ロゴマーク新調しました。

音吹の新ロゴができました!!

ここ数年、ずっとずっと新調したかったのがロゴマークでした。うわー、かっこいい!!

というか、そもそも音吹の旧ロゴってどれなのでしょう。

これになるでしょうか、名刺や看板にはこのデザインを採用しています。このデザイン、就農当初、園主がササッと(ほんとに30分かそこいらで)作ったものでした。特に思い入れがあるわけでもなく、何とかしたいなと思ってはいたものの、まぁ別に困るものでもなしと放置され続けておりました。

山ほど刷った名刺もそろそろ底をつきそうになり(名刺に記載している住所は引っ越ししたために違ったアドレスのまま笑)、開業12年を迎えそろそろ再ブランディングしていきたいなぁと。

新ロゴは、とても近しい距離で音吹をバックアップしてくれているデザイナーの方達にお願いしました。ホントは華々しく紹介したいのですが、そのデザイナーの方達は、“あくまで裏方”であるスタンスを固辞しておられるので意を汲むことにします、あー紹介したい。

仕方ないので、このロゴのことをしっかりと紹介させてください。このロゴ、いったい何をモチーフにしているの?ロゴに込めた思いとは?!

ロゴに込めた思い。


まず、このロゴのモチーフは、“菜の花”です。

“菜の花”。花菜という野菜があります。花菜は花蕾を食べるアブラナ科の野菜、京都伏見桃山の寒咲き菜種を食用に改良したもので京都のブランド産品としても有名です。音吹でも育てています。

あまり知られていないことですが、花菜以外にも“菜の花”として食せるものはたくさんあります。

アブラナ科野菜はその可食部分が様々です。根部を食べる大根やかぶなど、葉部を食べる小松菜、水菜、キャベツなど、花蕾部を食べるブロッコリー、カリフラワー、脇芽を食べる芽キャベツなども。

さて、これら可食部が野菜ごとに様々なアブラナ科。“菜の花”として食べられるアブラナ科はこれらのうち、どれでしょう??

答えは、全て、です。

かぶの花、大根の花、小松菜の花、他にもいろいろ…。それぞれの“菜の花”はそれぞれの特徴をそのまま宿していて驚くほどに個性豊かです。からし菜の“菜の花”はその辛味が特徴的ですし、小松菜の“菜の花”はほろ苦味の中に甘味があって美味しい。本当にびっくりします。

アブラナ科の野菜はおしなべてその生育ステージの最後に花を咲かせ、そして種を残します。生育ステージの、どの部分が美味しいか、食べやすいかによりカテゴライズされているものの、全て最後には花を咲かせるのです。

野菜を生き物として考えると、ごくごく当たり前の事象です。花を咲かせ種を残すのは生き物としての植物の本能ですから。

ところが、非農家から農家になった自分にはこれはとても衝撃的な事実でした。普段手にする野菜は、とにかく美しい姿でスーパーに一様に並べられます。その光景しか見たことがなければ、野菜の花のことなぞ思い浮かばない、野菜も生き物という概念は思い浮かばなかった。

そもそも篤農家(まぁ平たく言うと一所懸命なすごい農家です)であればあるほどアブラナ科野菜(特に可食部が花蕾であるもの以外)に花を咲かせることは恥ずかしいことだったのです。

アブラナ科それぞれには、特徴的な味そして姿の“菜の花”としてのステージがある。

非農家、消費者であった自分には、農家のリアルがあまりにも遠い世界の出来事でした。他にも消費と生産の場の乖離を感じることは未だに多々ありますが、この乖離はとてももったいないと思っています。(だって美味しいのに、いろいろなアブラナ科の“菜の花”!)

そして現在の社会問題の多く、特に食と農の問題に関しては(だけでは決してないのだが)この乖離が大きすぎるがゆえに立場を超えた問題解決に向けての本質的なアプローチに至らない障壁になっている、と思うのです。

音吹は、京都大原の地で12年、農を営んでいます。

京都大原は消費地である都市部から車でわずか数十分に位置しながら、美しい里山景観を呈する農村です。毎週開催される朝市では食べてくれる人たちと直接コミュニケーションをとることができます。また畑には、ふと顔を上げるとレストランのシェフがうろうろとハーブや野草を物色していますし、当然話します。

この地で農に関わるうち、都市近郊の、消費と生産の場がとても近いこの立地での農のスタイルに可能性や魅力を激しく感じるようになってきました。野菜を育て販売するには様々な方法がある中で、食べてくれる人と直に接する。これは農家として、全国の多くの生産者の中でも限られた場所でしか成立しにくいことだと体感してきました。なんと楽しい!

野菜を箱詰めして運送便でパッと送る、あるいは市場にガッと運びこむ。だけでは見えにくい、食べてくれる人との距離の近さが大原にはあります。農の現場のリアルを、消費の現場で求められていることをすぐに共有することができるのです。(このチンゲンサイの“菜の花”美味しいよ!と伝えることができ、曲がっててもかまへんしこのキュウリちょうだい!と伝えてもらえるのです!)

