夏野菜の苗販売します。

皆さま、連休はいかがお過ごしでしたか?五月の日差し、紫外線はなかなかに激しいものがあります。天気も良いお休みでしたので、お疲れためませんように(^^)

さて、音吹はと言いますと…ん?連休?…レンキュウ?何それ?食えんの?

そんな勢いで、ガッツリ畑仕事、そして大原のお祭り参加と、ようするに普段とそう変わらぬ日々を過ごしました。

 

 

大原のお祭り装束はとてもかっこいいです。

ぼくは父の形見の着物を着ますが、大原の皆さんは絣の着物に、各家々の家紋が入った素襖(すおう)を上から羽織り、さらにその素襖をたくしあげて動きやすい格好に紐などで縛って整えたスタイルで神輿をかつぎます。

各町内でも役割が違うらしく、その違いが少しずつ祭り装束にも現れている様子で面白いものです。

祭り、とても楽しかったし、呑みすぎました。休肝日つくらねばいけないな、最近呑み過ぎです(^_^;)

 

畑は畑で、急ピッチで夏野菜の作付けが進みます。

トウガラシ類、ナス類に加えて、本日トマト類も植えました。小物も生姜やハーブ類などはもちろん、ちょこまかちょこまかと…まぁいろいろあります。

大物はあとはオクラ、でしょうか。

その合間合間には管理仕事も。ここを怠るといけません。

 

 

三月の頭に植えたジャガイモ(メークインとアンデスレッド)も順調に育っています。

日曜日は朝市後のお休みを返上して、ジャガイモの草取り、土寄せ作業をば。

今年のジャガイモは今のところとてもイイ感じに見えます。このままでは収穫が大変なことになりそうですね。

ジャガイモ掘り、企画しましょうか?!

ガッツリ掘りたい人は音吹の急場しのぎアルバイターとして!体験的にやりたい人へは、掘ったジャガイモ少しだけお持ち帰り、みたいな。

また提案するかもしれません(^^)

提案と言えば、今日ブログを書いた本題がこちら!(笑)

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夏野菜の苗がたくさん植え余りました。

一鉢100円(状態により50円から!)でいかがですか?

 

 

基本的に大原まで取りに来てくれる方限定です。

■キュウリ

■トマト(固定種)

■ミニトマト(赤、紫、オレンジ)

■ナス(千両、緑、白、イタリア丸ナス)

■トウガラシ(ピーマン、万願寺とうがらし、伏見とうがらし)

■食用ホオズキ

■いんげん

などあります。

もう少ししたら状況次第で、

■バジル(スイートバジル、ホーリーバジル)

■青ジソ

■ひょうたん(千成、百成)

も出てくるかもしれません。

どれも無農薬、無化学肥料で種まきして長いこと育苗してきた愛着ある奴らです。

アブラムシなどついてるものもあるので、状態によりお値引きもします!まずはどんなことで気軽にお問い合わせくださいね!お待ちしてます!

 

 

種まく長男と菜の花。

大原の朝方はまだまだ霜が降りる日々とは言え、日中は作業の内容によっては汗をかくほどの陽気も感じられるようになってきました。今年の桜の開花は全国どこもかしこも遅くなりそうですね。

先日卒園した長男の入学式は明後日、あいにくの雨予報ですが散る桜もないので、それはそれでよしとします!

 

春休み中の長男くん。

トマトの種まき。

「ぼく、大きくなったらお父ちゃんと一緒に農業するんだ!」って嬉しいこと言ってくれてます。いつまでそんなこと言ってくれるんだろう(^^)

種まき前に、育苗用のポリポットの土よごれを落とす仕事をしてもらってたら、とっても楽しそう。

よし、じゃあ種まきさせよう!より楽しんでくれるに違いないぜー!

と思いきや。

父親に似て飽き性の彼は根気のいる種まき仕事は苦手な様子。たった一枚でヤル気が失せました(^_^;)

まぁそんなもんやんね、また気が向いたら手伝ってな!


