じゃがいも掘り取り完了、犂の威力。

西日本豪雨。

被害を受けた方々のことを思うと無念でなりません。幸いにも大原は大きな被害がなく、日々の暮らしを続けられることに感謝しておりますが、携帯電話からのアラーム連発には常日頃の防災意識を何とかしとかなあかんなと思い知らされました。

何はともあれ…

豪雨後は急激な気温上昇で夏きたーって感じ。汗だくになりながらの農作業が続いています。

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ようやくじゃがいもを掘り切りました。

 

いや、ようやくではない。

昨年は八月まで掘り取りが終わらなかったことを思うと、それなりに早く済ますことができました。

 

 

こいつのおかげ。

クボタ【ベジマスターTA800N】、我が家はこの管理機をマルチャー専用機として使っていましたが、今回じゃがいもを掘るにあたってアタッチメントを購入。

それがこの画像ベジマスターに付けられています犂(すき)。

松山株式会社さんの【松山すきMRシリーズ】

基本的には天地返し、明渠掘り、などへ使用されるようです。

じゃがいも堀り用には【以前の記事】にも載せました掘り取り機を使うほうが良いのですけど、何せ高い。

で、この犂で掘り起こしてしまおうという算段です。(お師匠さんの農園ではこのタイプの犂で掘ってた)

 

結果は…

 

まぁまぁほどほど。

 

約4~5a分ほどで、掘り取りから回収まで、延べ人数11名×10時間ってところか。

収穫量としてはメークイン、アンデスレッド合わせて約1tちょい。規格外品が60kg~100kgってところでしょか。

 

非常に硬く、単純な構造の土壌での栽培。

掘り起こしはかなり力が必要で、三本鋤きでやるより機械を扱う人はしんどいかもしれませんでしたけど。

 

 

規格外品は犂の爪がささったりする、このような傷のものがちょいちょい出ました。

規格外品60~100kgのうち、75%はこの傷。

土壌が軟らかかったならば、もっとスムーズに深耕できたでしょうし、これは栽培圃場のチョイスと栽培期間中の丁寧な草管理でクリアできそうな課題ではあります。

シロザを取り切れずに放置した結果、強烈な根っこが畝に残り、こいつを掘り上げるのに深掘りできなかったという。

何はともあれ、昨年のじゃがいも収穫にかけた時間を詳細に記していないのではっきりと比較はできません。

感覚としては疲労感は多少あるものの手掘りの比ではありませんし、スピードもやっぱり早いように思います。

この犂は新品でも40,000円程度で、中古品ではその十分の一くらいで出品されてたりもするので、小規模生産者には手が出やすいアタッチメントですね!

さ、じゃがいもが終わったから、次は秋冬ニンジンに向けて太陽熱消毒の作業だ!

そろそろオクラも始まるぞ。

オクラの収穫が始まり、合歓の花が咲き始めると、夏が本格到来!と毎年思います。疲れためないようにボチボチやっていきましょうー。

 

 

「おとうちゃん見てー。座禅。」

なんでやねん。



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