稲ワラ頂戴、秋冬野菜定植、岩城島から新規就農者くんがご来訪ー!

八月下旬から刈取りが始まった田んぼの稲も、そろそろ終盤戦に突入といったところなのでしょうか。台風や田んぼの足場状況を見て刈取り時期をババッと決めてササっと手早く収穫されていかれます。

皆様はもう新米を食べられましたか?感動的な美味しさですよねぇ。昨冬、満を持して(?)京都での半ひきこもり生活から脱却し地元の田舎へ帰っていった大学時代からの同級生H野くん、音吹にとってなくてはならないスタッフだった彼も実家で実家の田んぼを刈り終えて、その収穫物を贈ってくれました。ありがたいことです、感謝!

お米を栽培していないので、大原の誰それが栽培したお米を食べ比べるのが楽しみで仕方がありません。今年の出来はいかがなものだったのでしょうかねー、大原の新米、食べてみてくださいね!

さて、毎年のことですが音吹ではお世話になっている大原の方々から稲ワラをいただきます。

 

 

台風前や事後のタイミングを狙って刈り取られ、刻まずに置いておいてもらった稲をかき集めて結束、回収!

毎年軽トラ三台分ほどをどうにかこうにか確保して来春までストックします。

これまでは夏野菜の株元に敷く用途は主でしたが、昨年中古の稲ワラ裁断機を購入したことで、育苗用の温床の原料として活用することができるようになりました。

稲ワラって本当に有用な資材です。

お米が肥料が少なくて済むのは刻まれた稲ワラをしっかりと畑にすきこみ、土壌に還元しているからなのでしょうね(^^)素晴らしいー。

作付け時期に回収する段取りをつけるのは結構に骨の折れることではありますが、長期的なスパンで農業は動いています。

一秒一刻を争うビジネス社会の時間のリズムとはまた違った呼吸が必要なのでしょね。

今年はもち米のワラもいただきました。

しめ縄か?!

と、そんな作業も組み入れつつ、作付け仕事は続きます。

 

 

キャベツ類の定植風景。

こちらは黒キャベツ、ゴズィラーナ。

【増田採種場】さんの種。育種・品種開発会社さん。

蜂や人の手による自然に近い形での育種改良を行っておられ、アブラナ科それもキャベツ類に特化されています。

ゴズィラーナは黒キャベツですが、通常のカーボロ・ネロよりも幅広の葉が特徴的な品種。

楽しみやなぁ。

他に芽キャベツやケール、フリルレタスなどを定植しました。植えたと同時に雨降り!

最高やなぁ。

この日は、総勢8名での作業で色々な仕事が進みました、ありがとうー(^^)

うち一名は愛媛県上島町の岩城島で新規就農したH田くん。

一日だけですが研修に来てくれました。島暮らしのいろいろを逆にこちらがアホほど質問してしまい、彼自身の研修?になったのかは全く分かりませんが、こちらはとても楽しいお話を伺うことができました。来てくれてありがとう、H田くん、とても良い時間となりました!

岩城島は国産レモンで有名で、彼も経営の柱としてはレモンを据えて、でも多品目で野菜も栽培して農家としてやっていきたい、とのこと。陸路での交通手段がないので船で行き来するという、内陸京都の人間としては想像できない暮らし!きっと暮らしにかかるひとつひとつが、都会とは比べ物にならないほど濃密で丁寧なのでしょう。

ハイスピードで過ぎ去る時間の流れと全く別の世界の島時間。

そして、回収した稲ワラが半年先にようやく活用されること。

アスファルトを歩き疲れた時に、ふと島行こうか、ふと畑行こうか、人生にそんな選択肢、ひとときがあってもいいじゃないですか。何もないことって、不便かもしれないけど、まぁいいやん、心は満たされるものですよ。そんな場所や人がもっと増えれば、まぁ何とも豊かなことです。

音吹もそんな場所や時間を提供できるようになりたいものです。

と、いうわけで、

9月28日(木)@Prinzの【kyoto farmers market】、久しぶりに出店します。遊びにきてね。その前に、24日(日)の大原朝市もよろしくね!