昨シーズンは情けないほどに野菜の出荷ができずじまいだった音吹。

今年はちゃんとやる!(当たり前)

やるべきことをやる!(当たり前)

と、意気込んで春夏作の準備に励んでおります。現在はほとんど野菜もありませんので、先日の朝市は菜の花ばかり。

 

 

雪の影響や獣害で主枝をボキッとやられたオータムポエムは側枝を伸ばして、いまだに少しだけですが収穫を続けています。だけどいよいよおしまいですね。

 

こちらは紅菜苔。

紫色の茎葉が美しい摘み菜です。こちらははじめてのマルチ栽培。可能性を感じました。

非常によろしくない苗を植えたにも関わらず生育の後半はぐぐぐっと伸びてくれました。最後の力を振り絞っていますが、三月中下旬から四月にかけてのこの時期にありがたい存在でした。

来年はもう少し作付量増やして、朝市のみならず毎日出荷できるようにしよう。

 

はたけ菜の菜の花。

初午には、はたけ菜のからし和えを食べると縁起が良いとされていますが、そのはたけ菜も菜の花が咲き始めています。

もうあと一週間、もって二週間ほど?朝市限定の出荷品目ですが、さっと湯がくだけで美味しい菜の花はこの時期ほんとにありがたい。

音吹は他にチンゲンサイの菜の花も、これまた朝市限定ですが収穫しています。

咲き乱れる花。

彼らにとっては生命をつなぐための生育ステージ終盤戦ではありますが、冬を越した人間にとっては躍動感溢れるこの姿に何か喜びを感じるものですね。

ではまたね。

三月初旬、ヒヨドリの来襲を決して侮るなかれ。

自省録。

ヒヨドリ。

毎年被害を受けているはずなのですが…。

これまでは越冬して春先に収穫する野菜に本腰を入れてこなかったこともありました―だって三、四月は育苗をはじめとした春夏作の準備にドタバタするから収穫野菜は出来る限り減らして集中して作業したい―

ところが今年は壬生菜をはじめチンゲン菜花や春キャベツなど、越冬野菜と少しは向き合ってみようか、と例年よりも力を入れたのです。

入れたところ…

 

 

この有様~~~!?

せっかく先日、スタッフさん達に寒い中もっさり草取りしてもらったチンゲン菜花が大打撃…。やーらーれーたー(T_T)

ご丁寧に御土産の糞まで!

ありがとよ、くそったれ!

こうして、ヒヨドリちきしょー!となるのは毎年のことなのです。

ところが、これまでは本腰を入れて越冬春物をしておりませんでしたので、被害を受けても芯のところまで響いていなかったのでしょう。

今年は…もうバッチリと!ガッツリと!猛省して二度と繰り返すまい事柄としてインプットされました。

来年は啓蟄の頃までに、花粉症がきたー!!と感じ入る頃までに、防鳥ネット設置するor不織布トンネルや防虫ネット設置するなどしてヒヨドリ対策です。

今日だけで来襲するヒヨドリを追い返すために畑の中を何度走って向かっていったことか。

瞬く間にアブラナ科野菜を集団で食い尽くしてくれます。恐ろしい勢いです。

ちなみに、今年種苗屋さんに寄った時に、ヒヨドリ対策に大型猛禽類を模したカイトが抜群に効果ある、と宣伝されました。ものすごく撓る(しなる)つりざおのようなポールに猛禽カイトが付いていて、風が吹くと獲物を狙って滑空する猛禽類さながらの動きをすると。ヒヨドリの天敵ですから。このカイトのすごいところは、本物そっくりな動きをするカイトに釣られて本物の猛禽類が「仲間がいる!」とやってくる副次的効果も期待できる、とのこと。

…この宣伝話、「そんなんあるかーい(笑)」って。(笑)って。ほんとに笑い飛ばしておったのですが、買ってりゃ違ったのかもしれねーな…くっそ(笑)

とりあえず急遽不織布トンネルで被覆します。少しでも回復することを願って。

そして何より来年はボケません、被害が起きる前に予防!農の基本だろ!

自省録でした。

温床経過報告、育苗中のエンドウ・レタス。

踏み込んだ稲ワラ温床、ソバガラ温床。

その経過報告が遅くなってしまいました。

 

一層目はそこそこ温度が上がってきたものの、二層目の温度が上がらぬまま。踏込みが甘い?水分量の問題?何より発酵促進材の不足?

