安楽寺地蔵縁日、出店します!
朝7時頃からたんたんと雨が降り注ぐ大原です。昨日までの天気予報では木曜、金曜と曇りの予報、土曜日に雨が降ると。この土曜日の雨を狙って作業段取りを組んでいたのですけど、おかげさまで見事段取りが崩れてしまいました、残念。なくなってきた名刺の注文をしたり、メールを返信したり、ゆっくりと事務仕事に勤しんでおります。こんな日もたまにはいいね(^^)
今日は出店のお知らせです。音吹は毎週日曜日6:00~9:00に開催している大原ふれあい朝市への出店をベースに、ごくたまに何となくタイミングが合ったら各地のマルシェなどなどに出店しています。
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安楽寺 地蔵縁日
場所■住蓮山安楽寺 京都市左京区鹿ケ谷御所ノ段町21
日時■10月2日(金)10:00~16:30
毎月2日開催、安楽寺・地蔵縁日、musubi-yaさんからお誘いいただき10月出店させていただきます!
音吹は…実はもうあまり野菜がないのですけど、こんなのを持っていく予定です。
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冬瓜、小粒のじゃがいも、ニンニク、バターナッツ、タマネギなどの貯蔵野菜、
オクラ、万願寺とうがらし、ピーマン、ナス、白ナスなど名残の夏果菜類、
クウシンサイ、ツルムラサキ、二十日大根、間引の大根、各種ハーブ類など、
ドライハーブ類
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地蔵縁日、参加させていただくにあたって、野菜を物々交換でやらせてもらうつもりです!
あなたの何かしら(物でもいいよ!芸でもいいよ!感動するようなお話でもいいよ!何でもいいよ!できればその何かしらについてのあなたのエピソードを聞かせてもらえると嬉しいですよ!)と、音吹の野菜と、交換させてもらえませんか??(※もちろんお金での販売も承りますので、面倒くさいなという方はお気兼ねなく!)
お金はわたしたちの暮らしになくてはならないものではありますが、どうもここのところぼくはお金のことを考えるあまり、心がどんどん貧相になっていっているようです…。もんもんとしておる自分のような人間をよそに、世の中にはお金の価値観、お金がまずありきの思考から導き出される社会の動きへの追従姿勢、ここのところのキナ臭い一連の流れに対して確固たる信念をもって魅力的な暮らしを貫いているたくさんの人たちがいらっしゃいます。実は先日、パタゴニア京都店前のオーガニックマーケット京都に出店させていただきまして、そんな方々とたくさん出会いました。
そこで出会えた方々の空気に触れることで得られる心地よさったら!農に魅力を覚えた頃のそこはかとないウキウキ具合が思い出されました。
30代も半ばになって、自分の身の丈や性分のようなものについては、あぁこりゃどうしようもねーと頑なになってくるものです。
音吹は、農薬や化成肥料を使用せずに育つ野菜を販売して、しかもできるだけたくさん栽培して多くの方に手にとってもらえたら、と専業農家として営農しています。それは自分たちの心地いい暮らしを多少ないがしろにしてでも、たくさん野菜をお届けできる農家であることが、今のところぼくのやりたいこと、だからです。
が!
時には、やっぱりやさぐれることがありまして(^_^;)そんなのってどうなのよ…と、ふと思うわけです。まぁ、それはそれで置いておいて、素敵な魅力的な人たちの、何というかパワーというか、貧しすぎるぼくの心に癒しを与えていただけないものかー!?と。お金に縛られない優しいつながりが得られないものかなぁと、今回の地蔵縁日に誘っていただいたmusubi-ya市さんに提案した次第です。
どんなふうになるのかな、よくわかんない動きになるかもしれません。野菜は旬の名残のものたちばかりです。正直申しますと、状態はどんどん落ちてきています。だけど、種から育てて大きくなっていく姿を見続けていた農家にとっては、まさに今最後の力を振り絞ってる命の最後の輝きを放つ彼らを楽しんでいただければ、何よりです。地蔵縁日ぜひぜひお越しくださいね!お待ちしていますね!
音吹畑 高田潤一朗
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※画像のチラシの横に映ってる絵本は、ウィリアム・パパズ著「タレッシュ」という絵本。毎夜毎夜、絵本なんか読めとせがまれます。いろいろ読みますけど、ウィリアム・パパズの絵がお気に入り、ただ話が長いからいつも読みながら寝てしまいます(^_^;)