旬報No.13

にわかに春めいてきた今週。天候の様子を見てやるべき作業をこなしつつ、3月1日の音吹食堂(【音吹く処】と銘打ったチーム音吹の出張企画です、良かったら来てね)についてできることを。そんなわけで毎日ドタバタです!

いやー、今思うと、独身の頃は腐敗するほどに時間がありました!それが結婚して夫婦2人になると、独身の頃の自由な時間はどこへやらです。そこに加えて現在我が家にはバカボン1号2号が「ワーギャーワーギャー」わめきちらしております。みなさん通る道なのですな、ここまで育ててくれた両親にはあらためて感謝感謝です。

育児は、面倒くさいなー早く自立してくれよー仕事させてくれよーうっさいわーと思うこともあるのですが、それと同時に愛らしいバカボンたちを見てると、今このご時世に農業という仕事に携わっている意義を、改めて考えることが多くのなるのです。誰のため何のために仕事してるのかな…あぁそうだこいつらやこいつらの様な次世代の人たちに食べてもらえたら何よりだよな…ってさー。

いつだったか、お友達の料理人さん(オーナーさん)が、「実際に料理に時間をかけることができる割合は総労働時間のうち6割もないです、4割は庶務。」的な話をされていらっしゃいました。ここ1年はまさに同じような感覚で仕事をしております。

ぼくたち家族だけが暮らしていくのなら、もっと規模を縮小して、やれることを無理なくやっていく、かんじでいけばじゅうぶん食っていけるだけのノウハウは得たように思います。でも、こうありたい!と思う農の形があって、それはたくさんの人たちに野菜をお届けしたいということなのですが、それを為すためにはぼくたち家族だけでは無理があるから今チームとして動こうとしておるという。

チームとして動くなら、個人での家族での動き方とはまた違う形を模索していかないといけません。今年1年はそんなわけで抱える悩みの質が今までとはまるで違ったものになっており、うむうむ、家族が増えて思う悩み、それすなわち背負うべき責任が増えるがゆえの悩みってのは、けっこうなもんだわなー、と思い知るものなのですな。

いや、楽しいです。大変だけどさ、今のチーム音吹面々にはホントたくさん支えられておりますよ。成長させてくれてありがとう。何言ってるかわかんなくなってきました、雨降りの朝。隣で父ちゃんのウクレレをいじくってるバカボン2号を尻目に今から事務仕事!

あ、旬報13号、できましたー!!

 

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