雑記20190321

少しずつではありますが、春夏の作付けもはじめています。雨だ雨だどうしよどうしよと焦っていましたが、先日ようやっとジャガイモの植付けも済みました。メークイン、アンデスレッドとド定番の二種。フランス産のジャガイモもいっとき試しましたが、どうも掘り上げた時の収量のガクッと感が悲しくて…。ジャガイモは音吹にとっては自給要素が強いので、やっぱり調理しやすいのが一番ですし、収穫時の満足感を優先させてここ三年はド定番品種のみ作付けしています。

夏野菜は相変わらず何を作付けすればいいのか…しっくりきません。園主が暑さに弱いことをはじめ、まぁ理由は様々ですけど。

そこで、今年は思い切って果菜類の作付けを大幅に減らす予定でいます。種まき、育苗、管理作業にかける時間のわりに利益の少ない果菜類は、うんそうだ、きっと自分には合ってない!!と割り切って大幅減に踏み切ることに。

こう割り切ることにそれなりに葛藤もありました(いやいや、いまだに葛藤しています)が、地域内競合を避けることに意義を見出してきつつあることも大きな理由になってきました。大原の、仲間の農家達は皆果菜類が本当に上手で、ぴかぴかのナスや唐辛子を栽培します。

そして一考。音吹が優先したいことは何だろう。するとですねー…あぁ、やっぱり朝市だなぁ今のところ、と。朝市に並ぶ野菜のラインナップはバラエティ豊かなほうがお客さんが喜ぶよなぁ、そして豊かなラインナップは一農家だけで成し遂げるものでもないよなぁ、と。

非常にシンプルですが、そんなところに着地。

自分ができないところは仲間の農家さんがやってるよ。じゃあ自分しかできないことにもう少し力を入れてみよう。そのほうが結果的に、音吹の経営にも、朝市の盛り上がりにも寄与できるさ!と。

少量多品目農家であることを脱却するつもりはありませんが、少し目線を変えた作付けに力を入れるつもりでいます。

そんなつもりで、栽培計画について練り込みを続けています。うーん、三月ってまだまだ余裕あるから、やりたいことばかり膨らむけど…これが四月五月になって草がどんどん茂ってきたら…野菜がぐんぐん大きく育ってきたら…てんやわんや間違いなし!

毎年のことですが、しばし夢見がちの時期を楽しみながら畑と向き合いたいと思います。



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