どん底からちょっと上昇

少し更新の間が空きました。

ここ二週間は園主のメンタルがどん底で、考えることのことごとくがネガティブ…こりゃこの状況でブログ更新したところでろくなこと書けん!と遠ざかっておりました(^_^;)

二年連続で野菜の出来が良くなく、投資した資金の回収ままならない予想のまま、このままでは廃業の可能性も…と就農して以来、一番危機感を感じておりました。ようやく気持ちとしては上向いてきてはおりますが、依然として来春に出費予定の経費をいかにして確保するのか目途が立っておるわけではなく、ないのですけれども、そうは言っても凹んでるだけではどうにもならぬ、とやれることを少しずつやっている状況です。

そんな折にも、いろいろな人が優しい言葉をかけてくださり、あぁほんと素敵な人に囲まれて仕事しているなぁといつも以上に「ありがたやーありがたやー」と感謝すること数多、今後のことを模索しております。

農業はただ野菜を栽培するだけではなく、栽培した野菜をちゃんと販売していくことで生計が成り立ち、継続して毎年毎年やっていけるものです。どうにもこうにも、音吹のやり方は無駄が多い割に利益が少なく、このままではジリ貧やなぁと常々思っておったのですが、何をどう改善していくのか、このあたりをよりシビアに考えていかねばならない時期にきたのかなと実感しています。

この二年の不作は…うん、ほんとイイ機会でした。

で、何となく、こんなふうにしていこうという方向性が見えてきた、という段階です。

何はともあれ、抜本的なやり方の改善をしていくと、おそらく栽培する品目も大きく変わっていくかもしれません。その時はその時で、温かく見守ってくだされば幸いです(^^)

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さてさて、

最近は何をしているかと言いますと、土づくりの見直し、これに尽きます。

結局のところ、これまで音吹は土づくりに時間をかけてきたか、と問われると、例えば堆肥を入れて、緑肥を導入して、いろいろと試してきてはいましたが、それでも一年通して野菜を供給する、収穫する野菜が常に何かある状況をキープする、そのために、土を酷使してきた感はぬぐえません。

ただ購入した肥料を投入するだけで果たしてイイ土ができるか?そもそもそれって有機栽培としてどうなの?という疑念があります。長い年月をかけて蓄積されてきた土の力。それに頼って、そのシーズンにいい野菜を最大限に収穫するためだけに肥料を投入しては、土の力を少しずつ少しずつ収奪していった結果なのやろな、と。

当たり前ですけど、ちゃんと土づくりした!という実感が大きい畑にて育てた野菜の出来は良いもので、実際今年も堆肥を入れて緑肥を入れて、作付けした野菜はイイ感じでした。

ここをもっと大々的に、しっかりと継続的にやっていく!もうこれに尽きます。

当たり前やん、と言われると仰るとおりなのですが、助成金もほとんど使わず、自己資金だけでやってきた音吹としては、なかなか生産量を下げて売上を下げて土づくりに時間をかけて…うーん、それは怖い!やっぱりたくさん作付けや!と短期的なスパンだけで物事を見据えて動くしかできなかった実情があります。だけどそれだけで継続できるほど甘いものではありませんね。

そんなわけでできることから…

 

 

例えば、音吹がよく使う資材としてソバガラ、これをソバガラ燻炭にしてみたり。

ソバガラはソバガラで有用な資材ではあるのですが、生施肥だと土の量の10%も投入すると、生育に悪影響が出る実感があります。

窒素飢餓、発芽不良などなど。

燻炭にしてしまうことで、土壌改良効果はもちろんのこと、たとえばアブラムシが嫌がるにおいを発する効果や高アルカリ性資材であることからPH矯正なども期待できます。

…でもなー、燻炭つくるの時間かかるんだよな…。

放置してても簡単にできる、という資材を導入して燻炭作成に勤しみましたが、あまり費用対効果はなさそう、大量に使用するとなると現実性がないように思います。

過剰な生施肥を避けて、このソバガラをどのように有効活用していくか。

今後の課題ではあります。

次にこれ…

 

 

落ち葉。

土着菌満載の広葉樹の落ち葉を集めて畑にまく。

大原ですと、車で走って20~30分のところで落ち葉を集めて、約1時間かけて軽トラに満載できるくらい。

 

 

いろんな種類の広葉樹の落ち葉。回収作業は心地よくて楽しい!

