秋冬種まき最終局面というお話。理屈ではない、というお話。
4日日曜日は大原の運動会がありました。残念ながらぼくは秋冬種まき最後の追い込み作業で、朝市出店後からそのまま畑仕事。秋晴れの天高く、運動会の元気の良いアナウンスや歓声を遠くに聴きながら土にまみれておりました。
——そしたらX Japanの紅が流れてきて、なんだこれ!と吹きだしました。ちょいちょい流れてくるBGMに気をかけてるとプッと絶妙に笑えるものばかりでして。参加していた妻に聞くと、紅は三回も流れて爆笑した、とのこと、センいいなぁ(笑)—–という余談。
トラクターにのりたくる種まきシーズンも最終局面に突入しています。
さて、この写真、長男撮影。
畑仕事に連れていくと走り回ります。最近はカエルや虫も怖がらず(以前は怖くて触ったり出来なかったのです)、捕まえては水がたまってる桶なんかの中に投入したり、を飽きずに繰り返したりすることも。
とは言え一人遊びだと、そのうち飽いてきます。一緒に遊んでくれーとせがむのですけど、ゆっくり遊んでもやれないからカメラを渡して放置!
気がつくと、彼の視点でとらえた面白いモノがたくさんデータに残っています。
ほんの小さな場所でも、こどもにとっては無現に広がるとてつもなく大きな世界。彼の感性では畑がどのように見えているのだろう。
願わくば、四季の移ろいや生き物の息遣い、草花の生育の様子に、里山に流れる音。そんなのの機微を敏感にキャッチできる感性豊かな人間になってほしいと思うけど…忙しいからとカメラ渡して放置してるようじゃダメですね(^_^;)
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先日は、物々交換をテーマに安楽寺・地蔵縁日出店させていただきました。会場となった安楽寺は鹿ケ谷、奥まった山際に所在する決して大きくはないお寺ですが、美しく整備された庭、オシャレなカフェのような雰囲気の良い建屋。各々ファンを持つ魅力的な出店者の皆さまのお力でしょうか、平日だというのにたくさんのお客さま、いらしてました。
物々交換は大々的に告知していたわけではなかったけど、ちょいちょいお声掛けいただきましたよ(^^)v
草木染めの靴下、手袋、自作のポストカード、ヘチマタワシ、こども用のパーカー、パン、手作り食材、珈琲、お酒などなど、嬉しいものいっぱい!関わってくれた皆さま、ほんとにありがとうございました!お手伝いしてくれたり、気にかけて寄ってくれた友人、ほんとにお久しぶりの再会も、いい機会でした。またいつかどこかでやりますね。
こうした完成されたコミュニティのマーケットに参加するたびに思うのですが、思考・志向・雰囲気が近しい人が集まるものです。そりゃそうですよね。とても居心地がいい。
反面、待てよ…オレが野菜を食べてほしいのはドンキでたむろってるような暴論吐けばDQNみたいな人たちじゃねぇのか?、と思うこともあります。有機野菜に関心がある人に食べてもらうのはもちろん嬉しいありがたいことなのですよ。だけどそうじゃない人に訴えかけたいがために、今農業してるんじゃなかったか?と。
有機野菜?そんな宗教じみた野菜いらねーよ高いしよ!!みたいな人に、まぁこのキレイなミテクレでこの値段なら買うよ!って手にしてもらって、そして食べてみてもらって、うめーじゃねーか、これが有機野菜ってやつか、やるじゃねーか!って理屈抜きで感動してもらえるような。それが理想なのですけど。そして、その有機農、自然農が内包している様々な理念であったり大切にしてることに、何となく目を向けるキッカケとなれば、という。
あかん。
言葉で書くと理屈っぽくなるねんな、上手に伝えるのって難しいな(^_^;)いろいろと、他に書きたいことたくさんありましたが、頭の中で整理して推敲してるうちにそろそろ夜明けが近く、時間がなくなってきました(苦笑)
もうやめよ、畑行こ!また書きます。最後に…
地蔵縁日、出店されていた、おんらく市場キヨシさんのブース。ひょうたんスピーカーがとてもいい雰囲気でした。
最近では錦林盆踊りの復活の取組に関わっておられたり。
何かやろうよ!って声掛けた時に盆踊りだと皆の食い付きがいいのよ!って仰ってました。
やっぱり理屈じゃないんだよなぁ(^^)/またね!