12年経ち、このスタイルをもっと追究していきたい、この思いを具現化させたいとした時に、“菜の花”をモチーフにしようと至りました。ロゴマークにはその農園の理念、哲学がしっかりこもるものです。

デザイナーの方達とかなり綿密にお話していた中で、ぼくらの思いを汲みとってもらいながら、テクニカルな点もいろいろとクリアしてもらった、とても満足のいくデザインとなりました!!

第○ステージなのか、わからないくらいに紆余曲折ありますが、新たなステージに突入していくのに、改めて地盤をしっかり据えていくために…。長文となりましたが、ロゴに込めた思いを、久しぶりに熱く!暑苦しい中、熱く!!語りました。

ではまたね。

野菜の被害と冬作への切り替え、大原農業の魅力。

梅雨。

これだけの長雨、日照不足は就農して以来はじめてです。

当然のように野菜への被害はなかなかのものです。バターナッツ、コリンキーは疫病、ピーマンや伏見とうがらしは尻腐れや灰カビにて全滅。ミニトマトは割れが激しいし、オクラはまだ収穫まで至っていません。

全て降雨、多湿状況に起因する被害。

特にバターナッツはここ数年出来が良かったこともあり、植付け数増やしていたので、圃場の中で白カビに覆われた果実を山ほど片づける作業は凹みます。 投下資金の回収まったく叶わず、 生産性のない、ただただ疲弊するだけ敗戦処理。がっかり。

少しでも回収せねば!!と中途半端に生存株を残して収穫を続ける。時間をかけて歩止まり悪いものを選別しながらパッキングする。そうすると翌日パックの中で蒸れて腐れていた…なんてことが多々起こります。

そんな状況なので、今は収穫できる夏野菜が激減しています。ストックしているじゃがいも、いいタイミングで収穫できたコリンキー(毎日少しずつ悪いカビがはええてくるものもあるけど)、ニンニクなどの出荷が増えています。例年、若干の端境期、秋冬野菜の作付け期である8~10月に出荷しているこれらストックものの前倒し出荷、秋が不安ですけど…仕方ないですね。

なぜここまでひどい結果が生じたのか省みることをいつもよりも丁寧にしています。そして翌年以降、考え得る対策も今のうちに知見としてデータにストックしていきます。例年ならドタバタと夏野菜の収穫を続け、同時並行して秋冬野菜の作付け作業も進めていくのでゆっくり振り返る暇がありません。

モノは考えよう、なのかも。

悲観、諦観を通り越して、むしろスッキリしてきます。さっさと秋冬作へと頭を切り替えて動けます。悲しいことばかりでもないですね。

何よりありがたいのは、寄り添ってくれる人がいることです。先日、全滅したバターナッツを片づける下準備として圃場周囲の草刈りをしていた時のこと。20年も大原に通い、野菜を使い続けてくれている古参の料理人Ryoriya Stephan Pantelのステファンさんが寄ってきます。たまに音吹の畑に生えているハーブや野草を採ってお店で出してくれています。

「じゅんちゃん(園主のこと)…これほんとひどいね…」と全滅したバターナッツを見てくれていたのでしょう、たまたまぼくの姿が見えたのでわざわざ声掛けに来てくださいまして、労いの言葉、大原の農産物を扱う料理人としてできること、農家との関係性、さらには異業種とは言え経営者としてどう動くべきか、といろいろとお話を。

彼は、お客さんが雨嫌だねーと話してくると、「たしかに嫌ですね。だけど農家にとっては降るべき時に降らないと田んぼの水がなくなるし、野菜も適量は必要なのですよ」と、生産現場のリアルをしっかりと伝えている、と。「…今回は降り過ぎだけど…」ともちろんしめてくれましたが。

なんとありがたい。この距離感こそが大原で農業に携わっていて何よりも魅力的な部分。

非農家から農家になった身としては、農家のリアルは消費者のリアルではないし、消費者の求めてる声に農家は耳を傾けていないのでは?と思うことが多々あります。

モチベーションの源泉のひとつが多くの農家にとって販売してお金を稼ぐことであることを否定するつもりは微塵もありませんが、とは言え、この距離感がお互いのことを思いやって、お互いの考えを理解しようとする第一歩だと思いますし、いやそんな小難しいことは抜きにして、そもそもチヤホヤとかまってもらえると単純に嬉しいものです。

何を目的としてこの大原で農にかかわっているのか、大切にしたいことは何か、こんな人たちの姿を思いながら畑ができるのは何よりもやる気につながっているじゃないか、と、よりはっきりと見えてきます。

梅雨ダメージはたしかに大きい。ですが、それと同じくらい、再確認できたものも大きい。経営的にはしんどい一年になりそうですが、必ずやこれを次に繋いでいかねば!と思えた2020年7月豪雨でした。