 

 

とりあえず畝間に撒いてみる。

うーむ、軽トラ二台分回収してきたけど、これっぽっちかよ、という量。

果たして割に合うのか?

落ち葉はこれまでもたまに拾っていましたが、実際に土が肥える効果をものすごく実感できるものの、時間をかけて回収した割には…少ないなぁ。

大原近辺は熱心な山仕事の結果なのか、びっくりするほど広葉樹が手に入りません。

何台も何台も回収しようと思ったら、ちょっと近辺だけでは足りないように思います。

従って、やってはみたものの、落ち葉も…あまり現実的ではなさそうですなぁ。

でも、落ち葉はこの時期だけのものなので、また行ける時には行きたいものです。

そんなこんなちょこちょこと色々考えてはいるのですが、やっぱり行き着く先は、緑肥のより積極的な導入。こちらが一番現実的なのかなと、落ち着きます。

今年はもう間に合わないけど、10月~11月にかけて越冬春すきこみのエンバクやヘアリーベッチ、また春蒔きベッチや夏蒔きのマメ科緑肥(クロタラリアやセスバニアなど)。このあたりを作付けにしっかりと練り込んで、長期的スパンで見ていこうと。

簡単に、マメ科は窒素供給、禾本科(イネ科の旧称)は土壌改良、が主目的になります。

音吹は、アブラナ科が多いので、カラシナ系統はちょっと連作の関係で避けよう、そして抑制したい雑草が多くあるので、抑草効果が抜群に高く、窒素供給量もガッツリのヘアリーベッチをどんどん蒔こう、そんな具合でしょうか。春蒔きでも6~7月にはじゅうぶんな量のベッチが生育しましたので、まずは来春4月、ベッチ畑がたくさんできそうです。

去年も同じような計画練ってたな、練ってるだけではダメ!ちゃんと実践しないと!

とか何とか、そんなこと考えてると先立つものはないくせに楽しくなってくるから不思議です。

うん、がんばりましょう。

Dai’s Deli & Sandwichesさんに便乗してgo baaanに載せていただきました。

最近、里の駅大原に朝一番出荷しに行くと必ず【山本有機農園】の山本さんと「今年はヤバいなー、土づくりからしっかりやり直さないとあかんなー」などと話しています。

何度も何度も書きますが、やっぱり十月の日照不足による生育の遅れ、これが非常に大きく響いて来ているように思います。そしてトドメの台風と。まだ幼苗だったホウレンソウやタアサイも、回復してくれるかと淡い期待を抱いておりましたが、どうもこの寒さではなかなか大きく育ってはくれず、それどころか大雨と大風にしばかれてズタズタになったまま消えていく苗も数多くあるようです。

うーむ、災害、恐るべし。

しかし、そんな被害や生育の遅れによる弱音を吐くや、「がんばってください!」と多数のご声援をいただくなど、何とも我々はありがたい生業に就いているものよのぅ、よよよ、と嬉しくなるものです。

人間誰しも少なからず承認欲求はあるもので、認められ褒められると、よっしゃ負けてられへんでーと奮起しますね、ありがとうございます。

さて、そんな中、先日。

京都のフリーペーパー【go baaan(ゴ・バーン)】の取材を受けました。

ずーっとお世話になっております、【ダイズデリ&サンドイッチ】さんからお話をいただいて、この晩夏と先日に朝市にご来訪いただいておりました。

 

 