黄色の唐辛子。

日中気持ちの良い気候が続きます。

昨夕はびっくりのゲリラ豪雨、予想だにしない天気の変化にグヘーとなりながらも、まぁ今年の秋はそれなりにイイ感じに作付けが進んでおります。

10月の中下旬までは天気予報とにらめっこしながら、種まき、苗植えラッシュ。実りが得られるまでもうしばらくかかりますが、農家としては楽しい季節です。

 

 

あんまりにも美しかったのでついついパシャリ。

タカノツメトウガラシは音吹の定番ですが、今年は黄色のホットペッパーも作付けしておりまして、先日収穫。

乾燥作業に向けて実を取り外し、天日干しの第一次乾燥へ。

その後、ある程度日干ししてから、機械で高品質を保ったまましっかりと乾燥させます。

今年は柚子が裏作であまりよろしくありませんので、柚子胡椒はお預けかな。

昨年乾燥させたタカノツメトウガラシの残り分は種だけ取り外して一味唐辛子へと様変わりしそう。

毎年自家採種しているタカノツメ、今年のものは本当に美しくて感動的ですらあります。

万願寺とうがらしやピーマンが早々にダメになってしまいましたが、年々採取しているうちに大原の環境に馴染んできたのか(はたまた畑の環境が良かったのか)、こうしてみると自家採種のキラッと光る可能性に心揺れ動きます。

音吹が目指す生業としてはマッチしにくいけど、理想の農の形のひとつ、自家採種・自然農。惹かれるよねー。

端境期を何とかしたい。

寝心地よすぎる秋の大原、朝晩と日中の寒暖差がめっきり大きくなってきました。これから一雨ごとに秋がより深まっていくのでしょうね。

この秋の端境期を何とかクリアしたいとここ数年考えているのですが、どうにもこうにも良いアイディアが思い付きません。

■まずカボチャ。

夏の間に大量に作付けしてストックをぼんぼん出荷していく作戦は、菌にやられて腐っていくカボチャの多いことに心が折れて諦めました。

■次にサツマイモ。

試験的に植えたサツマイモは一瞬で猪の餌食。獣害をしっかり防ぐことができる環境での栽培をもう一度検討してみるのはありかもしれませんが、大量に栽培した場合の掘り上げる労力の確保、しんどそうやなぁ、じゃがいもでこりごりではある。でもサツマイモはあれば魅力的。

■落花生。

これは今年も栽培中。今年のは肥料やり過ぎた感が。葉が茂るわりには実が少ない。端境期野菜としてはあり。ただ…10月頃までしっかり実らせてからの収穫となるのでその後の作付けが越冬野菜にしぼられます。それはまぁサツマイモも同じか。

■ハヤトウリ。

鬼門。何度植えてもほぼ腐る。仮に腐らなくても端境期から少しずれる晩秋の収穫になるのがな…。

■冬瓜。

あり。ただし大根が出てくるまでが勝負のように思う。今年は塩もみしてサラダで食うという新境地を発見。玉ねぎや大根の代用にとても良い。

■タカノツメ。

先日収穫。抜群の出来で、これから乾燥させていきます!…しかし、待って、これ野菜というより香辛料じゃねーか。

 

 

■生姜。

鬼門。発芽までに手がかけられず、草に埋もれる。植え場所の選定と丁寧な管理を。

■里芋(ズイキとして)。

気がのらない。好きやけど。

 

などなど。

早出しの葉物などはちょっとロスが多すぎて、今年は避けました。生育適温すぎる時期の栽培は作物の生育速度がぶっちぎりすぎて、すぐに花咲くのです。

考えよ。来年は何しよかなーウキウキ。

松ヶ崎スペイン料理La Paellaの畑下さん、御所南イタリアンBiniの中本ご夫妻。

台風18号、各地の被害はいかがでしょうか?