調整が必要ですね。

ソバガラに関しては、そもそもの積み上げ量が薄すぎました。層としては踏込み前の段階で15cm程度。

積み上げる層の厚みをもう少し増やしてからでないと。そのためには最初から木枠の高さももっと上げておかないといけません。最低限の地温は確保できているので、今回はレタスや豆など、発芽してからむしろ地温を控えたい作物の置き場として活用しようと思います。

そんなわけで地温の確保がバッチリとはできていない有機物温床。

また電熱温床は電熱線に被覆する土の量がやや多すぎた?もしくは土塊がゴロゴロし過ぎた?電熱線下敷設の断熱材(ソバガラにした)が少なすぎた?せいか、サーモの温度調節を高め設定にしても地温はサーモ設定温度ほどに上がっていません。これも課題。

とは言え…

このまま進めてもいいかもしれないな…。というのも、日中は陽も高く暖かな陽気が感じられるここ最近のおかげで有機物温床の地温も20度近く上がっている。時期的に、もうあと1~2週間ほど踏込み時期を早めて、二月の寒い時期に温度を確保しながらより早めの育苗を画策したほうがよさげか。

要検討ー。

 

そろそろ植えつける場所も準備してやりたいエンドウ。

今年は越冬を諦めて春植えのみ。しかも春植なら豆はたくさん確保できないだろうし、賑やかし程度に久しぶりのスナップエンドウ。

柔らかな生エンドウ、食べられるかな、楽しみです!

 

 

これはフリルレタス。ハンサムレッド、ハンサムグリーン。

音吹の定番レタス。

今年の春はこのフリルレタス一本勝負!

いろいろな種類のレタスを試しましたが、結局のところこちらに落ち着きました。

玉レタスに近いパリパリシャキシャキの食感と色味。あとは使いやすい、程良い大きさであること。

このあたりが音吹には合ってるなぁ、と。

育苗野菜も少しずつ増やしていきつつ、ここ数日の好天を活かして、畑の準備もしていかねばなりません。ジャガイモ用の畑は施肥・耕うん済み、レタス類他を定植予定の畑も同じく。

ミサさんはミサさんで、ワイン会の準備に追われて滞っていた確定申告をこの一週間で追い込みにかかります。ヤバ、もう提出時期迫ってるよ!?

 

そんなこんなで…

いよいよ春の準備が本格化していきますよー!

…いらないけど、花粉もね!!

稲ワラ裁断、温床づくりの第一歩。

畑を続けていると、やっぱり大切なのはそこだよなーと行き着くポイントが土づくり、土の底力。

落ち葉や刈り草をどんどん畑に投入していた昔に比べて、植物性有機物の投入機会が減ってきている現代の農業。庭や山の落ち葉集めて…、土手で刈った草集めて…合理性・高能率性の農業とは確かに言い難い方法ではありますから敬遠されがち。

でもでも、地力を収奪しながら高生産性を追い求めるあまり、野菜の生産性が減退してきたら必要な養分だけを供給してやって騙し騙し収穫を続けていく。土はどんどん疲弊していくばかりで、しまいには貧弱な、何を育てても病原菌だらけ!何を育てても葉は黄色くなるばかり!何を育てても虫どこにもおらへん!農薬や化学肥料がないと野菜は育たない、そんな状況になってしまうという。

これではいかん!と植物性の有機物を入れます。有機物は、微生物のエサとなります。土の中で微生物がどんどん増える、つまり、土の自己再生能力を上げてくれます。そんな微生物豊富な土中には多くの虫が食物連鎖によりバランス良く繁殖していて、また菌も豊富にウヨウヨしているので特定の病原菌だけが異常発生することもなくなっていきます。

誰しもそこを目指して土づくりしています。(これは有機農業や自然農に限ったことではありません、農薬や化成肥料を使用する農家さんだって土づくりしておられます。逆に有機農業や自然農と言いつつ、肥料を外から投入するだけにとどまる農家さんもいます)

と、いうわけで。

音吹の新しい農機ー!

 

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じゃん。

稲ワラ裁断機。昨年中古30,000円でゲット。

ボロボロの錆び錆び!でもいい仕事してくれましたよ、昨日始動。

この裁断機。

投入口から稲ワラを入れると…

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どどどどどど…

どどどどどど…

 

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ボバーンッ!