こちらクールビューティー【ダイズデリ&サンドイッチ】の松本さん。

長いこと大原の朝市においでくださってまして、音吹は朝市に参加させていただいて以来の縁です。

一時期は、店舗の前、軒先販売を隔週でさせてもらっておりました。

超ボリューミーなアメリカンサンドイッチを主に、オシャレで美味しいお惣菜がたくさん並ぶ、仕事帰りのOLさんに大人気のお店です。

【go baaan(ゴ・バーン)】とも古くから縁があるようで、今回はぼくも便乗させてもらったのですが、そのwebサイト内の記事が【こちら】

美しい松本さんと対をなして、クッソ小汚い音吹園主がニヤケ面で映っておりますので、どうぞご覧ください。

【go baaan(ゴ・バーン)】さんからキレイなキレイな写真をたくさんいただきました。

掲載許可いただきましたので、これまた見てくださいね。

 

 

冬瓜もプロのカメラマンが撮られるとこんなに美しい。

今年は豊作でした。

皆さん食べてくださいましたか?

ひょっとして5日の朝市が最終出荷になるかもしれません、お楽しみくださいね。

 

 

ビーツの畑で、何やらちょこちょこやってる園主。

生育遅れが目立つビーツですが、さて、大きくなってくれるのか。心配ではありますが、それはそれとして、こんなふうに作業してる風景を撮ってもらえることがないので嬉しい一枚です。

ぼくは時に作業中に前掛けを着けていることがあります。

肥料をふる時、土がたくさんつきそうな収穫の時、などなど。

作業パンツはね…あまり汚すと洗濯機壊れるから…。

 

 

こちらも何てことはないビーツの葉、ですが、やっぱりプロの腕は違いますねー!

赤い葉脈がこんな見事に。

他にもたくさん写真いただきましたが、こんなものにしておきます。

最後に…

 

 

音吹のお子二人と一緒に。

産まれた時はコンテナやザルに入って寝てたのにな…。

 

 

長男一歳くらい?六年ほど前?!

朝市のある一場面にて。

大きくなるもんです。

…次男くんの写真はイイ感じのがありませんでした、またの機会に。

ではではまた。

皆さま、ゴ・バーンどこかで手にとって見てみてね。

ダイズデリ&サンドイッチにも行ってみてね!

 

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go baaan

https://www.go-baaan.com/

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Dai’s Deli & Sandwiches 六角店

〒604-8112 中京区柳馬場通六角上ル槌屋町95-1

tel/Fax  075-223-3851

11:00~20:00

http://www.dais-deli.com/

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日照不足の十月。

10月は日照がとにかく不足していました。平年比40%未満なのだそうです。

この時期はもう少し根菜類が大きく育っていてくれて、収穫も細かい間引きものばかりでなく、それなりのサイズのものが採れているはずなのですけど…。細かいものは収穫本数ばかりが増えて重量が増えない、一本一本にかかる掃除・調整の時間は変わらないので、手間ばかりです。

嘆いても仕方ありませんね。常から地力のある土づくりを心掛けていれば多少日照がなくとも育ってくれるもの。日照不足はどうしようもない部分もあれば、カバーできる部分もあるので、そこがんばろ。

今朝もまた風が強くてヒヤヒヤしています。

雨よりも風が苦手。

 

 

台風22号め。

22日に大原に襲来した台風21号、かつてなく大きな規模だったようで数十年前の伊勢湾台風を知る大原のおじさんは、「その時よりもすごかった」と仰るほどでした。

事後三日経つ現在でも傷跡は各地で見られます。

畑や作物にも様々な被害が。

大原盆地の北側入り口あたりに集中しているエリアでの被害が特に甚大で、谷の風の受け口となっていたのでしょう、と呑気に推測しています。

ビニールハウスは鉄骨ごとひしゃげてしまいました。獣害を防止するための柵は、軒並みぶっ倒れてしまいました。音吹の作業小屋は戸が吹っ飛び、育苗していな苗も転げ回って悲惨です。またトラクターを置いていた屋根が落ちました。

