大原は新緑に溢れています。夏野菜、植え始めています。

苗を育てているビニールハウスが三千院の裏参道、里道沿いにあります。表参道が喧騒でごった返す中も、静謐な雰囲気の中に、地の人の何気ない野良話が心地よく、特にこの季節は生命力溢れる新緑が最高です。

 

 

もみじも、かわいらしい種が。

花粉もひと段落して目鼻にも優しい、農作業するには最も快適なシーズンと言えるかもしれません。

 

少しずつ、夏野菜を植え始めています。

 

 

種を蒔いて、少し大きな鉢に移植して、葉が重なり合い始めたら、一鉢一鉢ごとの間隔を広めにずらして置いておきます。

画像はその、ずらし置き、の様子。

そうすることで、苗が徒長して上に上に伸びることなく、力強く育っていきます。

そうして育てられた苗たちが畑に植えられていく、巣だっていくのは感慨深いものがあります。

実際には感慨深さと同時に、というかそれ以上に、急く気持ちがようやく落ち着く、安堵感の方が大きいかも…。

今年もやっぱりそう。

 

2日の雨前に、ナス類、とうがらし類、トマト類、いんげん類、うり類、赤紫蘇など、主要なものを植え切りました。

ゴールデンウィーク明けに定植本格化か、と思っておりましたが、頼りになるスタッフ達のおかげで一日めいっぱいを定植に集中して一気に終わらせました。

 

ホッ…。

 

残るは、ショウガや落花生、ズッキーニなど。

 

今夏はどうなることやら。

 

楽しみです!

四月中旬の作業や作物の様子。

こちら、インスタにもアップしましたが…

 

 

ヤエザクラ。

きれいですね。

 

引っ越した家の庭に植わっておりまして、今年も咲くやいなや愛でるよりも採る!採る!採る!

…と、

採りまくって乾燥させています。

 

乾燥させたら音吹ハーブティーの素材に。

美しいピンク色がそのままに春らしく彩りを添えてくれます。

 

 

こちらはルバーブ。

 

何度も何度もリベンジしては失敗しているルバーブ。

今年はたった10株程度ですが、何とか越冬してくれました。

このまま草に埋もれないようにちゃんと管理できるのでしょうか。

 

ルバーブと言えばジャム。

酸味の美味しいジャム。楽しみですねー。

 

 

スイスチャード。

種蒔いてー苗植えてー畑耕してー、と目まぐるしく過ぎ去る日々に何が何やらよく分からなくなってくるのですが、植えてしまった苗はゆっくりと着実に、土から養分を吸収して大きくなってきています。

 

 

昨日はレタス第二弾を定植。

画像右側にて、立ったまま苗を植えることができる農具にて定植!

根の張りが良い健苗であることが第一条件、手直しも多少必要です。

人間の手の精度には当然敵いません。

精度はともかく時短面や疲労面(特に腰痛対策!)で活躍してくれそうなアイテムです。

 

ちなみに画像左側は第一弾のレタス、パクチー。

いい感じに育ってきてくれています。

 

今日は、ボリジやレモンバーム、パセリを定植し、ヤグルマギク、カモミールなどに追肥を。

それから肥えを土に混ぜ込むと同時に除草を兼ねて土をカジカジ。

雨前にやりたいことをビシバシ進めます。

降ってきそうなので、園主は事務仕事、スタッフは種まき・鉢上げなど苗仕事。

 

充実の毎日。

明日もがんばろー!

雨除けハウス建設中、育苗中の苗。

4月に入りました。

大原もようやく桜が満開…ですが、本日、水曜日の雨そして金曜日に予報が出ている雨にてどうなることやら。この土日の晴れ間は京都もお花見日和で最高だったようですが、8日はどうでしょう…いや大丈夫、桜残ってる、はず!

 

まぁ桜は桜として置いといて、本日、4月4日水曜日の雨。

 

大原では3月22日以来の雨降り、実に13日ぶり、さすがに二週間降らない日が続くと畑もカラカラでしたので恵みの雨でしょう。この二週間は作付けに集中していろいろな仕事が進みました。

 

さらに、インスタ一日一撮でもポストしていますが…今日は

 

 

 

ハウスの建設にも着手~!

 

この冬、中古の骨組みを何棟分か戴きました。

いやホントにありがたいことです、台風でぶっ潰れたと凹んでいたら神様のようなお方達が助けてくださりまして…多謝!

