10月にご来訪いただきました【BEARD】シェフの原川さん。
日々様々な方からご訪問いただきます。
今年は本当に野菜の出来が良くなくて、にも関わらずおいでくださるのは、ひとえに大原という土地柄。都市近郊で畑をしているありがたみを感じます。
里は今、紅葉が盛り。グラデーションがとても美しいです、大原にぜひぜひおいでください!
さて、少し以前ですが印象に残ったご来訪者さんを紹介させてくださいね。
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東京から、【BEARD】シェフの原川さん。
アリス・ウォーターズのシェパニースで元ヘッドシェフをされていたJeromeさんという方と現在新規店舗の開店に向けて準備中だそうで、その旅すがらお寄りいただきました。(ジェロームさんは腹痛で残念ながら来られずでしたけど(笑)
10月21.22.23日に京都にてポップアップレストランをする、その食材探しも兼ねてのご訪問でした。
繋いでいただいたのは、【volver】のしっしーさん。
何そのオシャレなケータリング!?といつも驚嘆させていただいております。料理ってアートなのだな見てて楽しいなかっこいいな、と。
で、その原川さん、とても穏やかで、ヒゲがインパクト大な方でして、何といいますか本当に素敵な雰囲気をお持ちの方でした。
音吹もとてもお世話になっています、【monk】の名付け親だそうで、しっしーさんとともに当園ご来訪の前に、【monk】今井さんと当園を先んじて見学しておられたという、うお!?案内するとこないやん、どうしよ!?というプチハプニング事態に陥ったのですが…(^_^;)
素敵な方々は素敵な方々とネットワークをお持ちで、そんな方々との畑での会話は濃密で有意義でした。
「あなたは農家として何を目指してますか?」といったような、本質を抉るような質問をしてこられたり、またひとつひとつの食材を愛でるように探しておられたり。
野菜を育てて売って生活する。消費者に食材を供給する。
これが農家の存在理由であると思いますが、なぜ農家でなくてはいけないのか、自らに問いかけ直すような…。
ただ野菜を売る。それで本来何も文句はないものです。
でもその買ってくださる方が、野菜と、野菜の先にいる農家のことにまで気にかけてくれる。
いろいろと考えさせられました。
セージを摘む原川さんとタイムを摘む【monk】今井さん。
しっしーさん、今井さん繋いでくれて、ありがとうございました(^^)