野菜はと言うと、今週からがつがつ出荷!と思っていたルッコラや赤リアスからし菜などをはじめとした葉物の葉がボロボロビリビリです。キャベツ類は根ごと抜けて飛び散っています。レタスも飛びました。

いやー、すごい台風です。

陸地を通らず、ダイレクトに近畿や東海にアタックしてくる場合の被害の大きさを痛感!ここ数年、台風がきても大丈夫!だったはずのハウスがベコベコになったのは凹みましたが、夜中の風の音を聴いていると、これは潰れてるやろな…と推測するのが容易な、恐ろしいものでしたよ。

大原では停電も長いことだったようで、幸いにも音吹邸の町内は大丈夫だったのですが、大変だった様子…。

今はとにかく身の無事を喜ぶことにして、まずは復旧に向けて動いております。

余談ですが、台風後の月曜日、京都造形芸大の春秋座で大原の八朔など伝統文化についての公開講座がありまして、そこに踊り手として参加してきました。詳しくはFBにて→【こちら】

八朔は五穀豊穣を祈願する神事。

今年は二度踊りを奉納したから!きっと大丈夫!と思いこむことにします。

よし、がんばるぞー!

22日(日)朝市やるよ、来てね!

10月22日(日)の大原ふれあい朝市は開催予定です。

 

 

開催時間中は台風被害もないでしょう。

雨は…知らん、強いかもしれんけど、大丈夫、お風呂嫌いな人にはむしろ降ってるほうがいいです。

音吹は一週間風邪で無駄に過ごした貧弱園主が間引いた根菜や抜群の柔らか春菊、ルッコラなんかを引っ提げて、若干少なめ収穫したけど、意気揚々と参戦しますので、雨なんて降ってないことにして皆様意気揚々とお越しくださいね。

それではお待ちしております!

根菜も少しずつ大きくなってきた。

先日の日曜日、大原の学校にこども通わせる父親たちの集まり、「おやじの会」の(川あそびの夏イベントの)足洗い、懇親会という名目で痛飲する会に行ってきました。

大原では、今40~50代くらいの保護者の皆様、つまりは大原では子育てしにくいと身をもって体験してこられた皆様が、これではマズイと環境改善にいろいろと動いてくださった結果、現在では移住者にとって、とてもありがたい子育て環境となっています。

活動は多岐に渡っていて、「おやじの会」もそうした流れでできた集まりなのでしょう。

で、その「おやじの会」。

ぼくの主観ですが、PTAに参加するのはお母さん中心になる実情があるものの、おやじ達も川あそび大会魚つかみ大会を通じて集まって飲みながら、少しでも地域の子育て環境について目を向けて楽しみながら「おやじ」やろうぜ、ってな具合の緩い集まり、でしょうか。

ぼくも二、三年ほど前から参加させてもらっています、これといって何もしていませんが。地域の集まりには時間の許す限り積極的に関わって行こうと思います。今回は学校の先生も数人ご参加されていて、いろいろとお話を。楽しい時間でした。

はぁしかし呑み過ぎました。おかげで体調が少し…よろしくなく(^_^;)

スタッフさんにしんどい仕事をお願いして、酒で崩した体調のくせして、自身はややスローペースで仕事をするという体たらく。早く治さねばいけませぬ、すみませぬ。

 

 

越冬して春採る用の壬生菜。

大株に育つ壬生菜も、この時点ではカイワレ。

小さな小さな種が何をどうすることであんなに大きくなりゆくのか。

頭ではその生育のメカニズムを分かっていても、実際に種蒔いた時、発芽した時にいつも「ウソやろ?」と思ってしまいます。

 

 

全てではないですが、音吹の今秋冬の根菜達。

まだまだ間引きの段階ではありますが、そうなんですよ、こいつらも8月9月に種蒔いて発芽した時点では先の画像の壬生菜のように、小さく小さくバンザイしておったものなのですよ。

よくぞここまで大きくなってくれたなー、ありがとさん!

