雑記20170906
台風の影響なのか、先週の日中はやたらと強い風が吹き荒れる大原でした。風は畑仕事をする時に邪魔でしかありません。そうでなければとても気持ちいいのですけどね。
9月3日の日曜朝市はおやすみいただきました。申し訳ありませんでした。
秋冬に向けて、どうしても種まきしておきたいものがあったり、野菜が少なくなってきていたり、また朝市前夜は大原の八朔祭りがあったり、にて。
五穀豊穣祈願のお祭り、八朔。大原では絣の着物を着た宮座という若衆が菅笠をかぶり、楽器などのない道念音頭に合わせて輪になって緩やかに踊り続けます。昔は真っ暗闇の中で踊られていたそうですが、近年は提灯はもとより電灯のあかりや屋台も賑わい、夜八時から行われるとは言え、見物客に溢れています。
朝市へは来週は出店いたしますので、またよろしくお願いいますね。
種まきしておきたかった野菜、ビーツ。
昨年は発芽したものの、その後のダイコンサルハムシの大量発生により葉が葉脈だけ残して全て食われ全滅という、音吹としては非常に手痛い被害を受けました。なぜ全滅したのかという要因を分析して、そうならないための処置をとったつもりですが、ところがダイコンサルハムシは夏の暑い時期に耕作放棄地のような草ボーボーの畑で避暑する虫で、今年種まきしたビーツの隣には見事な耕作放棄地が在りまして…。秋の涼しい時期には活発化してまたビーツの幼葉を食い散らかすかも…と思うと、気が気でありません。
考えれば考えるほど、農業は一人、一経営体、だけでは成り立たない、地域ぐるみで環境保全に努めて、はじめて良好な物理的防除の形に到達するものなのです。
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草刈りせねば…いかんいかん。