…まだ今も降ってるけどな、雨な。

Ryoriya Stephan Pantel http://www.stephanpantel.com/

迷惑メールフォルダに振り分けられていました。

更新が滞っております。wordpressのブロック?システムが馴染めず遠ざかってしまいます。

最近はほとんどFB、インスタでの投稿が多いです。

しかも、webサイトからメールをいただきましたものが迷惑メールフォルダに振り分けられていることに今気づきました。圧倒的な、迷惑メールを削除してるうちに自動的に振り分けられるようになっていた模様です。

未確認のまま消えていったメール(迷惑フォルダは一定期間の後削除されます)がたくさんありそうです。

本当に申し訳ありません、せっかく勇気を出して送ってくださったメールにお返しすることなく、お気持ちを無下にしたかと思うと、あー、ほんとにすいません…。

今後はできる限りチェックしようと思います。取り急ぎの連絡です。ホントに申し訳ないです!!

にんじんまとめ買いのご案内!

近隣ご在住の方向けに、まとめ買いのご案内です!第一弾はいろいろカラフルにんじん~! (遠方の方も送料ご負担にはなりますが発送対応いたします、お気軽にご相談くださいね)

【にんじん】
12月に入り、音吹にんじんはますます甘味を増してきました!冬の代表野菜でもあるにんじん。少量ずつ買いに出かけてなくとも、まとめて購入しておけばいつでも使えて安心!まとめての購入なので家計にも痛手少なし!この時期は野菜の生命活動も緩やかで、長期保存も可能です。もちろん農薬や化成肥料は不使用です(^^)

通常の西洋にんじんの他、各色取り揃えております。この機会にぜひいろいろお試しくださいませ!(全て10㎏ロットからの価格となります。税込価格です。)

業者様向けバラ特価としてもかなりお得な価格設定となっております。この機会にぜひどうぞー!

①西洋にんじん2000yen/10kg(20-40本程度)

②紅色にんじん3000yen/10kg(40-80本程度)
→西洋にんじんと金時にんじんの合間のような色合い、金時ほどのにんじん臭さは少なめで、甘味が強いタイプのにんじんです

③黄色にんじん3500yen/10kg(40-80本程度)

④紫にんじん3500yen/10kg(40-80本程度)

⑤アソートA 2750yen/10kg(西洋にんじん込み)

⑥アソートB 3250yen/10kg(西洋にんじん無し、単色セットではオーダーできない白にんじんが少し入ります!お色は出来る限りバランス良く入るように調整します)

ご注文は以下のフォームからどうぞ!※フォームより下部にオーダーに際しての詳細ございます。ご確認くださいませ!

フォームを入力したら「確認」にチェックを入れて
「送信」ボタンをクリックして下さい。

確認

※FBページやメールなど、各種のご連絡に対応いたします。ご連絡いただけました当日~翌日にご確認のメールをいたします。

※基本的には大原までのお引き取りをお願いいたしますが、左京区・北区近辺ならば、曜日や時間帯はこちらの都合優先となりますがお客様との調整の上、配達も可能です!ご相談ください。

※発送については送料のご負担をお願いしております。京都からの距離になりますが、にんじんのお代金+1000~1500円の送料が目安となります

※本数は目安です。

※土付きがご希望の際はご相談ください。土付きは長く保存できますが、良い条件で収穫できた時に限ります。この時期の大原は天気が時雨れること頻繁で土に水分をしっかりと含み、どろどろの状態で掘り上げることが多くなります。これでは長期保存に向きません。そのため、収穫・納品のタイミングはこちらの見極め次第となり、場合によっては対応できないこともあります。ご了承ください。

久しぶりにワンダーマーケットに出店しました。

秋も深まり、そろそろ作業場に薪ストーブ出さないといけないなぁ(ホンマ製作所のコスパ抜群の時計型ストーブ)とか何とか考える時期になりました。

ブログ再開するぞ!と息巻いておったのが、何と八月末の話。ひょっとしてたまにのぞいてくださってたお客様いらしたらごめんなさい。例年になく、ドタバタしておりました。

2019年。畑、野菜は、虫の害に悩まされています。同業者どこも似たり寄ったりの様子。当たり年なのでしょう。9月中旬頃までは順調に生育していたのですが、その後気温が高いまま推移、雨が降らず乾燥続きなのが良くなかったですね。

とは言え、それなりに野菜もできてきました。いやもうほんとにそれなり…。

2019年は大原の外でマーケットに出店する機会を例年より増やすことを何となく意識していて、五年ぶりくらいに出店した先日の左京ワンダーマーケット。

マーケットもいろいろありますが、ワンダーは面白くて売上もちゃんと計算できるのでありがたいです。出店するとどのマーケットも面白いんですけど売上がついてこないから長続きしない、難しいですね。これだけの規模のマーケットをつくりあげるのはスタッフさんの大変な努力があってこそ。感謝です。

さて、ブログ再習慣化へ向けて、今日はリハビリ。