せっかくだし早く作らねば~作らねば~と思っておりましたが、月日だけが光陰矢の如く過ぎ去っていくところ、ここ数日の仕事の進み具合から今日は余裕ある!と判断、エイヤで着手パチパチパチ。

間口4.5m、長さ18m分のボロボロサビサビの鉄柱ハウスですが、いいんだいいんだ、音吹にとっては宝の骨組みですよ、ありがたや。

 

とは言え、サビサビで直径19mmのパイプ。

強度のことを考えると、冬は絶対にビニール張りっぱなしはあり得ないね。

なので、雨除けハウスとして使います。冬にはビニールをはがして季節限定使用。この春夏から使えそうでホッと一息。

この畑は五年ほど前からお借りしていますが、圧倒的な獣害で作付けを諦めて、ただ草刈りをして荒れないように管理していたのみでした。この草刈り範囲がかなりの広さで…。

いずれハウス建ててもいいよ、と許可をもらっておったので管理し続けていましたが、どっかで思い切って投資しないと宝の持ち腐れどころか、骨折り損クタビレ損のジリ貧やー!とヤキモキしておりました。

ので、嬉しいなー嬉しいなー。

さっそく、不足部材やビニールを発注して、早々に使えるように急ピッチで建て上げてしまいたいところです(^^)

 

では数日前の苗の画像を。

鉢上げしたり定植されたり、動きがありました。幼苗たちは毎日のように表情が変わりゆくので、ハラハラドキドキです。

 

 

定植されたスイスチャードや定植待ちの豆。

 

 

この後、鉢上げされたナスタチウム。

3月19日蒔き。

 

 

藤豆の苗。

花を食べる用に栽培してみる予定。

 

 

千両ナス。

他に、紫色の小さいナス、白ナス、緑ナス、などを栽培予定。

今年の夏野菜、ナスやとうがらしは自給程度にしか育てん!

と、考えておりますがどうなることやら。

 

 

ピーマンかな、万願寺とうがらしかな。

鉢上げ時点までは悪くない生育でした。

鉢上げ以降はどうなることでしょう。

苗が余れば、昨年同様、苗の販売も検討しますね。

また告知します!!

オイル交換農機メンテ、育苗用温床準備、土づくりに堆肥散布。

農家あるあるなのでしょうけど、スマホのどこかしらの穴から砂ぼこりが入り込んでボヤーッとしよるのですよ、いつ撮っても大気中によく分からない粉じんが舞い散らかってる!!ような画像になるのですよ!

それを一ヶ月ほど前の話になりますが、ケースを新調したことで、カメラのレンズがめっちゃクリア!

何の話で、どこに着地するのかというと、つまり最近はインスタで(ページのサイドバーにあるよ、見てね)毎日一枚ずつ畑や野菜や何かの画像をポストする驚異的な更新頻度はケースを新調したことでスマホ画像がクリアだからなのである、という、まぁ相変わらずどうだっていい話ですいません。

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いろいろと仕事を進めております。

急に春めいてきたので、セカセカと畑作業!

と、同時に、農機のオイル交換も。

夏場によく使用するポンプなどは年二回交換しますが、それ以外の農機はトラクターも含めて年一交換。

オイル交換だけはきっちり!

今年も一年しっかり頑張ってね、と農機も労ってあげます。

 

 

今日は男衆でオイル交換をしている間、女衆は…

 

出たこれ。

稲ワラ裁断機で、稲ワラを切り刻んでおります(2月28日インスタ画像と同じ)。

昨年より何と二週間遅れの温床準備。

意図的ですが、こう暖かくなってくると、もう温床いらんのでは…と思うのですが、いえいえ、まだまだ夜間早朝は冷え込みます。

そして温床としての活躍期間が短かろうとも、踏み込んだ温床は翌年の育苗倍土素材としてとても優秀な働きをしてくれるのです。

ものっっっっすごい粉じん舞う中…スマホケース新調したはずやのに画像めちゃくちゃ薄汚れてる何でや!と疑問に思うほどに粉じん舞う中、頑張ってくれました。

ありがとう(^^)

 

春夏作に向けて、畑作業内容のバラエティが豊かな豊かなこの頃です。

 