大原では、里の駅大原側の朝市を中止するなどビクビク備えておりましたが、上空通過自体は17日の夜にささっと素早いスピードでした。(お客様におかれましては、大変なご迷惑をお掛けしました。こりずにまたお越しくださることを切に願うばかりです…)

個人的には、おかげさまで、367号線沿いの朝市をゆっくり見て回ることができましたし、実家に寄ったり、誕生日が近い長男君のプレゼントをどうにかこうにかしたり、と畑のある日常とは違う時間を過ごすことができました。

 

 

畑の被害はまぁ予想の範疇、軽微なもので済みましたが、本宅では一部雨漏りが…。

昭和の頃の建築でモルタル壁にクラックができており、8月の台風でコーキングしたものの、また別の箇所のクラックから浸水してきた模様。

定期的なメンテナンスが必要なのか根本的な修復が必要なのか、どちらにしてもめんどくさいなぁと思いながら、台風一過の朝をこうして事務作業して過ごしているわけです。

さてさて…お店の紹介をば。

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先日、北山ウェディングストリートにあるスペイン料理【LA PAELLA】のシェフ畑下さんが畑仕事をお手伝いに来てくださいました。

 

赤い服の麦わら帽子の人…ってルフィじゃないですか。

そのルフィとはこちらが畑始めた、わりと早い時期からのお付き合いで、お仕事の合間にこうして畑仕事をやりに来てくださってます。

長いお付き合いになると、お互いに話す内容にも変化が出てきて面白い。

その時その時の立場や状況、やりたいこと、やりたくないこと、目標、夢、今後の人生設計などなどについて作業しながら話すことが多いのですが、いややっぱり刺激的ですね。

農業は奇妙な生業です。

別の業界の人がちょっと参加して一緒に同じ作業をシェアすることができる。

ぼくのような農家がレストランに行って一緒に作業シェア…は難しいけど、農業なら可能です。

奇妙だよなぁ。

【LA PAELLA】での畑下シェフ、いつも笑顔で人当たりがとても良い、素敵すぎるお人柄!

お店にもそのお人柄が反映されていることでしょう、ぜひぜひ食べに行ってみてくださいね!

 

【LA PAELLA】

〒606-0915 京都市左京区松ヶ崎六ノ坪町5(駐車場:16台有り)
5 Matsugasaki, Rokunotsubo-cho, Sakyo-ku, Kyoto, 606-0915 Japan
Tel:075-707-8989 Fax:075-707-6555
Mail:lapaella@takami-bridal.com

 

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そして、先日スタッフさんが研修に来てくれてた【aca1°】さん提供の音吹慰労会にご招待した【Bini】さん。

長いこと移店に向けて動いておられましたが9月15日にめでたくオープンされまして、それに先立ちましてレセプションと言いますか、生産者や【Bini】建築に関わられた工事関係者の方々をお招きされた会に寄せていただきました。

なんと写真をまともに撮っていなくて、申し訳ない限りなのです…【Bini】の中本夫妻。

 

 

なぜその変顔で…(^_^;)

隠れ家レストランな立ち位置を守って、お客さんがくつろいで食べられる空間を何より大切にされているお二人。控えめでとても優しく、音吹もいつも癒されております。いつだったかの結婚記念日に寄せてもらって以来、大ファンです!

御所南に位置する新店は、町中なのにとても静かで、厨房を挟んでカウンターとテーブル席が分離しており、そのアプローチも主張しすぎないお二人のお人柄が現れていて素敵!

自家製グリッシーニはBiniの定番!

ぜひぜひ行ってみてくださいねー!

 

【Bini】

〒604-0871 京都市中京区東洞院通丸太町下る445-1

Tel : 075-203-6668

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では今日はこのへんで。

またね。

9月17日朝市は中止。

速報!

9月17日(日)大原ふれあい朝市(里の駅大原の朝市)は台風接近のため中止となりました。

台風の進路や速度次第では「できるやん!?何で休むの?!」となる可能性もありそうですが、風でタープが飛んでくような、万が一の事故などを考慮した上での決定です。

毎週お越しくださるお客様をはじめご来訪予定のお客様には大変申し訳ありませんが、何卒ご理解賜ります様、よろしくお願い申し上げます。

ちなみに里の駅大原は開店しておりますので、よろしくどうぞー、きっと朝市に出せなかった出店者たちもこぞって里の駅大原に出品するはずですよーお待ちしています(^^)/

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例年どおり、9月は夏野菜が終盤を迎え、秋冬野菜の準備に取り掛かるため、野菜の少ない、いわゆる端境期です。毎週のように、大原朝市に来てくださるお客様に、「野菜が少なくて申し訳ありません」と謝り倒しています。

