツアーに来てくれたお話。

10~11月中旬にかけて、極めてドタバタと、だが濃密に動いておりました。得た知見を頭の中だけに置いておくと、だいたいそのまま消え去ってしまいがち。整理して咀嚼してインプットしてかないと。

その濃密な動きの中、ハイライトが昨日。

15日(日)、【久松農園】の久松達央さんやスタッフやサポーターの皆さんが、【Gg’s】角谷さんのアテンドにて大原にご来訪くださいました!

朝市の時間帯からガッツリと大原の農に触れていただくという、何とも贅沢な、ありがたい企画!

photo by Mariko Kihira

久松達央さんと言えば、【キレイゴトぬきの農業論】【小さくて強い農業をつくる】で全国農業界隈で超有名な方です。

音吹園主にとっては、著書を拝読してから農に対する心構えがガラリと変わったほどで、心の師匠的立ち位置に君臨するスーパースターのお一人!

【Gg’s】角谷さんから、大原に来られます!とお話を聞かせてもらってからは、ウキウキと同時に、恐れ多さというか申し訳なさというか、畑に来てもらったところで何も見せられるものねーよ…どうしよう…とオタオタしておりました。

が、

そこはスターの、スターらしからぬ探求心?寛大さ?、そして【Gg’s】角谷さんの、人と人をつなぐ力と言いますか、おかげさまで事前にオンラインでお話させてもらうという、これ多分全国の農家さんには垂涎ものの、有り得ない機会までいただき、不安も払拭。

さらに、オンライン会議だけでなく、何と野菜セットまで事前に送っていただきました!

段ボールは当然のごとくにオリジナルのもの。

―そう言えば、うちもロゴマーク作る時、ロゴマークそのものの意味、いろいろな農園のロゴの由来を調べたくっていた頃、久松農園のロゴの記事もどこかで読みましたね。調べてみてください―

同梱されていたのは久松農園のパンフレットや野菜暦、野菜の保存方法やレシピなど。それらすべて食べる人目線なんですよね。これ忘れがちだけどとても大切なことやと思いました。

―農家ってマニアックな分野につっこみ独りよがりの職人的志向に陥りがちなので…。着いて来れない奴は着いて来なくていい!みたいな―

そして野菜。

箱から出して、音吹スタッフでセット内容を様々な角度から検証。ボードンパックは何号を使ってるね、土の質がこれなら土付きでいけそう、パッキングはこんな感じなんだ、といろいろと。

大原との比較をしながら、非常に楽しい時間。

もちろん野菜は絶品です。美味しい。どの野菜もエグ味がない。おそらく高技術だからこそ成せる再現性の高さで、毎年大きな差がない味でお届けできているのではないだろうかと想像。

狙って野菜を育てる、って実はめちゃくちゃハードルが高い。口ではいろいろ言ってるけど、野菜見たら、あーうんうん、そうねそうなるよね…って農家さんが多い中、野菜そのもので納得させるって…いやーレベル差を実感しました。

音吹では一エリアの圃場見学と作業場見学を。

圃場では、土を掘って、土質を見てもらったり、野菜を実食してもらえました。ちょっと見られただけで驚くほどのアドバイスや情報が…。引き出しの多さがすごかった。

photo by Mariko Kihira

作業場には、音吹所有の農機や設備、経営状況データなど諸々を資料として置いておいたので、それを見ながらアドバイス頂戴したり、農具の説明を受けたり。

photo by Mariko Kihira

前述しましたが、著書はキレッキレの文章なので、オンラインでお話する前までは、実は相当ビビっておったのですが(笑)―やべーガツガツつっこまれたら立ち直れねーぞ、と―と全くそんなことはない。

あー、この方の周囲はそら人集まるわ、という感じでビッグネーム感をさらけ出さずに人と接しておられて、また膨大な経験に裏打ちされた知識をとてもわかりやすく言語化して、もったいぶらずにバッシバシ伝えてくださるので、素人でも接しやすい。

音吹園主の今の課題のうち、抽象的な課題のひとつとして人間力アップ!を掲げているのですが、そうねこんな立ち居振る舞い必要やね…という。そんなところまで本当に勉強になりました!

ここで得た知見をちゃんと落とし込んで、日々の農作業と野菜に還元できるようにしていきます。

photo by Mariko Kihira

最後に、偉そうに圃場と野菜の説明をする園主。

あと、今回は圃場ガイドとして大原農家仲間や随行者として京北から【okulu】吉田さん、【あらい農園】新井くん他、も。いい機会でした!

今後に活かせますように!

来隣と一緒にYouTube。

大原のリバーサイドカフェ来隣

素敵なカフェです、里山の風景にひたりながら落ちつけるし、何より美味しい。

いつも新しい仕掛けをいろいろ打ち出してくれます。

開店当初はお店前の広場をひろびろと使ってマルシェや音楽イベントをしてくれたり、また大原の地元民が集う忘年会もこちらでさせてもらってましたね。うちの町内では地蔵盆のごはんにオードブルをお願いしたこともあります。

さて、そんなアイディアいっぱいの来隣さんですが、

今回は…

youtube!