と、なります。

稲ワラの束が細かく裁断されるわけです。

…まぁコンバインについてる機能と同じですね(^_^;)

 

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このような切り刻まれ具合。分解を促進するための裁断。

その後、音吹では裁断された稲ワラを画像にもあるような木枠に堆積させて、米ぬかをパラパラふりかけて、水をじょっぽじょっぽやりながら、ギュッギュッと踏みつけ続けます。

堆積させた稲ワラからじゅわーっと水がしみ出すくらいまで踏んだら、さらにその上からまた稲ワラを裁断させて堆積させて…同じような作業を何度か繰り返します。

すると…

米ぬかには微生物が増殖するのに必要な窒素分やミネラルを多く含んでいる、いわば醗酵・分解のスターター、起爆剤。これをエサに稲ワラを微生物にばしばし分解してもらいます。

目的はその過程に発生する醗酵熱。

この熱を利用して、育苗する野菜の暖かなベッド、温床をつくるという。

ようやく…就農してもうすぐ9年目になるのに、ようやく踏込温床にチャレンジできるー嬉しい!

農業研修中に、お師匠さまの農園【さとう有機農園】ではじめてこの技術と出会って感動したことを覚えています。だってすごくない?地熱を得られるんですよ稲ワラから!(稲ワラに限らず落ち葉やモミガラなどでも醗酵熱はちゃんと出ます)

昨年は様々な理由から育苗を激しく失敗しました。ものすごく苦い経験…。研修で勉強したことをちゃんとひとつひとつこなしていく、当たり前のようにお師匠さまがこなしていたことを、同じように自分が経営する立場になってもこなせるかどうか、これがなかなか難しい。原点回帰だー、といよいよ温床、そんな気概でいるわけです。

踏込温床レポはまたそのうち書きますね。

ちなみにこの稲ワラ温床は翌年の育苗倍土のベースとしてもとても有用です。もちろん畑に撒いてもよし。菌や微生物がうようよの素晴らしい資材として大活躍してくれることでしょう。

昨日は農作業後、【河村製粉】さんでソバガラをいただいてきました。今年は例年以上に植物性の有機物を活用していこうと意気込んでいます!

ではまたね!

音吹忘年会2016。

大原、年内積雪、きましたねー。ちょっと予想だにしていなかったので面喰いました。

 

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いいね、棚田雪化粧!

明け方6時過ぎ、ようやく明るくなり始めた頃の写真。

キレイです!

が!!

 

収穫は大変、言わずもがな~。

まず雪どけて、それから収穫するから、一手間二手間加わります。

もう難易度はスーパーハードモード、降ってすぐの雪、積もって凍った雪、サラサラの雪、こてこての雪…。雪の状態によっても、どうやって雪どかすか、その方法が少しずつ変わってきますからね(^_^;)

あんまり降らないでほしいけど…こどもは喜ぶんだよな、元気なもんです。

 

そんな年末、園主は忘年会続き。

昨日は朝市のお客さまからお誘いいただき、普通っぽい人が一人もいない忘年会に参加してきました。すごい楽しかったー、飲みすぎた。

にしても、久しぶりに町を歩くと、どうやって人をかわすか、慣れるまで時間がかかりますね。

あれ、このタイミングでこう避けてしまったら後ろから自転車来た時ぶつからへんか…?とか考えながら歩いてしまって、もうドキドキしました。

そんな忘年会続きの最中、音吹の忘年会も!今年はホームパーティスタイルで。

スタッフのおとうちゃん(※)プレゼンツ個体識別番号付きの黒毛和牛をメインに据えて、真昼間から飲み過ぎました。

面白いですね、畜産はトレーサビリティがこんなにしっかり整備されているものなのですね。識別番号でその牛の生産者や販売者他、名前や母系の牛をたどっていくこともできます。

写真はタネツケバナ添えた玉ねぎのソースで。

 

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※畜産に関わる仕事をなさっておられるスタッフのお父様からいただきました。感謝!畜産につきましては、様々な考えがあるかと思います。ベジタリアンの方にとっては、食うために動物を飼育し殺す、その行為もまた不自然なことで人間本位だろうとの思いもあるでしょう。音吹園主は生業として野菜がベースの食生活ですが、肉も魚も食べますし、時にはスナック菓子もインスタントラーメンも普通に食べます。自然と美味しい~と思える食生活が一番だと思いますが、さて、皆さまはいかがですか?