今しばらくお待ちくださいね、そのうち根菜祭り始めます。

 

 

 

 

紫陽花。

枯れつつあるこの色合いもまた美し。

季節の移ろいを感じさせられます。

 

 

レモンの香りのするマリーゴールド。

葉も香ってイイ感じなのですとか。

正式な名前は分からないけど、長いこと咲き続けています。

 

 

長いこと咲くと言えば、このホトトギスも。

花言葉は「永遠にあなたのもの」「秘めた意思」とか、あと「永遠の若さ」とかですってよ。

ピッコロ大魔王みたいですな。

そういえば、よくよく見ると毒々しいカラーリングでもある。

 

 

ニホンハッカも花を咲かせています。

 

何のことはない、久しぶりにカメラ出して撮ったから載せた、というそれだけのこと(^_^;)

 

山本有機農園さんの助っ人予備登録制度。

今年は虫が少なくてええなーと思っていたら、いやはや…油断大敵、一気にきました。

タアサイ、しゅんぎく、かつお菜、わさび菜はじめ第一弾に定植したいろいろにドバッと!

タアサイはカブラハバチの幼虫がわっさわさ、しゅんぎくは青虫、と作物ごとにやってくる虫の種類が違います。

昨年、ビーツにアホほど盛り付いたダイコンサルハムシ、今年は今のところ見当たりません。こいつら歩いてくるから、何なら耕作放棄地との境目を畦波シートあたりで塞いでやれば被害は防げる(はず)のですが、今年はその懸念があった(作付けした畑の隣に耕作放棄地があった。夏場雑草に覆われた畑はダイコンサルハムシの避暑地になる)にも関わらず種まき苗植えを優先させた結果、その防除作業をスルーしましたので、ちょっと心配しておったのですが、まぁよかったよかった。

しかし、それは運が良かっただけで、事前にわかっているのに予防してなかったというのは…いかんですねー、気をつけないと。

アブラナ科、特にキャベツ類と、あとは10月初旬採りのいろいろに関してはやっぱり防虫ネット被覆必須!来年はこのあたり怠らずにやることを目標にします。(金銭的に余裕があることを前提に、笑)

そうは言うものの…。

なかなか作付けシーズンの真っ盛りにそういった細かなケアまで手が回らないのも事実としてあります。

農業は農繁期と農閑期の差が激しく、オールシーズン人手がいる、というわけではありません。各農家さんそれぞれの規模によりけりですが、臨時雇用による人海戦術が必要な時と場合もあるでしょね。

ところが、いざ人手が欲しいッスー!って時に、都合よく「ハイ!」って手を挙げてくれる人がいるとは限りません。そりゃそうやんね。

同じ大原で農業を営む仲間の山本有機農園さんは【助っ人予備登録制度】、こんなことされてます。

登録されている助っ人さんに、農家の作業都合によってお声掛けする、というシステムでしょう。登録助っ人さんが増えてきたら、作業の内容によって適性のある助っ人さんにお願いすることも可能になりそうですね。(たとえば、もくもくとする草取りが得意な人もいれば、ガガガッとする畑の片づけが好きな人もいるでしょう)

小さなこどもを幼稚園・保育園に預けている時間、次の仕事を見つけるまでの期間、時間に都合のつきやすい仕事とのかけもちで…などなど、常時就労ができない場合に、活用できそうなシステムです。

農家にとっても常時雇用と違って気楽な面もあるでしょう。

音吹は幸いにもSNSでバイトさん募集をさせてもらったところ、タイミングよくちょこちょことお声掛けいただき、今のところ「ごめんなさい」するほうが多くなっていますが、山本有機農園さんの【助っ人予備登録制度】は、例えば「ごめんなさい」した人に農家側から改めて打診することもできて良いですね。

皆、いろいろ考えるねー。

山本有機農園さんの【助っ人予備登録制度】、ご覧くださいね!