ずっと通ってくださるお客様は「そやなー端境期やなーしゃあないなー」とご承知の様子。…めんぼくないです。

露地野菜中心の自給農村では収穫時期のズラシもそうズレ幅を大きくすることできず、旬の野菜は美味しいものの、常日頃野菜がそろっている、というわけにはいきません。スーパーや市場に行けば、いくらでも野菜は揃う。真夏に大根やキャベツもあります、真冬にキュウリも揃います。ところが、当たり前のように安定して野菜が揃う、というのは、産地の農家さんが尋常でない努力をされた結果なのですね。

では大原の強みって何なのでしょうね。

…うん。

自然の摂理に沿った旬の野菜を食べられることはもちろんなのですが、端境期の事情も、旬の野菜が大量にわさわさ出てくる事情も、何もかんも全て農家の日常で、その農家の日常を非農家のお客様と共有できること、これが一番の強みなのでは、と最近では思っています。

安定供給できるほど大きな圃場もなく、高い技術力もない大原の農家たちの野菜を気に行ってくださるのは、たとえばレストランであれば、「その日採れたものをその日のメニューに取り入れる、野菜が入らなければ入らないなりに何か工夫される」、そのようなところが多いように思います。

安定して同じメニューを出し続けるレストランの魅力もあれば、そうでないレストランの魅力ももちろんたくさんある。農家も同じですね。

とは言え、端境期でないんですごめんなさい!と胡坐をかいているだけではダメですね(T_T)

できる限り、端境期にも何らかの野菜を出品できるように、何か考えて努力していく。きっとまだまだまだまだ改善の余地はあるはず!!

よし、今日もがんばりましょう。またね。

にんじんを再度種まき、ビーツ発芽。

8月20日、ニンジンの種を蒔きましたが、今年の8月後半は雨が少なかった…、いや今年も少なかった、ですね。

ニンジンの種と雨がどう関係してるのかという話ですが、ニンジンは発芽に至るまで一週間から二週間かかる野菜です。その間、水を切らしてしまうと発芽率が大きく減少してしまうのです。

なので、種を蒔いてから発芽するまでの期間は、雨が降ったらホッとしますし、降らなければガクッときて水やりをします。

今年はほとんど降らなかったので毎日、水やり。

音吹にとってニンジンは冬の生命線のひとつ、今年は一反五畝ほどの面積に播種しました。本当はもっとたくさん種蒔きしたいのですが、音吹は手灌水(噴水みたいな灌水チューブを使わずにホースを手でもって直接水やりする)しますので、この面積が限界。

毎日2~3時間を水やりに要しました。

…が!!

発芽率が今一つ!?

ひー、マジか。

某大手種苗さんの約700円350粒の紅色のニンジン、50袋分が!飛んだー…(T_T)

なんてことは実は農家にはよくある話で、種のロスは毎年のように起こります。そして凹みます。このロスを最小限に抑えるために皆がんばるわけですけど、今回のニンジンのように天候如何で発芽率に大きな変動が出る野菜(もしくは労働時間の変動、水やりにかかる労働時間もタダじゃないからな…)は…まぁなかなか安定しないですねぇ。

 

くっそ凹んだ後は、えいや!と蒔き直し。

発芽したものも、まだこれから発芽するかもしれない土中の種もあるかもしれません。

ところが…

そんな不確定要素の大き過ぎるものを期待してたらニンジンの栽培適期が過ぎ去ってしまいます。

特に秋冬は、今でこそまだ暑いものの、今種を蒔き生育していく野菜たちはどんどん涼やかになっていく季節の中で、収穫に適したサイズにまで育ってくれねばなりません。

ニンジンの種まきも遅すぎると大きくなりませんから…。

様々な状況から、そんな身を切られるような判断を作付け時期にはビシバシ下しているわけですね。

やっぱり農業はシビアです、投資したお金が全て計算通りに回収されるとは限らない。

どんなビジネスでもそうなのでしょうけど、人智を超えた天候には…敵いません。

仕方なし。

 

 

逆に、こちらはビーツ。

こちらも発芽が難しい野菜ですが、浸水させて、やや発根した種を、まさかのマルチに手蒔き、約一反分。

おおよそ15000穴に、皆でひとつひとつ、一粒一粒手蒔きしました。

種を水に浸すと播種機が使えませんからね。(※播種機とは上記画像の赤い手押しの機械。ポロポロと一定間隔で種が落ちる仕組みとなっています)