 

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この日は午前中仕事して、お昼から作業場でそのまま忘年会。

いつも使ってる作業台がテーブルに早変わりです。

 

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でっかくなりすぎたルッコラや鹿の食害を免れたブロンズフェンネル(その後食われた)などのピザ。

美味しかった(^^)

 

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記念写真。

スタッフの皆にはほんと感謝感謝!いつも園主の無理難題に応えてくれてありがたいことです(^^)

そして…

この日は、朝市でのあるハプニングがもとで、料理人さんが訪ねてくださる予定がありましたので、無理を言って少し時間をいただき、音吹の忘年会にお招きしました!

烏丸高辻のイタリアン【Cenetta barba】の藤田さん(写真一番右)

ビブグルマン(ミシュランが選ぶコスパすごくて美味しいお店)に選ばれたバルバの藤田さん、とても気さくなお人柄。

料理人の立場から、大原の野菜を使う理由やご自分のお店のコンセプトなど、いろいろとお話いただきました!

音吹園主は毎週朝市に立ちますが、なかなかゆっくりお客様とお話するタイミングがなかったりします。(余裕のある時間帯も実は多いのですけどねぇ)

だからこんなふうに畑や作業場にて、しかもお互いにオフのタイミングで会ってお話できるのは我々にとってとてもありがたい貴重な機会なのでした。

さてさて、今年もいよいよ仕事納め。

大掃除、できるか?!

ではではまたそのうち~。

 

※一三〇さん、年明けマジ呑み行きましょーねー!←超私信!

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【Cenetta barba】

 〒600-8414

京都府京都市下京区高辻通東入ル匂天神町642

ランチ12:00 – 14:00

ディナー18:00 – 23:00

ラストオーダー22:00

 定休日 : 火曜日

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作業空間の充実とあやめ雪かぶ。

今年も残すところあとわずか、という書き出しで始まる文章に溢れている今頃でしょうか。

野菜が大打撃を被った音吹では、師走のいつもながらの疾走感がまるでなく、先日の朝市で「今年もお世話になりました、また来年もよろしくお願いします、よいお年をー!」と恒例の挨拶をしていて、ようやくもう今年も終わるのだ、と実感する次第です。

12月の半ばにはようやく旧宅の片づけも終えて、完全に引っ越し完了。相変わらず引っ越し荷物は出しっぱなしだけど、少しずつ新居での暮らしに慣れてきている、そんな具合です。

野菜の出荷準備などを行う30坪ほどある半屋内の作業スペース。

これまで作業していたスペースの面積と比べると雲泥の差で、様々な面で快適な作業空間があることは農業においてとにかく重要なことと実感しています。

ゴニョゴニョ…

新規参入者は、家・畑・農機をはじめ何から何までを揃えていかねばなりません。あるのはヤル気だけ(^_^;)

行政は補助金の無駄なバラマキとかさっさとやめて、使われていない農地や小屋、空き家などを使いたがっている人にもっと簡単に使ってもらえるように法整備して流動化・新陳代謝を図っていったり、あるいはもっと多くの人が使えるようなハード面たとえば共同で使用できる加工場などを地域内でつくるですとかそんなことに金かければ、農業やりたい!人の参入障壁もぐぐぐっと下がるでしょうに。

とか言いたいけど、我々は結局すすんでやりたいことやってるのだから、そんな環境差に一人愚痴ってる暇があるのならば頭と身体を動かせ、とばかりに新規参入者は皆そうしてるわけです。

ゴニョゴニョ…

先日、朝市に出品する野菜を準備していた日の休憩風景。

 

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クリスマスイブだったので、【イルチエロ】さんのシュトーレンがこの日のおやつ。贅沢!美味しかったです。

当たり前ですけど、狭い場所で作業するのと、広い場所で作業するのとでは作業能率がまるで違ってきます。

そして休憩してる時の、「今ちゃんと休憩してるー!」って感覚もまた。

本当にありがたいー(T_T)

少しずつ良環境を整えていき、そうして浮いた時間や残りの体力を、野菜や畑の質をあげることに注力していく、いいですね好循環に持っていけるように頑張らねば!

 

 

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あやめ雪かぶ。

抜群!

