野菜がまだまだあります。

立春過ぎて、あれ、冬もう終わった?な陽気…とは言い過ぎ感もありましょうが、それでもやっぱり陽気と言いたくなる日々が続いています。

次週は少しまた気温も下がって、寒い寒い、と会話がなされるのでしょうけれども。

 

野菜はまだまだ残っています。

このままでは春夏の準備に差し支えが出てきてしまうなぁ、というほど。安定栽培は目指すべきところではありますが、技術だけでは如何ともしがたい環境要因。

天候って…いやー、野菜の生育に大きく影響します、毎年のことながら実感。

 

 

にんじん。

うん、いっぱいあるよ。

 

 

黄金かぶ。

うん、いっぱいあるよ。

 

壬生菜。

うん、いっぱいあるよ。

 

 

壬生菜は調整が大変です、キレイにするのが時間がかかる。

 

 

黄にんじん、紫にんじんもまだまだあるよ。

写真はミックスパック。

かわいいね。

 

バシバシお買い求めくださいねー!!

スタッフ募集、今年もお世話になりました。


フライングです、もう少しちゃんといろいろ練れたら改めて正式に告知しますが、

久しぶりにスタッフ募集です。

男性希望、20~40代くらいまで、1~2名!?(今回はがっちがちに農機も振り回してもらえるような方を募集します。がっちがちに振り回す自信のある方なら女性でももちろんOKです!)

諸々条件はとりあえずこの段階ではメールにて詳細お伝えいたしますね!

農にご興味ある方はぜひぜひご一報ください!

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確認


 

ぐずぐずと、家族間で風邪をうつし合う無限ループ状況だった音吹です。

気がつけば12月ももう終わりが見えてきました。何と今日はクリスマスイブだ、冬至も過ぎてるじゃないか、まさに師走、まさに年の瀬を実感しておりますが、まぁ諸々全てブログ更新が久しぶりだったことへの言い訳に他なりません、聞き苦しいことで失礼!!

 

2018年もお世話になりました。

 

不安定な気候、いやむしろ農業するにはちょっと厳しい気候の常態化に、経営安定化に向けて講じてきた何かしらが何となく実ってきた結果か、終わってみれば(まだ終わってないけど!)まぁまぁこの状況ならこんなものだろうと自分なりには納得いく数字が出ました。

 

2016年、2017年は本当に厳しい年で、作付けハイシーズンの9~10月が長雨・低日照・低温に見舞われ、秋冬作物の出来が散々も散々…。

 

2018年も9月まではひどい気候でしたが10月以降は晴れ続き。作物は遅れを取り戻すばかりか、年明け以降に収穫予定だった作物まで年内収穫が始まってしまって、さてどうしたものやら。市場価格は下がりまくって、野菜が売れないという、まさかの事態になりました。

 

それでも…!

それでも……!!!

 

モノがなくてどうしよう…どうやって稼いでいけばいいのさ…と打開策なんてあるはずないのに悩みまくって落ち込みまくって、どうしようもない、なんてことになるより、余って仕方ない!くらいのほうが精神衛生上よっぽど楽です。

 

 

ぼくの兄弟子曰く、「野菜なんて、なくても困るし、あり過ぎても困るし、どうせ困るんだから悩む必要ないんだよ」って。そういうことです。何か吹っ切れました。

 

さて、要するに、農業にはどうしようもない側面がある、と。

不安定な気候に抗う戦略はいくつでもあるのでしょう。莫大な資金が必要な場合もあれば、日々少しずつ実践することで乗り越えていけるような場合だって。農家としてレベルアップしたいんやもん皆、そりゃあ頑張りますよ。

 

同時に、どうしようもないことを、受け入れる。こらもうしゃあないなー、気張ってもしゃあないなーと。

そんな精神状態に持って行くには、ちょっとなかなかしんどいことがいっぱいあるので難しいのですけど、それでもやっぱりしゃあない時にも、しゃあない(笑)と笑っていられるくらい、農業ってこんなもんやねん、という達観を手に入れたいものです。

何の話か分からなくなってきました。もういいや(^_^;)

とにかく!

今年もお世話になりました!

また来年もどうぞよろしくお願い申し上げます!!