 

にしても、今週は雨降り週間、雨、雨、雨、雨…くっそー。

今日は作業場に薪ストーブを出しました。実際に使用するのはまだもう少し先でしょうけれども、もうそんな季節になってきたか、この作業場を使い始めて一年経ったか、とかとか、そんなことを思い出しながら屋内でできる冬支度。

寒くなると途端に、コタツが恋しくなります。

だがコタツは魔性の家電だ、温かさにまどろんで撃沈します。お気をつけて、コタツ派の皆様。

ローズマリーの葉をこそぎ落としてストックする。

寝坊しました。

作付けが落ち着くと途端に張り詰めてた気が緩んでダラッとします。

 

 

ローズマリー。品種はミスジェサップ。耐寒性の強い立性タイプ。

現在はイキイキとした穂が美しく天を衝いています。

この画像は乾燥させたもの。

ミサさんのハーブ手仕事です。

天日干しした後、クオリティと色を保ったまま素早く機械乾燥。

香り高いドライローズマリーのできあがり。

 

この一枝一枝から葉をこそぎ落とします。

枝は枝で香るのですが、ハーブティーにブレンドしてしまうと雑味が混じってしまいます。

結果こそぎ落とした葉が…

 

こちら。

こうして、ハーブティーの素材を日々ストックしています。

この枝からこそぎ落とす作業、空間に香りが広がるし心地いいのですけど…

手間やねー(^_^;)

音吹のブレンドハーブティー、里の駅に置いてますので、ぜひぜひご賞味くださいね!

10月上旬の畑、バジルシード。

今晩頃から天気が崩れる予報ですね。

音吹はこの雨までに予定していた作業を何とか終えることができました。年内採り予定の、大きな作付け仕事はこれでようやくおしまい。あとは、越冬春野菜の種まきや植えつけなどを残すのみ。8月下旬のにんじんの種まきに始まり、悩ましげな作付け時期を越えてホッとしています。あー疲れた(^_^;)

 

 

フリルレタス、コリアンダー(パクチー)、かつお菜、こぶ高菜、タアサイ、わさび菜、などが植わっている畑。

そろそろ15日の朝市あたりからお目見えさせようかと考えています。ようやく長かった端境期を脱することができそうです。

 

 

こちらはケール、黒キャベツ、芽キャベツ、スティックセニョール、などの畑。

10月頃から蝶々が飛び交い始め、葉裏には青虫だらけです。パッと見ただけでは美しく育っていますのにね。

食われた葉をちぎりとったり、青虫を捕殺したり、地味で鬱々とする作業をこなしてくれています。

…来年は、防虫ネットやな(^_^;)

 

 

にんじん。

8月下旬に種蒔きしたもの、今年は三色のみ…あ、一部発芽悪すぎて潰した紅色があるので、四色になるのか。

11月入ってからかな、本格収穫は。

マルチャーによる透明マルチングで太陽熱消毒をしました。ので、畝が非常に低いのが懸念事項。

どんな結果に落ち着くのだろうか。

ちなみにオクラやトウガラシは浅畝も原因のひとつだったと思われるような生育不良がありました。これは来年の課題!

このように、畑は刻々と秋装束に衣替えしていきます。

…こないだオクラの種蒔いたと思ってたのにな。

 

 

さて、これは何でしょうかー。

まずこの作物は何だかわかりますか??