10月上旬に種蒔きしたもの。

ただ、一番手二番手に蒔いたあやめ雪が全滅し、したがって種がなくなってしまいまして、買い足したのがいつもと違う会社の種。そちらは根部の形が扁平で紫に染まる部分の発色も薄い。

あやめ雪かぶは【サカタのタネ】さんの品種ですが、やっぱり先行品種だけあってカブの形、発色具合、茎葉の頑健さ、肉質において優れているように思います。種会社にも得手不得手があって面白いですね。

現在、日々の作業日誌をはじめ、作業マニュアル、そして栽培計画などをデータに残していこうと動き始めています。手書きの作業日誌も30冊を越えてきましたが、検索の不便さが読み返すことを諦めさせてくれること多く、これじゃダメだもっとデータをしっかり取って次年度以降につなげていかないと、と思うに至りまして。

栽培することはとても大切だけど、栽培以外にも大切な仕事がたくさんあって、これまでないがしろにしていた部分をこの冬の間に着手できればと…。

そんなにうまくすすむかなぁ、と思いつつ…ですが(>_<)

黒大根。

黒大根。

犬の糞みたいなナリをしているが、見かけによらず使い勝手が良く美味い。

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切ると、画像のように中身が白い。皮は火を通すとペりぺりめくれるくらいの薄さ。肉質はやや硬めだが、水にさらしたり塩もみしてサラダにする程度ならじゅうぶんにいいける。やや辛味も含むのでアクセントになりやすく、なにより皮を残したままだと、黒白のインパクトが大きい。

本領は煮込み料理で発揮される。洋カブなどと同じく、じっくりことことポトフはもちろん、味噌汁などにも入れやすい。

軟らかくなるが煮崩れすることがない。

見た目とは裏腹に扱いやすいが、それは栽培についても同じく日本の大根類と同じに種を蒔けば勝手に育つ。

品種はブラックスパニッシュロングというものが現在は一般的に日本で手に入り易いようだが、丸い玉タイプのものもある。洋種なので日本の種苗ほど均質性が高くなくて、引っこ抜いてみるまで根のサイズの予測ができないが、それもまた固定種野菜の魅力なのだろう。

繰り返し言うが、犬の糞みたいなナリをしている。

鶏糞使用についてあれこれ。

あー、なんかつまんない記事を書きました。

 

鶏糞使用を控えようと検討していることについて。

 

音吹は作物の栽培において、動物性・植物性問わず肥料は投入します。肥料成分のうち窒素供給の主は鶏糞、油カス、有機ペレット肥料(有機JAS認証のもの)あたりですが、そのうち鶏糞は安価で使いやすいこともあって長年継続して使用してきました。

 

が!!

 

近年、この鶏糞を使用することによる弊害がやたらと大きいと実感しておりますが、主に…

 

・リン酸過剰による肥効の減少

・鶏糞のエサに含まれるハキダメソウの蔓延

この二つ。

 

 

リン酸過剰については即効的な改善方法はないと思うので、今後は鶏糞の使用を控えて、マグネシウムは積極的に入れつつ(マグネシウムはリン酸吸収を助けてくれる)、より積極的に植物性の有機物を入れて土そのものの体力をちゃんとつけて長年かけながら対処していく、当たり前のことですけど。

音吹は、緑肥、モミガラ、ソバガラ、稲ワラ、野菜残渣、剪定クズ堆肥などの有機物を畑に入れるようにしています。(ちなみに動物性の堆肥は畑や作物によって使用しますが、基本的には馬糞のみ。鶏糞もまぁ堆肥と言えば堆肥なのかもしれないけれど)

その植物性有機物投入量を畑によってはもう少し増やしていこうと。腐植をどんどん増やして、ふっかふかの土の上を歩きたいものです。長期的には。

特に手に入り易いソバガラの有用な使用法をもっと考えよう。昨日【河村製粉】さんにお邪魔してきて、ソバガラについてあれこれお話をうかがってきました。

産業廃棄物としてお金を払って処分するしかない現在のソバガラ廃棄事情。

農家仲間の【山本有機農園】さんはガサガサ生のまま入れて、特に実害なく畑を回しておられます。生施肥でも問題なさそうならそれが一番手っ取り早い施用法だけどな、特にソバガラはフザリウムを抑制させる効果も高く、また根こぶにもよく効くらしい(ただ根こぶ胞子を発芽を促す効果があるという点がミソで、施用後2週間以上はあけないと近くにアブラナ科で根こぶにひっかかる野菜がある場合はよろしくない、ようするに大根と同じやな)

大規模に堆肥化できれば一番ですが、畝間に敷いて、さらにごま油カスなど上から振りまいて表層発酵させつつ土中に染み込ませて追肥期待と、シーズン終了後落ち着いてからの土中鋤き込み、あたりが現実的か。生施肥ももちろん視野に入れつつ、【山本有機農園】さんの情報もいただきつつ(笑)検討していこう。