たぶん年内最後のブログ投稿になりそうですー。

ビタミン大根、黒大根、紅くるり大根。

大根ばかり栽培してる農家ではありませんが、朝市や里の駅大原に並べていると、この大根の使途は何ぞや?との問い合わせが多いので、こちらでも簡単に書いておきます!

2018シーズンの音吹大根は、以下三品目のみ。あまりたくさんの種類を栽培したところで用途が重複してしまうんですよねぇ。色も似たり寄ったりのものが多いし。

この三種ははっきりと用途を異にできるので気に入っています。

ちなみに今シーズンの大根は過去最高に良品質!!抜群ですよー!!

あ、あと普通の大根も忘れちゃいけませんね、栽培しています(^^)/

 

 

【ビタミン大根】(天津青長)

中国原産の大根。一般的な大根に比べてビタミン豊富だから、らしいですけど。

ビタミン大根は品種名で、同じようなタイプで別の名前が付いてるものも多数あります。

地中にもぐってる部分が白、地上に出てる部分が緑。

緑部が甘くて、白部はやや辛。甘味・辛味のバランスが良く、水分も少ないため、おろしに非常に適している大根です。加熱調理よりも生食向きですが、揚げたり炒めたり焼いたりするのは美味しい。煮炊きは向きません。

 

 

 

【黒大根】

ブラックスパニッシュロング。

皮は黒くて中身は白い。

スライスして生食もキレイですけど、ほんのり苦みがあります。

加熱調理すると苦みは抜けます。もともと西洋原産の大根で、ポトフなど洋風煮込みで本領発揮。ほくほく美味しいです。

揚げ物、炒め物、グリル、などなども。日本の大根のような漬け物用途は向きません。ギリギリピクルス。

 

 

 

【紅くるり大根】(サラダ大根)

皮はピンク、中身も薄ピンク。

みずみずしく、生食に最適の大根です。我が家ではスライサーで千切りにして時短即席サラダにするのが基本!もしくはオイルぶっかけてオーブンで焼く。

煮込み以外の調理にはたいてい向いていますが、漬け物はどうかと。

 

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まぁ、あれです、

どれもそれぞれ美味しいですよ(笑)

とりあえず一度ご賞味くださいませ、間違いないから!

 

厳しい秋冬。

10月前半。

3年前までなら、この時期には秋野菜も収穫できておりましたが、ここ3年間の秋の長雨・低温・日照不足は本当に厳しいです。

そもそも日照不足の環境ではなかなか野菜が育ちません。そして、それ以上に、やっぱり適期逃してなるものか!!と雨続きの9月に無理やり悪条件で作付けした野菜は病虫害が非常に激しいことになっております。

 

 

まず、先日記事にあげまいた、蟻の害!!

音吹では二圃場で被害があります。どちらもアブラナ科キャベツ系のもの。

あんまりにも欠株も多いので、いよいよ改良普及センターに報告しました。

 

 

地際部の茎が食害され、萎凋し、それからひどくなると枯死します。くっそー。

 

お次はこちら。

ある圃場。赤カブや小カブ。

 

パッと見わかりにくいですが…

 

ダイコンサルハムシの食害を受けて、欠株が非常に多いです。

欠株対策に二十日大根を蒔きました。

わかりますかね?

大きいのが赤カブ、小さな苗が二十日大根。

 

ダイコンサルハムシに二十日大根。なんでや、とツッコミたくなりますが、一時期ダイコンサルハムシの姿が見えなくなったんですよ、台風24号が通過した頃から急に。

 

で、これは何やらわからんが、やったーラッキー!と欠株補填にひたすら除草を兼ねて二十日大根の種まきしたわけです。

 

そしたらね…

 

 

 

今、葉ボロボロ。

なにゆえか。

 

わかりますか?