答えは…

ホーリーバジル。

これはホーリーバジルの穂、花が咲いた後の穂です。

カエルの卵みたいなものがちょこちょこ付いていますね。

これ、

ホーリーバジルの種、です。

いわゆる、スーパーフード、チアシードと同じように、いやそれ以上のダイエット効果があるとされていて、東南アジアでは昔からデザート的な位置づけで食されていたようです。

この水の膜はグルコマンナン、あれですよ、マンナンライフのこんにゃくばたけ♪のこんにゃくと同じ成分です。

ようするに種が水を含むとこのように膨張するので、食った量が多いような気がするダイエット食品、ってことなのでしょうか(^_^;)よくわからんが、チアシードよりもこのバジルシードのほうが膨張率が大きいのだとか。

雨あがりの畑の、穂に種ができあがったこのタイミングだけ見られる面白い現象ですね、小さなカエルの卵が山ほどできとるー、って思いますよね。

このバジルの膜を使って、昔々の江戸時代には目を洗っていたそうで、それが由来でバジルの和名は『メボウキ』と言うのです。

目箒ね、面白いね。

しかし、スーパーフードだか何なんだか、セレブの食べるものはよく分からぬのですが、バジルシードが例えば高価なのは食べる量分の種採るんがまず大変なことに限るでしょうな。

個人的には、畑仕事で一週間ほど汗かくほうが、こんなの食うよりよっぽど健全だと思うのですけれども(>_<)

あぁ、あとバジルシードはものによっては発がん性物質を含む場合もあるそうなので、ご注意くださいね、あとはご自身でお調べください!

ハキダメギク。

今年も変わらずハキダメギク(ハキダメソウ)が絶好調な音吹です。

この雑草は北アメリカ原産の帰化植物で、世田谷の掃き溜めで発見されたのが名前の由来だそうで。20世紀の初めころにやってきたらしく、霜には弱いので関東以西によく見られるらしいですが、岩手あたりの農業研究センターでもハキダメギク抑草実験のデータが出ているので、現在では全国で一般的な雑草なのでしょう。

肥沃で湿り気のある土地であればどこでも育っている様に思います。自然農においては虫除け効果も期待?されているようですが、実体験としては圧倒的に生育力・繁殖力旺盛なこの雑草を放置しておくと、通気性が悪くなって野菜にとっては非常によくない結果を招くように思えます。

根の張りは浅いのですが、土をごっそり持っていくような根形をしており、草丈30cmにもなると野菜の株元のハキダメギクを抜く際に野菜ごと抜けてしまう恐れがあります。また種量も相当に多く、わずかな日照でも上に上に伸びて行くことが可能なようで、小面積を圧倒的な株数で覆ってしまいます。小さいうちから種をつけるので、ネズミ算式に種は増えていきます。しかも強い、トラクターで耕しても、根が残っていればいくらでも再生するし、茎からも新たに根を出すので、始末が悪い。

生育適温としては真夏、真冬をのぞいて、アブラナ科の生育適温に準じた時期に同じくグググッと育ち、蔓延りまくった音吹の圃場では5~6月、10月に「何回草取りせなあかんねん!」と嘆きたくなるほど、除草作業に時間をとられます。

生育速度もびっくりするほど早く、比較的早く育つ大根にも負けません。昨年はビーツの畑がこいつに覆われたおかげで、ダイコンサルハムシがばんばん襲来、結果ビーツはレース状の葉脈だけ残し、奇妙な畑となってしまい全滅…。今年はマルチで対応しましたが、数回の草取りの後、まだ残った種がビーツの隙間のわずかな日照でもまだまだ育っており、ピンポイントで霜降りてくれ、と祈りたいくらいの心境です。

個人的には草の生い茂った畑にも限度があると考えています。

野菜は人間が品種改良した、不自然な作物、なので、ある程度環境を整えてやってはじめて本領を発揮します。音吹の現状の畑、ハキダメギクが全面を覆い尽くす姿はちょっと看過できません。

…考えてみれば土中に憶万とある雑草の種が、自分に適したタイミングで発芽し生育していく、まさに旬を選んで生きているのだから強いのは当たり前ですね。

今後数年はハキダメギクと如何に共生していくか、影響なく野菜を育てるために、どうしたらよいかを考えることになりそうです。