先週、朝市を休んでまで種まきをしたのは、ビーツ播種後に予報されてた雨を待っていたからで、まぁ馬鹿みたいに種まきには時間がかかってしまいましたが、予報どおりに雨も降り、おかげさまで発芽はまずまずです。

ビーツのみならず、第一弾の菊菜やレタス、パクチーも植えることができました。

そして、また一週間の天気予報とにらめっこ。

この10日日曜日には種まきを。それ以降、来週の月火と雨が降る様子なのです。

9月は長期予報としては残暑厳しい様子ですが、他にも蒔きたい種や植えたい苗がいっぱいありますので、計画していたよりも少しばかり早いですが、大根類の種まきをしてしまおうと考えています。

土の状態、野菜の旬を考慮するとベストなタイミングではないかもしれない。ですが、同時に、この雨を逃してしまったら畑が乾くまで2~3日、次の雨を期待してたらさらに数日、雨は期待せずに水やりするなら余計な労働…このあたりの事情をぜーんぶひっくるめて、いつ種まきする?苗植える?と頭を悩ませます。

昔、お師匠さんが作付けシーズンには頭が痛い頭が痛いとずっとぼやいてたな…。当時は、そんなこと言っても降る時は降るし仕方ないし、その時その時考えるしかないやん…と思ってたものですが、いえいえ、いざ自営し始めると、見えてくる計画の一から十までを念頭に置いた上で事細かに行動してた中に天候の不安定さがのっかかってくると…こら頭が痛くなるものだ…と改めて思います。

リアルに体験してきた人の言葉は重みがあって厚い。

身をもって体験してない人の、どっからか拾ってきたような話は薄っぺらくてつまらない。

そして、重たい言葉も、受け入れることができるタイミングや納得いく時期、あるいは経験値が必要なのですねぇ。

 

 

これは半夏生の頃に蒔いたインゲン。

大原では半夏生の頃までに最後のキュウリや豆の種を蒔く、とのこと。

ずーっとずーっと長いこと、じいさんやばあさんがその子に伝えて、そしてまたその子がじいさんやばあさんになって、また子に伝えて、引き継がれていった農作業の経験値。

知識を引き継いで、そして実際にやってみて結果を受け入れて、はじめて、身につくものなのでしょう。

本当に、無駄の多い生業です、そしてだからこそ楽しいのだとも思います(^^)

雑記20170906

台風の影響なのか、先週の日中はやたらと強い風が吹き荒れる大原でした。風は畑仕事をする時に邪魔でしかありません。そうでなければとても気持ちいいのですけどね。

9月3日の日曜朝市はおやすみいただきました。申し訳ありませんでした。

秋冬に向けて、どうしても種まきしておきたいものがあったり、野菜が少なくなってきていたり、また朝市前夜は大原の八朔祭りがあったり、にて。

五穀豊穣祈願のお祭り、八朔。大原では絣の着物を着た宮座という若衆が菅笠をかぶり、楽器などのない道念音頭に合わせて輪になって緩やかに踊り続けます。昔は真っ暗闇の中で踊られていたそうですが、近年は提灯はもとより電灯のあかりや屋台も賑わい、夜八時から行われるとは言え、見物客に溢れています。

朝市へは来週は出店いたしますので、またよろしくお願いいますね。

種まきしておきたかった野菜、ビーツ。

昨年は発芽したものの、その後のダイコンサルハムシの大量発生により葉が葉脈だけ残して全て食われ全滅という、音吹としては非常に手痛い被害を受けました。なぜ全滅したのかという要因を分析して、そうならないための処置をとったつもりですが、ところがダイコンサルハムシは夏の暑い時期に耕作放棄地のような草ボーボーの畑で避暑する虫で、今年種まきしたビーツの隣には見事な耕作放棄地が在りまして…。秋の涼しい時期には活発化してまたビーツの幼葉を食い散らかすかも…と思うと、気が気でありません。

考えれば考えるほど、農業は一人、一経営体、だけでは成り立たない、地域ぐるみで環境保全に努めて、はじめて良好な物理的防除の形に到達するものなのです。

草刈りせねば…いかんいかん。