こちらは、堆肥を撒く作業中のスタッフ植前。

先日、腰を痛めたスタッフ、大丈夫やろか…と心配ではありますが、今のところ痛める前より良い、とのこと、無理のないように作業を進めます。

一年間、野積みしておいた造園屋さんの剪定クズ。

2tダンプ、13台分。

こいつを少しずつ畑にばらまいて行きます。

今日は、運搬車にコンパネ立てた容量で、約13aの畑に計13回ほどブチまけました。

およそ1aに容量アップ運搬車一台分(atexのキャピーXG351、荷台長さ1050mm×幅750mm×高さコンパネ半分450mm=約0.35㎥)の計算になるのでしょうか。

野積みしていた剪定クズは良い感じに分解が進んでいます。

欲を言えば、切り返す機械があればもっと均一に分解できた、といったところか。

さらに欲を言えば、やっぱり【ホイールローダー】でドンッと一発で積み込みして、【自走式ブレンドキャスター】でバババッと撒きたい!

いや、だって腰がね…(^_^;)

いずれの話、いつかは!の話…。

 

ところで…。

 

もちろんおりましたとも、カブトムシの幼虫!

ではまた。

備忘録、年明け後の葉物について。

五日は小寒、寒の入りして立春までは一年で一番寒い時期が続きます。

大原もこの時期はお客様少なく、音吹もそれに合わせてややゆったりと動きます。今年はこの時期にビニールハウス関連の作業をいくつか入れ込む予定でいます。(あとは確定申告に向けて事務仕事も、ね!)

冬至を過ぎて、ふと気がつくと夕方暗くなり始める時間帯が少しずつ遅くなっていることを体感します。17時にはすでに暗かった一二月下旬頃ですが、ここのところはまだやや明るめ。こうして四季の移り変わりを、肌に感じながら仕事できることはありがたいことなのですね!

しかし、毎冬に思うことだけど、一月になると露地栽培では葉物がなかなか手薄になります。露地栽培とは屋外の畑で栽培すること。

寒くなり過ぎて、雪が積もって、などといった理由から大原では露地葉物を収穫するのが難しくなってきます。はなから作付けしないのだから手薄になるのは必然。

そうは言いつつも、一般のお客さまに加えて、業者さんやレストランも多くいらっしゃる大原では、やっぱり多品目でいろいろな種類があることが音吹としても、そしてさらには地域としてもアイデンティティとして差別化できる部分。

とは言え、無理をしないと育たない作物もありますし、手間ばかりかかる作物もあります。むやみやたらに品目数を増やすだけではダメ。

と、とは言えとは言え、といつも頭を悩ませています。

 

音吹では、この冬の葉物、まず当初の予定としては、

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タアサイ、

ホウレンソウ、

わさび菜、

ルッコラ、

赤リアスからし菜、

ちぢみ菜、

こぶ高菜、

かつお菜、

黒キャベツ、

青汁用ケール、

サラダ用ケール、

春菊、

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などを検討していました。

 

実際、全て作付けしましたが、ここでいちおうの振りかえりとして…、

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■タアサイ

→第一弾(9/15定植)は、虫害ひどい。第二弾(10/1直播)は台風でやられて収穫数激減。9月生育分は防虫ネットによる被覆、10月生育分は虫害はないものの、株を大ぶりにするために不織布べたがけ対応もありか。間引きながら収穫予定で株間6cmで動いたけど、最初から広めに株間を設定しておくほうが無難。

■ホウレンソウ

→第一弾(9/24直播)は12月中旬より収穫開始。C/N比の高い有機物を入れ過ぎて一部窒素飢餓っぽいところがあるものの、概ね順調で現在収穫中。第二弾(10/11直播)は10月の日照不足と台風をもろに受けて、小さな苗のまま肥料抜けそう。2月中下旬に採れたら面白いけど、そうなるには地力がやや少なそうな畑なので期待薄。例年なら10月上旬はホウレンソウの年内採り蒔き時期限界ラインだけど、今年のような天候不順時にも何とか収穫までこぎつけるように日頃から作業の余力を備えておきたい。

■わさび菜

→第一弾(9/15定植)、ダイコンサルハムシの被害大。第二弾(10/11定植)も同じく。第二弾は時期的に虫害は受けないタイミングだったが、第一弾と隣接畝だったためダイコンサルハムシが移動して食害。今年ははじめて直播種→間引き収穫→つみとり収穫の方法から、株間広めにとっての定植による最初段階からのつみとり収穫方法を試みた。結果として、作業時間の軽減にはつながるものの、収量としては寂しい。来年の秋冬にどうするか要検討。

