雨が降らないからハーブを摘むよ、野菜も少しずつ大きくなってるよ。
雨…降りませんね…(>_<) 水やり、ずーーーっと…してないのは…マズイなぁ。 …
昨日は朝市終了後、必死でオクラの種蒔き!
翌日月曜日は雨の予報でしたので、何としてでも終わらせたかったこの作業、オクラ3品種合計10,000粒の種蒔きは…さすがに疲れました、同じ作業の繰り返しで親指の付け根を酷使、めちゃ痛い。
その甲斐あって、月曜日の今日は降雨前までにコリンキーやカレンデュラなど、いくつかの苗の植え付けに、ドライハーブ用にハーブ摘み取りの作業もこなすことができました!
明日楽するために今日がんばる、を毎日繰り返して、いったいどこでキリをつけるのか、遊び・働きのメリハリつけるのが苦手な性分。あ~疲れたバタッ、と寝込むまで動くことが多いのですが、農業は休める時は無理してでも休む!と意識してないと後々に響いてくるので、雨降り始めた月曜日の午後、こうして事務仕事を進めているところです。
数日前の画像ですが、黄色い花はワサビ菜の花。最近は摘み草料理のあの人がよく摘んでいかれます。その隣の畝、もっさり緑の畝。
雑草かと思いきや…
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オレガノなんです!
もうこの場所に居ついて6年ほど?毎年もさもさ。
あとしばらくしたら薄い紫色の花をぶわわっと咲かせてくれます。
何でもそうですが、ハーブは開花期頃が一番香ります。その頃を狙って、乾燥させることができれば質の高い香りのものを保存することができます。
…なかなかタイミングよく乾燥作業に手を回すことができないのですけどね(^_^;)
このオレガノ、あまり香りがしません。一般的にオレガノは日本の風土気候に合わないそうで、本場のものに比べるとどうしても香りが弱くなるそうです。
あぁそうなのか、と思っていますと、
先日あるドライハーブで有名な日本の農園のオレガノをとりよせて試したところ、音吹のものよりも香りが強い。一般的なオレガノ(ワイルドマジョラム)のようです。
う~む、採取時期の問題もある??
ひとまず今日オレガノを採取しましたので、もう一度乾燥させてみます。
実はこの畝のオレガノは根こそぎ片づけてしまおう、と。別の畑にまた新しく植えたので、その香りに期待しよう、と。そう計画しているのですが…さて、どうなるでしょうね。
ちなみに、生でも香りがそこそこ強いグリークオレガノ、というものもあります。野生種から種が選抜されたそうですが、もし新たに植えたオレガノの香りが弱ければ、グリークオレガノ、手に入れて植えてみようかな。どうも段違いの香りだそうですから。
面白いことですねぇ。
でも(よく知らないけど)昔と違って今は海外の種も簡単に手に入るから、日本在来の植物に危険を及ぼしたりしないか、植物防疫所でチェックはなされているようですけど、気にはしておかなきゃいけないことなのでしょうねぇ。
今日は他に開花してしまったセージ(画像手前の紫の花)や、矢車菊・カレンデュラ・チャイブの花なども刈取りました。
セージは一枚一枚を葉を取って乾燥させます。
少しずつ今シーズン新しく乾燥させたものも増えてきましたよ。
ガラス瓶左から、ヨモギ、カレンデュラ、ローズマリー、ドクダミ。
さらに、
画像右はヤグルマギク(コーンフラワー)。左はチャイブ(シブレット)。
ヤグルマギクはドライハーブの彩りにキレイですね。
チャイブは…どうだろう、ドライにしてもしっかりとネギの香りがしますので、ピザやパスタにちらしたりとか?
乾燥、楽しいですねぇ、もっといろいろ挑戦してみたいです…挑戦してるのは妻のミサさんですけど(^_^;)
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音吹の乾燥方法は機械によります。
天日干しは自然に沿った良きイメージですけど…乾燥品質にムラができたり、色落ちが激しく、また大原の場合は盆地のため湿気が多く必要以上に乾燥に時間がかかって結局品質が落ちてしまうためです。
ただし、乾燥の一過程として天日にあてています。
天日干し、すなわち紫外線に当てることで栄養価が増したり新しい栄養素が生み出されたりすることもあり、また見落としがちな虫が天日干し中に逃げて出ていくこともあるからです。色落ちしない程度に、天日・風乾作業を取り入れています。
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今年は昨年少し作った大原の名産品赤ジソをしっかりと乾燥させたものをたくさん作りたいと話しています。
ドライ赤ジソはシングルでも美味しいお茶として飲めます。クエン酸を垂らすとハーブティーの色が鮮やかなピンクに変わってキレイです。楽しみです。そのためには…早く赤ジソ植えないと!!!!
オクラが終わって肩の荷が下りたけど、やりたいことがたくさん出てきて、いやぁたまらぬ。
またね。