ただ、短期的には、鶏糞施肥をストップすることによる窒素の供給減が当然考えられるので、その対策として、ひとつは良質な有機ペレットの採用を検討していることと、山田製油さんのごま油カスのもう少し有用な使用方法を考えること(今は夏野菜に穴肥として使う程度ですが、早い段階で土に混ぜ込んでやって発酵促進を期待したいがリン酸も入ってるしなぁ)。

そして何より一番意識したい点ではありますが、安定した供給量を求めるあまりに狙ってきた過度な密植・連作などを避け、余裕のある作付けをすること。

野菜一株が根を伸ばして養分を吸収する範囲を広くとる、株間や条間を広げる、反当たりの作付け量を減らすことで、身近な生育環境を改善していこうと。狭い部屋で過ごすより大きな部屋で過ごすほうがのびのび気持ちがいいものね。

 

来シーズンの課題。

 

で、ハキダメソウ。これは鶏糞の弊害というよりも、農家としての怠惰さが何よりの原因なのですが…。

鶏糞のエサに含まれて生えてきてしまったこの草。ですがもっと初期段階で除草してやれば種もつかずに蔓延ることはなかったものの、ついつい放置し続けた結果、種が無数に畑に散らばりきっていて、除草しても除草しても追い付かない、そんな負のスパイラルに陥っているという印象があります。

今年はこのハキダメソウにしてやられました。生育が異常に速く、かなり幼い時期から種をこぼしていくので、もうネズミ算式に増えていきます。アブラナ科の直蒔き野菜などは、かなり早く生育するほうですが、それでもこのハキダメソウの生育速度には追い付かない。初期除草を例年よりも回数増やしたところで全く対応できない、そんな事態。

個人的には作物の生育に影響がないようでしたら、草が多少生えていても気にしない、むしろええこともあるやん、と思っているし、このハキダメソウに関しても当初は緑肥や緑肥やー、くらいに考えていたのですが…。まったくよろしくないですね、早急な対策が必要です。

ひとまず対処療法的ではありますが、アブラナ科葉物をはじめとした直蒔き野菜は当面の間控える予定でいます。非常に消極的な話…(^_^;)

種を蒔いてよーいドンでは雑草に生育速度で叶わないなら、苗を仕立てて植えるしかありません。そんなわけで当面は育苗定植野菜の割合が増えていく予定です。…それにともなって、できればあまり使いたくないマルチの設置量も残念ながら増えていくね、ガクッ((+_+))本当にマルチが、その作物に必要かどうか、見極めながら使っていきたいと思いますが。

どちらにしてもハーブやキク科作物の作付け量は相変わらず増やしていくつもりをしていますし、直蒔き野菜を減らしていく分のカバーは考えていきたいですね。

 

なんだか備忘録になってしまいました…。また編集するかもしれません。

ビタミン大根。

寒くなり始めて、ツルウメモドキ果実の外皮?が割れて中身がぽぽぽっと。

 

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盆栽やフラワーアレンジメントでもよく使われる素材だそうで。

確かに映えます、この赤。

おしなべて三片に展開するんですね、この黄色の皮は。

日本中の野山に生育しているそうで、英名はオリエンタルビタースイート、鳥が大好きなんですって。

 

いつも思うのですけれども、野菜がお店やマルシェなどで陳列されている時に、緑一色でなく、赤や黄色や紫とカラフルであればあるほど目を引きます。野菜の形ももちろん大いに関係しているのでしょうけれども、まず第一に色の多彩さで立ち止まる人が多いですね。

食を楽しむひとつの要素として、無視するわけにはいかない。農家としても、野菜の種を選択する際のポイントのひとつとなっています。

 

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ビタミン大根。

(…この流れで紹介するのが緑かいッ!?)

中国が原産のおろし大根。うっすら緑が美しい大根。

甘味辛味のバランスが抜群で、音吹の大根おろしはもっぱらこれ。

水分が少ないので、煮込むとボソボソっとしてしまいますが、おろしやサラダはもちろん、素揚げ、炒め物などの調理にも適しています。

まるごとお漬物にして名産品としている地域もあるのだとか。

この大根を大量にすりおろしてのみぞれ鍋。

最高です。

師走ですねぇ。