■ルッコラ

→第一弾(9/21直播)、よし。保温資材も全くなし。例年より株間広めにとったのも功を奏した。第二弾(10/1直播)、台風被害。その後獣害。生育としては悪くない、保温資材なしで年内採りOK。第三弾(10/11直播)、日照不足による生育遅れから12月になって不織布べたがけ保温。ここにきて、そろそろ収穫できそう。アントシアニンも今のところ出ていないが、これからどうなるか、雪による被害を考えると理想はトンネルだろうけど…そこまでしてルッコラ?!という逃げ腰姿勢。

■赤リアスからし菜

→第一弾(9/21直播)、よし。保温資材も全くなし。例年より株間広めにとったのも功を奏したのはルッコラと同じ。第二弾(10/1直播)は台風直撃するも、被害ほとんどなし。葉の形状?第三弾(10/11直播)、ルッコラ第三弾と同じく、日照不足による生育遅れから12月になって不織布べたがけ保温。ここにきて、そろそろ収穫できそう。それにしてもルッコラと赤リアスからし菜は需要はあるものの作業能率が悪すぎる。

■ちぢみ菜

→第一弾(9/21直播)、株間7cmでもやや密植な様子。冬場は葉が立ち上りにくいので、8~9cmくらいのより広め株間でも良いかも。時期的には、少し虫害あり。10月初旬に多量に蒔いて、タアサイが収穫できるまでのつなぎ役として十二分。

■こぶ高菜

→9/15定植。株間30cm、条間20cmの3条植え。密過ぎた。2条でよい。さらに株間はもっと広くて良い。葉に日光をしっかり当てることがコブがうまくできるためのコツらしいが、あたったところで本当に良いコブができるのか…?冬場に採り続けるためにはこの時期の定植で丁度良いが、虫害対策に防虫ネット必須。コブがなくても味はとても良いが、やっぱりコブがないと。耐寒性が強いことからチョイスしたものの、そのようにはあまり思えない。収穫の作業性は良いから、要検討。

■かつお菜

→9/15定植。株間20cm、条間15cmの4条植え。明らかに密植。2条、株間45cmくらい欲しい、欲張りすぎた。こちらも防虫ネット必須。年内採りを狙うなら定植時期としてはベスト。粗植、通気性確保、防虫ネットによる虫害対策。これさえクリアできれば面白い。

■黒キャベツ

→9/21定植。株間30cm、2条植え。栽植密度は適度のようだが、やっぱり虫害。特に10月頃のモンシロチョウ対策。防虫ネット必須。耐寒性は抜群のため、おおめに作付けして、順々に摘み取りしていければ冬中いけそう。春の菜の花が今から楽しみ。ちなみに今年はマスダ採取場のゴズィラーナ(カーボロネロより幅広の葉が特徴的な黒キャベツ)。これは当たりの品種!

■青汁用ケール

→9/22定植。株間45cmの1条植え。栽植密度は適切。虫害も少なく、予想外に美味い!ジュース用としてだけでなく活用できるのが嬉しい、品種はマスダのジューシーグリーン。他の青汁用ケールとはまた違うのか?問題はジュース用途以外の知名度のなさ。手にとってくれない人が多すぎる(^_^;)

■サラダ用ケール

→9/22定植。株間30cm、2条。虫害ほとんどない、さすがのケール。こちらも予想外にうまい。そして同じく、手にとってくれない人が多すぎる(^_^;)品目数を増やす意味では重要な作物のように思う。

■春菊

→9/15定植、株間30cm、3条千鳥。密植か。まさかの虫害。もう少し時期をずらす?露地だと12月いっぱいが収穫限界ライン。今年は10月13日から収穫開始、状態の良かったのは約一ヶ月間のみ。年明け以降は不織布?トンネル?やっぱりハウスで栽培したい。冬場は大葉春菊を採用しているが虫害を考えると中葉もありか?鍋用としては大葉を栽培したいが…。いずれにしても、まずは栽植密度の再検討を。

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備忘録。

寒い場所、積雪もある場所での露地葉物。考えよう。