葉の裏にいる褐色の虫。

 

ダイコンサルハムシの幼虫です。ようするに今シーズンの第二世代。見えなくなったのは成虫だけ、土中にはしっかりと第二世代が準備していたわけで、せっかく除草して播種してと動いていた圃場ですが、おそらく一週間もたたないうちに全滅することでしょう。

 

他にも、ルッコラ・赤リアスからし菜、チンゲンサイ、小松菜、そしてビーツが全滅。

 

もうどうすりゃいいのか分からん!状況になってきました。

当然、こうした作物にはそれなりに経費も時間もしっかりかけているわけです。

たとえば、

ビーツはこの春から土づくりに時間をかけて、春作を諦めて緑肥を蒔いて、太陽熱消毒までしたのに。

肥料代、種代、資材代、人件費、すべて諸々合わせたらどれくらいのマイナスになるのだろう…。

 

もう本当に嫌になります。

 

おそらく来年からはこれまでのいろいろを抜本的に見直して対策たてていかないと、三年連続赤字では経営が成り立ちません。

 

 

いやー…ほんとどうしよう、困った。

とりあえず気持を切り替えて、別の作物の種を蒔くしかありません。

がんばります。

少し動きやすくなってきました。10月中下旬まで種蒔き続けます。

2日好天だと思うと3日連続の雨予報でしたり、依然として難儀なシーズンが絶賛継続中。

とは言え、9月前半に比べると、ちょっとは落ち着いてきました。ここまでくると、適湿状態で耕うんする、ベストな時期に種を蒔く、だとか高望みはもうしなくなりますねぇ。

こんな時はビニールハウスがあればこんなに悩まなくていいのに!と思うこともありますが、施設栽培には施設栽培の苦労がたくさんあります。

何と言っても費用回収が大変なことと、台風の脅威に常に気を使わなくてはならないこと。先日の21号の被害はまだまだ記憶に新しい通り、ここ数年は九州を通過せずに近畿にダイレクトアタックしてくる台風の何と多いことでしょう、大原でも台風ごとにビニールハウス倒壊を繰り返してる農家さんがおられて、そのたびに心労お察しします。

…これ、我が身に置き換えたら、気持ちの切り替え、ちゃんとできるんだろうか、もう落ち込みまくります。

その点、露地栽培は作物が様々な理由で作物がダメになっても、ササっと別な作物に切り替えることでロスを最小限に抑えることもできます。

例えば、ダイコンサルハムシの食害で大根が幼苗のうちにやられてしまったら、さっさと諦めてホウレンソウにしてしまう!などなどですね。

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余談ですけど、上述はしたものの…

音吹では、先日蒔いた赤カブが現在サルハムシの被害を受けており、ちょっと迷っています。別の作物を蒔きなおすことが最善やろうなと思いつつも、作業に費やした時間や、さらにもう一度費やす時間を考えると躊躇するものです。あと種代も馬鹿にならないもの(^_^;)

さらに横道それます。

この時期に厄介な害虫としてはダイコンサルハムシ、キスジノミハムシ、ネキリムシ、ヨトウムシ、モンシロチョウ幼虫他いろいろとありますが、ある圃場ではケール、わさび菜などのアブラナ科がトビイロシワアリの食害を受けています。

【トビイロシワアリ】

全国でも被害報告事例がいくつかあり、キャベツなどの地際部の茎を帯状に食害することで作物を枯死させる、と。まさにその様子の食害痕がうちのケールでも見られ、被害株のあたりを掘ってみると蟻うじゃうじゃ。

同圃場はアブラナ科の出来が悪いな欠株が毎年多いなと思いつつ、それについては別要因を想像していましたが、今回の調査で原因がはっきりわかってむしろスッキリしました。

この蟻は西日本にたくさん見られるごくごく一般的な蟻で、引っ越しすることは稀、数万~数十万単位のコロニーを作るとのことで、もうずっと地中に巣食っているのでしょう。

深く耕して巣を潰す、物理的防除が一番だそうで、来季以降に活かせそうです。

それにしても蟻の食害とはなぁ(^_^;)

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施設栽培にも露地栽培にも、それぞれやり易い点、やり難い点があるということ。天候が経営に影響を与える仕事は多々あるでしょうけれども、その影響が良し悪しに直結する仕事ってやっぱり農業の特性だよな、と思う今シーズンです。

とにかく、

10月中下旬までは、雨の日は屋内で育苗仕事、雨上がりは夏野菜の片づけ、少しでも土が乾くや耕して種まき・苗植え!とフルスロットル!負けじと頑張ろう。

 

 

画像は大根の畑。今年はマルチ栽培にチャレンジ。

 

 

こちらは黒大根の苗。

ブラックスパニッシュロング。

 

 

黒皮、中白のほっくり洋大根。

秋冬野菜、楽しみです!