来隣に関わりのある人々が、来隣のお二人と一緒に薪を囲んで飲みながらお話するという、タカさんのパクリ何とも乙なプログラムです。

企画も編集も、お忙しいと思いますが、よくもまぁ文字起こしも含めて丁寧に作り込んでくださっています。

恥ずかしくてまだ自分のシーンは見てないんですけどww

何と言うか、ちょっとしたロケなどテレビ・ムービー撮影は、何度か経験しておりますが、自身のことを深堀りされるほど有名人ではありませんので、また流れるのも一時のことなので、ササッと終わるもの。

ところが、

今回はガッツリと音吹畑を取り上げてもらいましたので、今このタイミング(2020年秋)で園主が何となく考えていることを、お二人と一緒にかなりじっくりとお話できた、とてもいい機会でした。

よければぜひご笑覧くださいませ!!

前篇、後編とあります!

まずは前篇。

そして、

後編も!

いつ見よう、なかなか勇気がいるぞ。

野菜の被害と冬作への切り替え、大原農業の魅力。

梅雨。

これだけの長雨、日照不足は就農して以来はじめてです。

当然のように野菜への被害はなかなかのものです。バターナッツ、コリンキーは疫病、ピーマンや伏見とうがらしは尻腐れや灰カビにて全滅。ミニトマトは割れが激しいし、オクラはまだ収穫まで至っていません。

全て降雨、多湿状況に起因する被害。

特にバターナッツはここ数年出来が良かったこともあり、植付け数増やしていたので、圃場の中で白カビに覆われた果実を山ほど片づける作業は凹みます。 投下資金の回収まったく叶わず、 生産性のない、ただただ疲弊するだけ敗戦処理。がっかり。

少しでも回収せねば!!と中途半端に生存株を残して収穫を続ける。時間をかけて歩止まり悪いものを選別しながらパッキングする。そうすると翌日パックの中で蒸れて腐れていた…なんてことが多々起こります。

そんな状況なので、今は収穫できる夏野菜が激減しています。ストックしているじゃがいも、いいタイミングで収穫できたコリンキー(毎日少しずつ悪いカビがはええてくるものもあるけど)、ニンニクなどの出荷が増えています。例年、若干の端境期、秋冬野菜の作付け期である8~10月に出荷しているこれらストックものの前倒し出荷、秋が不安ですけど…仕方ないですね。

なぜここまでひどい結果が生じたのか省みることをいつもよりも丁寧にしています。そして翌年以降、考え得る対策も今のうちに知見としてデータにストックしていきます。例年ならドタバタと夏野菜の収穫を続け、同時並行して秋冬野菜の作付け作業も進めていくのでゆっくり振り返る暇がありません。

モノは考えよう、なのかも。

悲観、諦観を通り越して、むしろスッキリしてきます。さっさと秋冬作へと頭を切り替えて動けます。悲しいことばかりでもないですね。

何よりありがたいのは、寄り添ってくれる人がいることです。先日、全滅したバターナッツを片づける下準備として圃場周囲の草刈りをしていた時のこと。20年も大原に通い、野菜を使い続けてくれている古参の料理人Ryoriya Stephan Pantelのステファンさんが寄ってきます。たまに音吹の畑に生えているハーブや野草を採ってお店で出してくれています。

「じゅんちゃん(園主のこと)…これほんとひどいね…」と全滅したバターナッツを見てくれていたのでしょう、たまたまぼくの姿が見えたのでわざわざ声掛けに来てくださいまして、労いの言葉、大原の農産物を扱う料理人としてできること、農家との関係性、さらには異業種とは言え経営者としてどう動くべきか、といろいろとお話を。

彼は、お客さんが雨嫌だねーと話してくると、「たしかに嫌ですね。だけど農家にとっては降るべき時に降らないと田んぼの水がなくなるし、野菜も適量は必要なのですよ」と、生産現場のリアルをしっかりと伝えている、と。「…今回は降り過ぎだけど…」ともちろんしめてくれましたが。

なんとありがたい。この距離感こそが大原で農業に携わっていて何よりも魅力的な部分。

非農家から農家になった身としては、農家のリアルは消費者のリアルではないし、消費者の求めてる声に農家は耳を傾けていないのでは?と思うことが多々あります。

モチベーションの源泉のひとつが多くの農家にとって販売してお金を稼ぐことであることを否定するつもりは微塵もありませんが、とは言え、この距離感がお互いのことを思いやって、お互いの考えを理解しようとする第一歩だと思いますし、いやそんな小難しいことは抜きにして、そもそもチヤホヤとかまってもらえると単純に嬉しいものです。

何を目的としてこの大原で農にかかわっているのか、大切にしたいことは何か、こんな人たちの姿を思いながら畑ができるのは何よりもやる気につながっているじゃないか、と、よりはっきりと見えてきます。

梅雨ダメージはたしかに大きい。ですが、それと同じくらい、再確認できたものも大きい。経営的にはしんどい一年になりそうですが、必ずやこれを次に繋いでいかねば!と思えた2020年7月豪雨でした。

…まだ今も降ってるけどな、雨な。

Ryoriya Stephan Pantel http://www.stephanpantel.com/