新緑に呼応し畑は動く。
新緑が美しい季節です。 わたくし音吹じゅんは伏見区の醍醐出身、桜の名所醍醐寺徒歩1分のとこ …
にわかに忙しくなってきました。相変わらずの雨続き、乾く間もない畑を目の前に何ができるか。
適切な時期に適切な作業を行うことが何より望むこと、しっかりと乾いた畑を耕して土の状態をベストに保った上で種まきや苗植えしていきたいところですが、そうも言っていられません。野菜の蒔き時・植え時は待ってくれません(だって奴らは生きてるし生長する)し、ひとつの作業の遅れが次に響き、その次の作業の遅れがそのまた次の…とどんどん遅れてどうしようもないことにもなりかねません。多少強引にでも耕して種蒔き、耕して苗植え、隙あらば育苗、どうしようもない時は畑の片づけ!みたいな日々が続いています。各地の農家さん、きっと皆おなじような状況にあると思いますが、早く夏野菜を植えきってホッとひと段落…したいものですね。
今日は、春菊の定植を!
まだまだ霜の降りる大原での露地定植。どうなることやら、何とか暗くなるまでに不織布のトンネルを被せて最低限の保温は確保?あとは大霜の降りないことを祈りつつ、4月上旬程度の霜なら耐えられるのかどうかの確認をもしてみたく、無被覆の苗も50株ほど。
定植しよう!と決めたタイミングではまだ翌日金曜日の天気は午後から雨予報でしたが、先ほど再びチェックしたところ翌日の天気は朝から雨に変わっておりました。結果論だけど、強引に耕してゴロゴロの畝になってしまったものの、強引に植え切ったことについて、よっしゃー!といったところです。こんなことがかなり頻繁に今シーズンは起こっているので、段取は組みにくいですね、まぁ仕方ないか。
ニンニク。
昨年1畝(=セイ。農地面積の単位で10㎡)ほどの畑で植えて収穫していたニンニクを全て種にして植えつけました。
今年も全部種にして来年に備えようか迷っているところです。
実は、収穫後、乾燥に適さない場所で乾燥処理を行った結果、かなりよろしくない湿気ニンニクが出来上がってしまいまして、昨年の秋に植えつける段階では心配しどおしだったのですが、冬を越えて今、写真を見る限りは悪くないかんじ。
収穫の時期を外さず、しっかりと乾燥できるように、今年は経験を活かしますぞー(^^)
ニンニクの芽も今年はたくさん食べられるでしょうか。トウ立ちしたニンニクの茎、これがまたうまいんですよねぇ!
ただ、この茎摘み、手がニンニク臭くなるし、すっぽ抜くのって結構難しいし、割と時間がかかる。手間な奴め、あ、だから美味しく感じるのか?!
いずれにしても楽しみです!