端境期を何とかしたい。
寝心地よすぎる秋の大原、朝晩と日中の寒暖差がめっきり大きくなってきました。これから一雨ごとに秋がより深まっていくのでしょうね。
この秋の端境期を何とかクリアしたいとここ数年考えているのですが、どうにもこうにも良いアイディアが思い付きません。
■まずカボチャ。
夏の間に大量に作付けしてストックをぼんぼん出荷していく作戦は、菌にやられて腐っていくカボチャの多いことに心が折れて諦めました。
■次にサツマイモ。
試験的に植えたサツマイモは一瞬で猪の餌食。獣害をしっかり防ぐことができる環境での栽培をもう一度検討してみるのはありかもしれませんが、大量に栽培した場合の掘り上げる労力の確保、しんどそうやなぁ、じゃがいもでこりごりではある。でもサツマイモはあれば魅力的。
■落花生。
これは今年も栽培中。今年のは肥料やり過ぎた感が。葉が茂るわりには実が少ない。端境期野菜としてはあり。ただ…10月頃までしっかり実らせてからの収穫となるのでその後の作付けが越冬野菜にしぼられます。それはまぁサツマイモも同じか。
■ハヤトウリ。
鬼門。何度植えてもほぼ腐る。仮に腐らなくても端境期から少しずれる晩秋の収穫になるのがな…。
■冬瓜。
あり。ただし大根が出てくるまでが勝負のように思う。今年は塩もみしてサラダで食うという新境地を発見。玉ねぎや大根の代用にとても良い。
■タカノツメ。
先日収穫。抜群の出来で、これから乾燥させていきます!…しかし、待って、これ野菜というより香辛料じゃねーか。
■生姜。
鬼門。発芽までに手がかけられず、草に埋もれる。植え場所の選定と丁寧な管理を。
■里芋(ズイキとして)。
気がのらない。好きやけど。
などなど。
早出しの葉物などはちょっとロスが多すぎて、今年は避けました。生育適温すぎる時期の栽培は作物の生育速度がぶっちぎりすぎて、すぐに花咲くのです。
考えよ。来年は何しよかなーウキウキ。