2016年春夏の準備をすすめるにあたっての目標のような遠吠えのような。
冬の野菜をひと段落させて春夏野菜の準備に取り掛かる、いよいよそんな時期が近づいてきました。
音吹はまだまだ収穫できる野菜があり、毎日ガンガンの出荷準備、バシッと気持ちの転換ができていないのですが、そんなこと言っても冬は待ってくれない、春もうすぐ来てしまう、なので必要な種をリストアップしたり、資材を購入したり、ボチボチと動き始めているといった具合です。
2015~2016年は、当たり前のことをようやく当たり前にこなせた一年でした。
農薬や化成肥料を使わないというと、生産量少ないながらも、他とは一線を画したこだわりの農法で美味しい野菜をつくっている、そんなイメージがあります。
よく、こだわりの野菜で美味しいです!とご感想をいただきます。ありがとうー!
そう、とてもありがたいのです、ありがたいのですが、どうもただひねくれているだけなのかもしれませんが、心のどこかで、「こだわりと言われるほど何もしていないし、美味しい野菜を育ててる農家さんは山ほどいて、その方々と比べると全然大したことしてない」と思う自分がおります。
実際の栽培面、昨シーズンはとても良かったのです、全体的に。
でもそれは、前述した、当たり前のことをようやく当たり前にこなせた(ほんとにスタッフの皆のおかげ!!)、からだけであって、こだわりと言われるとそれに加えて自分たちなりの色を付加させないとなぁ、とここのところ強く思うところです。
美味しいかどうかは、人それぞれですし、大して美味しくなくても作り手の魅力次第でどうとでも感じ方は変わるもの。
もちろん美味しくなってほしいし、そうあるべく努力するのですが、それよりも、この部分これだけがんばったからこういう結果が付いてきた!と、当たり前にやるべきことに加えて、もうひとつふたつ、より高いレベルで追求できるもの、ようするにこだわりの部分を自分自身の絶対的な評価として、よし!がんばったー!って心から思える仕事をしたいものです、今シーズン以降の目標にしたいと思います。
具体的にはまたそのうち。
いつの夏だろう、長男がまだ1歳くらいの頃??
これきっと白いオクラですね、データ整理していたら出てきました、昔の写真。
今年は何の種まこうか。
ではまたね!